◎劇場の天井が消滅するとき
詩森ろば(「風琴工房」主宰)
ムスタヒールアリスの「バグダットの夢」という作品を見た。ムスタヒールアリスはイラクのカンパニー。不安定で、成田に着くまではほんとうに来ることができるかどうかもあやぶまれた状況下から、日本が初演という作品を携えてやってきた。それは、雨が降ると水に浸されてしまう古い家に耐え忍びながら住む家族の話であった。不幸な状況は人間関係の不全と不安を呼び、苛立ちや悲しみが降り止まぬ雨に浸されていく。そこに狂ったひとりの若者がやってきてすべてを破壊してしまう。跡に残ったのは夥しい死と亡骸。暖かな屋根の下に住みたいというささやかな希望さえも終える。
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2007/05/03 08:47 KITAJIMA Takashi |
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◎終わったけれど始まったばかりの旅 全体力と知力を注いだ3年
詩森ろば(TOKYOSCAPEディレクター、風琴工房主宰)
誰にも望まれず生まれ落ちた豊穣な果実。それがわたしにとってのTOKYOSCAPEです。誰にも望まれず、とは参加カンパニーや立ち会っていただいたたくさんのお客様に対して失礼なものいいであることはわかっています。しかし、せっかくこのような場をいただいたのだから、嘘のないレポートを書きたいと思います。
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2006/10/20 16:23 KITAJIMA Takashi |
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