25回目のアリスフェスティバル開幕

アリスフェスティバル2007チラシ今年25回目を迎えた小劇場の祭典アリスフェスティバル2007が9月7日から開幕しました。生きのいい国内の10劇団のほか、中国・南京から2劇団が初来日、南北コリアン系の4劇団がそろって競演するなど、長年果たしてきた新人劇団の登竜門と、アジア演劇の交流を兼ねた催しが来年1月まで続きます。

南京の劇団が上演するのは、日中友好を掲げる和平的芸術劇団「龍の踊り」と、同時代の青年を描く南京市話劇団「我的第一次」。交流会やアフタートークなども開かれる予定です。

「The Penisura 南北4劇団競演」と題された年末の2週間に、ソウルの2劇団(演劇集団反、全身シアター)と在日の2劇団(劇団アランサムセ、May)が連続公演を開き、シンポジウム「南北同時代演劇のいま!」も予定されています。

国内劇団は、仏壇観音開き(大阪)をはじめ、劇団SKグループ(札幌)、劇団印象、DULL-COLORED POP、池の下(いずれも東京)など気鋭の団体がそろっています。特に「池の下」は寺山修司作品を連続上演中で、主宰・演出の長野和文さんは利賀演出家コンクールで優秀賞を受賞、期待の舞台でもあります。詳細は、タイニイアリスのWebサイトまで。
http://www.tinyalice.net/

▽9-11月の予定
・タッタタ探検組合「超人スリムスリムマン」(9/7~9/9)
・旋風の得丸「アマカス」(9/14~9/24)
・池の下「狂人教育」(10/5~10/7)
・上海太郎ソロマイム「Wanted-指名手配-」(10/8,10/9)
・DULL-COLORD POP「Cesiumberry Jam」(10/12~10/15)
・核ベビ~コアベイビーズ~「~大人向け立体絵本名作シリーズ~ 王女のスカート」(10/17~10/21)
・劇団印象「青鬼」(11/9~11/13)
・和平的芸術劇団「龍の踊り」(11/28~11/30)
・南京市話劇団「我的第一次」(12/29~12/30)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください