二兎社 『 歌わせたい男たち 』

最初に書き下ろした劇評からの脱皮を何度も試みた。くり返せばくり返すほど、戯曲に引きずられる運動から逃れられなくなった。今が潮時と妥協して、脱稿することにした。

●〝もしも〟この劇評に興味を抱いたなら…
 観劇前に読むことは勧めません。観劇後に読んで、見方がどう違うのか、比較していただけると、幸いです。さらに、その結果を「コメント」していただけると、お互いにとって、批評眼を鍛えることになるかと想います。欲ばりではありますが。。。

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劇団桟敷童子「風来坊雷神屋敷」

●上演時間・・・約1時間50分
●観客数・・・・・約150人
●放水量・・・・・(推定)10トン超
●可動面積・・・(推定)100平方メートル超

(以下、公演の舞台装置や演出手法について具体的に言及していますので、これから観劇予定のかたはご注意ください。)

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Uフィールド「森の奥へ―カフカ『審判』より―」

今年(2005年)の3月に客演した劇団の新作でした。

知人ばかりの舞台は「駄作だったらどうしよう」といつも思うのですが、
今回はその心配は完全に取り越し苦労でした。

確かな演技と斬新な構成・演出で、今のところ個人的にはこれが今年のベストワンです。
どこに出してもどこでやっても恥ずかしくない作品。
必見。

おはしょり稽古より「おもしろくて、胸が詰まる」


アートネットワーク・ジャパン+Ord-d.dプロデュース「サーカス物語」

アートネットワーク・ジャパンの運営する廃校利用の稽古場「にしすがも創造舎」での「にしすがも創造舎演劇上演プロジェクトvol.1」として、ミヒャエル・エンデ作の「サーカス物語」が上演されました(10月7日〜10日)。演出はOrd-d.dの倉迫康史さん。元中学校の体育館に足場を組んで上下左右に空間的広がりのある舞台を作っていました。客席も丸く横に広がりのある設置。サーカス小屋を模したということでしょうか。

アートネットワーク・ジャパン+Ord-d.dプロデュース『サーカス物語』


ギンギラ太陽’s「翼をくださいっ! さらばYS-11」

福岡を中心に活動する劇団、ギンギラ太陽’sがPARCO劇場で公演しました(10月7日〜10日)。地方の小劇場系と思われる劇団がいきなりPARCO進出というのは異例だと思います。普段は九州地方でしか活動していなかったようで、初見の劇団となりました。「かぶりもの」が特徴のようですが、単なるおふざけではなく、完成度の高い作品を見せてくれたと思います。「デジログからあなろぐ」さんもご覧になっているようです(執筆者なのに勝手にリンクごめんなさい。)。

ギンギラ太陽’s『翼をくださいっ! さらばYS-11』


シス・カンパニー「エドモンド」

 シス・カンパニー公演「エドモンド」公演が東京・青山円形劇場で開かれました(8月19日-9月13日)。取り上げたのは、米国の劇作家デヴィット・マメットの原作。演出は、いま脂の乗っている長塚圭史。小泉今日子やテレビ番組「トリビアの泉」で人気の八嶋智人らも出演するので話題になりました。

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