「日本における伝統的身体」を共通テーマに掲げた連続シンポジウムが9月15日午後3時から、東京の早稲田大学小野記念講堂で開かれます。取り上げるのは「武道の身体」。
昨年夏から始まった企画は第1回が「雅楽の身体」、第2回が「能の身体―構えと腰を中心に―」、第3回が「日本舞踊の身体-『舞曲扇林』にみる基本-」で、今度が第4回目で最終回。
講師は柳生新陰流第二十二世宗家、柳生耕一氏、司会は『ダンス・クリティーク-舞踊の現在/舞踊の身体』などの著書がある尼ヶ崎彬氏(演劇研究センター客員教授・学習院女子大学教授)。参加無料、事前予約も不要です。詳細は、早稲田大学演劇博物館21世紀COE演劇研究センターのwebサイトをご覧ください。
最近は多くの大学でさまざまな公開講座やシンポジウムを開いています。学習院大学の連続セミナー「演劇と躰」は先に紹介しましたが、今回は早稲田大学演劇博物館21世紀COE演劇研究センターの活動です。
司会の尼崎さんの舞踊評論サイト「箪笥飛翔」にはこれまでの評論活動が発表年代順に掲載されています。公演評などの原文がまとめて読める珍しいケースかもしれません。