ポツドール「激情」

 ポツドールはラブホテルで行為にまでいたるまでのカップルの風景とか、AVを必死で撮ろうとする男集団の話だとかをセミドキュメントスタイルでほとんど役者のリアルというか状況そのままで見せると話題になった演劇ユニット。30’s SubCulture Blog  が6月公演「激情」を取り上げました6月23-29日、下北沢駅前劇場)。「とにかく後味が異常に悪い」「その居心地の悪さはカーテンコールまで観客全員をひきづり、誰も拍手無し」「でも客先は大入り満席。みなひきづられているわけである。そのダークサイドに…」。最近こんな傾向の舞台がいくつか話題に上ります。


汎マイム工房・黙戯「物置小屋のドン・キホーテ」ファイナル公演

「演出家・演劇批評家・ワークショップデザイナー、ついでにさすらいの非常勤講師」と自己紹介している大岡淳さんの「反資本主義日記」は、知る人ぞ知る人気ブログサイト。7月18日のページで、東京・氷川台のスタジオP.A.Cで行われた汎マイム工房・黙戯「物置小屋のドン・キホーテ」ファイナル公演を取り上げています。「マイムという表現形式と日本的な生活情緒の間でうまくバランスをとり、泥臭い人生の哀歓を表現した名人芸」と最後の公演を惜しんでいました。


CATプロデュース「偶然の男」

「ほぼ観劇日記」が CATプロデュース「偶然の男」を取り上げています(2004/7/21、スフィアメックス)。「長塚京三とキムラ緑子の出演で、鈴木勝秀の演出による、翻訳戯曲(多分フランスなんでしょうか)の上演」「こうした海外戯曲作品を見ていると、外国人はとにかくおしゃべりで、一人でいっぱいしゃべるのだなと感じました」。同感です。言葉がほとんどすべてのような台本が多い気がします。


スロウライダー 「ホームラン」

「芝居にはまった会社員」かわひ_さんのblog「休むに似たり。」が、スロウライダー第9回公演「ホームラン」(王子小劇場、7.23 – 7.27 )を取り上げ、「合わせ鏡の向こう側に行ってしまうような瞬間のドキドキが印象的」など初見の印象をまとめています。
「最新の『岡村日記』 」ページは7月24日のページで、内部情報を交えながら「ホームラン」公演を紹介し、「今回が4回目の公演。そろそろ次が正念場。勝負のときではないか」と迫っています。


燐光群「私たちの戦争」

燐光群「私たちの戦争」(ザ・スズナリ、7月14日-8月4日)は、坂手洋二が点描する「戦時下」ニッポンの風景です。ミュージカル『ナイン』でトニー賞を受賞したマリオ・フラッティが書いたイラク戦争帰還兵の物語に加え、渡辺修孝が体験した戦場イラクでの「誘拐」、反戦落書きで逮捕された事件などがミックスされています。「大学教員」のtokunagaさんが自分のblogでこの舞台について「燐光群「私たちの戦争」を観た。何度も腹を抱えて笑った。そして、ちょっと泣いた。」というタイトルで書いています。「しのぶの演劇レビュー」もこの作品を詳細に紹介しています。


バカバッドギター「伝染するラプンツェル」

 鈴木麻那美さんのblog「うたうた」で、劇団バカバッドギター第7回公演「伝染するラプンツェル」(7月23-25日、新宿 タイニイアリス)をとりあげています。「ダークなどろどろシリアスホラーと思って恐いもの見たさで観に行く。 予想は見事にはずれ、想像してない軽ーいノリ…(中略)笑わせて油断させた後、緊張感チラリ」などと軽いノリで書いています。


双数姉妹「ファンシー」

双数姉妹の「ファンシー-スグルとマナブと奇抜な父と」公演が7月1-11日、東京新宿のシアタートップスで開かれました。R倶楽部の「お芝居感想のページ(今)」で、この公演について「劇評」が掲載されています。総数姉妹の舞台をかなりみているようで、「双数姉妹の新しい円熟期の始まりを感じた」と結んでいます。


THE・ガジラ「国粋主義者のための戦争寓話」

 「No hay banda」サイトが5月に行われた演劇企画集団THE・ガジラ「国粋主義者のための戦争寓話」(東京・ベニサンピット)について、次のように書いています。 「…演じられるのは敗戦の瀬戸際に追い詰められたなかでの近代と土俗のせめぎあいだ。軍に代表される近代とムラに代表される土俗の越えがたい溝。戦争の目的と手段を取り違えての迷走の行き着いた果ての男たちのぶつかり合いがこの国の末期症状として繰り広げられる…」。以下、全文です。


椿組「一天地六」

blogサイト「おかめの客席日記」で、椿組の公演「一天地六-幕末新宿遊侠伝」を取り上げています。古典芸能中心の記事が多いなかで、新宿の花園神社境内で開かれたこの野外劇が目に付きました。「これからは仕事が忙しくなり、ネタも不足してくると思うので、月・水・金・土の定期更新をめざして続けていくつもり」だそうです。無理せず、長続きしてほしいと思います。


ポかリン記憶舎『煙の行方 煙ノ行方』

高野しのぶさんのblog「演劇レビュー」がポかリン記憶舎『煙の行方 煙ノ行方』」を取り上げています。(07/14-25 駒場アゴラ劇場)
「明神慈さんが作・演出をする劇団です。“地上3cmに浮かぶ楽園”をキャッチコピーに、日本の美男・美女によるたおやかな空間を作り出されています」。以下、全文です。