三条会「ひかりごけ」

◎歴史と作品の「分からなさ」を引き受ける 7年間の進化から浮かぶ表現
 志賀亮史(「百景社」主宰)

 5月3、4日栃木県那須町で行われた「なぱふぇす2008」で三条会「ひかりごけ」を観た。三条会が「ひかりごけ」を上演するのは、この「なぱふぇす2008」で10回目である。そして私が「ひかりごけ」を観るのも10回目。実を言うと、私は運のよいことに10回すべてのバージョンを観ているのである。ただまあ、正確に言うと海外公演(中国、韓国、台湾)はさすがに現地では観ていない。稽古場で観させてもらったのではあるが。

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