青島レコード「ぼくにとどけきみのうたごえ」

 「スタイリッシュに、どこでもない世界を構築する青島レコードの新作。何処でもない世界でありながら、今作は透け見える現実世界へのリンク」と書き出したのは「休むに似たり。」サイトの「かわひ_」さん。「イデオロギーの強い、好みの別れる芝居かも知れません。が、あたしは語られていることはよくわかるし、好きな芝居」「嫌なこと痛いことを避けるためには考えることを止めてはいけないという強烈なメッセージは、ずしりと響きます」とまとめています。

“青島レコード「ぼくにとどけきみのうたごえ」” の続きを読む


G2プロデュース「キャンディーズ」

 小劇場の人気俳優を集め、独自のプロデュース公演を開いてきたG2プロデュース。その最新公演「キャンディーズ」が東京、福岡、大阪で開かれました。「福岡演劇の今」サイトの薙野信喜さんは「仕事と恋―命を賭けるほどに大事なものがふたつ、ひとりの中で同じ時にガチンコでぶつかる。恋の喜びが勝つが、そのことの代償は大きい。G2の純愛物語は、けっこう苦い」と述べています。
 G2プロデュースのWebサイトによると、物語は次のような設定で始まります。

“G2プロデュース「キャンディーズ」” の続きを読む


能劇「姥捨-OBASUTE-」

 名古屋の小劇場演劇の様子をウオッチするとき、「しおこんぶ」さんの「観劇の日々」サイトは欠かせません。最近、能劇「姥捨-OBASUTE-」公演を取り上げ、「日本的な侘び寂びを強く感じる良質の舞台でした。引き際の美しさとでもいうのでしょうか、万物の霊長たる人としての誇りや叡智があり、積み重ねられた落ち着きによって融和されていく、理想の年寄り像がそこにあった気がします」と評価していました。

“能劇「姥捨-OBASUTE-」” の続きを読む


劇団、本谷有希子「乱暴と待機」

 「劇団、本谷有希子」の第9回公演「乱暴と待機」が新宿シアターモリエールで開かれました(4月8日-17日)。自分の名前を劇団名にする1979年7月生まれの23歳。第7回公演の「石川県伍参市」が岸田國士戯曲賞の候補作になり、「ユリイカ」「新潮」などにエッセーや小説を執筆。この4月からニッポン放送「オールナイトニッポン」のパーソナリティーも務め、小説「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」(04年12月「群像」掲載)が三島由紀夫賞の候補作になるなど、いま注目の作家です。ネット上に公演レビューも数多く掲載されています。

“劇団、本谷有希子「乱暴と待機」” の続きを読む


劇団上田「上田展[Spring]」

 第18回パルテノン多摩小劇場フェスティバル2005が始まり、参加5劇団のトップを切って劇団上田「上田展[Spring]」公演が4月22日に開かれました。
 「デジログからあなろぐ」サイトの「吉俊」さんはまず、冒頭のシーンに引きつけられたようです。

“劇団上田「上田展[Spring]」” の続きを読む


ポツドール「愛の渦」

 話題の「ポツドール」が新宿シアタートップスで、新作「愛の渦」を上演しています(4月20日-27日)。どんな物語かというと、「『心底スケベな男女数人が1室に集まって、朝まで好きなだけやる』という、羨ましい衝撃的なストーリー」(NO BUFFET,NO LIFE)「内容としては乱交パーティです。とは言えエロよりむしろ笑いの要素が相当の量」(キミテル日記)だそうです。

“ポツドール「愛の渦」” の続きを読む


メタリック農家「尼」

 メタリック農家「尼」公演が下北沢 OFF・OFFシアターで開かれました(4月8日-12日)。週末は劇場通いという「休むに似たり。」サイトの「かわひ_ 」さんは「メタリック農家の骨太で「堪える芝居」。物語多少ごちゃつきますが飽きずに見られる1h30」と述べています。

“メタリック農家「尼」” の続きを読む


流山児★事務所「High Life ハイ・ライフ」

 カナダの劇作家リー・マクドゥーガルの原作、吉原豊司の翻訳を、流山児祥が演出した舞台。2001年に開かれたカナダ現代演劇祭で作家と翻訳家を迎えて本邦初上演。2003年12月に再演。今回は国内ツアーで札幌・名古屋・大阪公演が開かれました。
名古屋公演をみた「観劇の日々」サイトの「しおこんぶ」さんは「生きること、それ自体の麻薬性を感じることができる舞台でした。個人的にはスッゲー面白かった。お勧め度9(10段階)」と絶賛しています。

“流山児★事務所「High Life ハイ・ライフ」” の続きを読む


アーノルド・ウェスカー作、蜷川幸雄演出「KITCHEN キッチン」

 アーノルド・ウェスカー作、蜷川幸雄演出「KITCHEN キッチン」公演が東京・渋谷のシアターコクーンで開かれています(4月5日-24日)。コクーンのWebサイトで「1959年ロンドンで初演以降、世界22ヶ国、53都市で上演されてきたイギリス現代演劇の傑作です。物語りの舞台はロンドンのレストランの厨房(だけ!)。シアターコクーンの場内中央に仮設の舞台を設置、客席で厨房を挟む形で物語りが進んでいきます」と書かれている通り、「労働現場」としての厨房(調理場)が圧倒的な迫力で迫ってきたようです。

“アーノルド・ウェスカー作、蜷川幸雄演出「KITCHEN キッチン」” の続きを読む


うずめ劇場「ねずみ狩り」

「あの“いまわのきわ”から3年、衝撃の問題作、日本初公開!」というコピーで上演されたうずめ劇場第16回公演『ねずみ狩り』は、オーストリアの劇作家ペーター・トゥリーニの出世作。1971年にウイーンで初演され、非難と賛辞が半ばする曰く付きの作品とのことでした。「いまわのきわ」という優れた作品を紹介した鑑識眼を信頼して劇場に足を運んだ人は少なくなかったに違いありませんが、3月初めの福岡を皮切りに、北九州(3月10日-13日)、東京(4月15日-17日)、そして名古屋(4月22日-24日)という国内ツアーの実際はどうだったのでしょうか-。皮切りの福岡公演をみた「福岡演劇の今」サイトの薙野信喜さんは「演出の力はどこに行ってしまったのだろうか」として次のように述べています。

“うずめ劇場「ねずみ狩り」” の続きを読む