連載「芸術創造環境のいま-小劇場の現場から」第9回

 松島規さん(あうるすぽっと 支配人)、小沼知子さん(同プロデューサー・広報担当)
◎人を再生させる力を持つ演劇の役割を求めたい

 東京・池袋の「あうるすぽっと」(豊島区立舞台芸術交流センター)は、都内で舞台芸術中心の活動を展開している数少ない公共劇場です。しかも高層ビルの中にある都市型劇場でもあります。3年前にオープンしてから、ストレートプレイを中心にしながら、先端的実験的パフォーマンスも大胆に取り入れたプログラムが評判を呼んでいます。いま舞台芸術の創造環境をどう考え、どのような方向を打ち出して活動しているか、また芸術監督制や劇場法などについて、率直なお話を聞かせてもらいました。(編集部)

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【レクチャー三昧】(2011年5月)

◎何のために学んできたのか

 今まで、こんなに沢山の舞台を観いろんなレクチャーを受けてきたというのに、わたしは何ひとつ、想像力を養うことも知覚を拡げることも思考を深めることもしてこなかったのではないか、と、あの未曾有の事態に直面して思いました。でも生きている限り絶望はしますまい。
【レクチャー三昧】、続けてゆきます。引き続きご贔屓のほど、よろしくお願い申し上げます。(高橋楓)
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