「特別寄稿」の記事を10件ずつ表示します。
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◎「つぶやき」から二週間で公演 興奮と喧騒
カトリヒデトシ
終演後、観客にも大入袋が配られ打ち上げとなった。興奮の余韻を噛みしめつつ賑やかに歓談に移った。そんな中、風琴工房の詩森ろばさんが脚立を持ち出して、照明を外し始めた。いつものようにチュニック・ジーパン姿の女性らしい姿である。確かに打ち上げと平行してバラしを行うとアナウンスがあったが演出助手とはいえベテランが黙々と働いているのは、まぶしかった。制作総指揮の松本隆志とその勇姿を見上げつつ、「すごい状況だね」「ほんとですね」「申し訳ないようだが、こういうイベントだったんだよね」「まさにそうですよね」という会話をした。
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2010/07/02 13:01 編集部 |
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◎暗闇で感じる「日常からの自由」
カトリヒデトシ
どこまでも上空が開かれている感覚。この空間には終わりがないのかもしれないと感じさせる。
広々としたところにいる「畏れ」よりも、満たされていく解放感への戸惑いだった。
…おかしいな。ここはビルの地下のはずなのに。
私が暗闇の中で感じていたのは、そういった虚空へ自分が開かれていくような開放感であった。
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2010/06/17 15:14 編集部 |
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◎犬吠埼灯台の霧笛舎と共演 6月に東京公演も
カトリヒデトシ
太古の恐竜の咆哮がカマボコ型の天井に跳ね返り、楼内に響く。その力、その哀切にこちらの琴線がかき鳴らされる。
音響的に「返し」がどうとか全く関係ない。すばらしい残響とは無縁でもその生の声による余韻こそ、今、ここでしか見られない演劇の醍醐味を確かに体感させてくれる。
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2010/05/30 09:53 編集部 |
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◎シンポジウムと四劇団の公演について
カトリヒデトシ
(この記事は184号に掲載された「千種セレクション」報告(
前編) の続きです)
水牛編集長にメルマガで取り上げていただいたが、少し説明を補足したい、年間400本ほど観劇をしているが、当然のこと全てを見るにはほど遠い。「全国の演劇」をとても把握できるわけではない。しかし東京が演劇の中心とも思わない。できるなら地方の状況や取り組みにも触れたいと願っている。そこで昨年から注目する団体の東京外公演を見にいこうと取り組み始めた。昨年は、ハイバイ名古屋、北九州公演、東京デスロック青森公演、第七劇場北海道公演、チェルフィッチュ伊丹公演、柿喰う客名古屋、三重公演などである。普段東京で見ている団体が異なる場所、異なる空間で行う公演を見るだけでなく、その劇場がある地域の様子や演劇状況をできるだけ見聞することによって、地域の演劇の状況をすこしずつ知ることができればと思っている。
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2010/04/27 22:48 編集部 |
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◎充実したワークショップやディスカッション
カトリヒデトシ
昨年から、時折名古屋や三重、関西方面へ芝居を見に行くようになった。
今回は名古屋で1月から2月にかけて行われた、千種文化小劇場の自主企画「千種セレクション」に通った。その報告をしたい。
「千種セレクション」を企画した、千種文化小劇場は「ちくさ座」という全国的に見ても特筆すべきすばらしい円形劇場をもつ施設である。251席という適度なキャパシティで、駐車場や練習室もある。八角形の舞台面の周りに最大9面の客席が設置可能で、各ブロック5段の固定の客席が組まれている。高低差があるため、実に見やすい環境である。
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2010/04/02 23:49 編集部 |
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◎小劇場に「世界」立ち上がらせた杉原演出
カトリヒデトシ
3時間50分、第3幕、ラスト。
寝台上で瀕死のプライアー(田中佑弥)が天上からの「何か」の訪れにおびえる。ベッドも部屋も軋み始める。
教会を批判し、性の解放をうたうオルフのカルミナ・ブラーナ第24曲「アヴェ」、第25曲「おお、運命の女神よ」という荘重な音楽が大音量でながれる。
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2009/10/29 22:29 編集部 |
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◎コミュニティの誕生、成熟、崩壊、再生へ 編み直す演出で成長する作品
カトリヒデトシ
現在、演出に専念している多田淳之介の最後のオリジナル作である「LOVE」の再演を見た。
今作は「演劇LOVE2009~愛のハネムーン~」というツアー。1月の韓国公演を皮切りに、6月に埼玉県富士見市のキラリ☆ふじみでプレビューの後、桜美林大学(神奈川)、青森、7月に神戸、そして来年2月に鳥取と各地で公演していく。再演に全く関心のなかった多田が初めて取り組む再演ものにして、初の国内巡業作品である。
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2009/08/02 08:17 編集部 |
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◎「地域演劇祭」の原型に 地元劇団の奮起に期待
カトリヒデトシ
長久手町でのセカンドステージは1st選抜5団体と、各地で推薦されたカンパニーである「全国地域推薦」6団体、「主催者推薦」5団体、計16団体が参加した。地域の推薦は各地の表現に精通する団体が行った(注1)。
5月2日(土)~4日(月)に「森のホール」(最大客席数819)と「風のホール」(最大客席数300)とで開催された。
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2009/06/19 23:25 編集部 |
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◎「これからの演劇界」を考える機会に 全国から25カンパニーが結集
カトリヒデトシ
名古屋で開催された、国内最大規模の小劇場の博覧会に行ってきた。「演劇8耐」と銘打つだけに、1時間の舞台を1日で8ステージ見るという、修行のような企画である。
またそれを全部見る酔狂を敢行。のべ4日間、30本を鑑賞した。なるべくいろんな劇団を見たいと思っている人間には格好のイベントであった。
しかし、今回の名古屋行きは、「演劇のショーケースとはなにか」、「東京外、地域での演劇の活動」、「地域小劇場の今後」など、きわめて「これからの演劇界」での課題を実感させ、考えさせてくれる機会となった。
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2009/06/04 16:24 編集部 |
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◎先鋭なセンスと計算された構成力 練度の高い舞台作品を生む
香取英敏
今回の「四色の色鉛筆があれば」は四つの短編集である。上演順に「あゆみ」「ハイパーリンくん」「反復かつ連続」「純粋記憶再生装置」の4作であった。
20分程度の短編オムニバスである。それぞれのエピソードは物語の上での関連はない。テーマも設定も人物もそれぞれ独立したものである。
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2009/02/28 02:18 KITAJIMA Takashi |
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