3人で語る「2010年9月はコレがお薦め!」

鳥公園「乳水」公演チラシ

★カトリヒデトシさんのお薦め・KUNIO 07「文化祭」(こまばアゴラ劇場9月3日‐6日)
・ゲキバカ「ワイルドターキー」(東京芸術劇場9月23日‐26日)
トリプル3演劇ワリカンネットワーク 南河内万歳一座「あらし」(すばるホール9月25日・26日)
★鈴木励滋さんのお薦め
劇団山の手事情社「オイディプス王」「タイタス・アンドロニカス」(アサヒ・アートスクエア9月2日‐12日)
・「ZOKKYののぞき部屋演劇祭2010」(王子小劇場・裏9月10日‐20日)
鳥公園「乳水」(日暮里d‐倉庫9月23日‐26日)
★徳永京子さんのお薦め
・さいたまゴールドシアター「聖地」(彩の国さいたま芸術劇場9月14日‐26日)
ナイロン100℃ Side Session「亀の気配」(サンモールスタジオ9月15日-20日)
・M&Oplays+PPPPプロデュース「」(本多劇場9月16日-26日、シアター・ドラマシティ9月29日)

カトリ まず最初に2本を。こまばアゴラ劇場の夏のサミット最終作品で、杉原邦生くんのディレクター卒業公演になる、KUNIO「文化祭」と、コーヒー牛乳改めゲキバカの「ワイルドターキー」です。以前、私が教員をやってた時に、教科書に出てくる小説がなぜつまらないかという話をよくしてたんですけど、それは、セックスと暴力と裏切りが出てこないから。つまり、人間の根源的な悪の部分を描かないで何が芸術だ!と言ってました。まぁ、相当な極論ですけど…。
でも、邦生くんやゲキバカは、悪いものが一切出てこなくて、非常に健全なんだけども、生命力に満ち溢れ、面白いんです。祝祭なんですよね。「文化祭」は、もともと体質的にお祭り男の邦生くんが、渾身の力で臨む祭りで、最後にとうとう後夜祭までやってしまうという超バカ企画。すばらしいです。
鈴木 文化祭ということは、いろんな話がある?
カトリ 私が聞いた段階では、まだ台本も何も決まってないと(笑)。邦生くんは、KUNIO、木ノ下歌舞伎、M☆3、teutoという4つのカンパニーにかかわっていて、それぞれ、古典もの、歌舞伎、バカ芝居、ダンスとやることが別々で、ペアリングする作家も違う。ところがそのKUNIOで、今回は原作なしでやるというから、それがまた非常に楽しみです。キャストはオーディションをかけて募るんですが、今回は、上野友之くん(劇団競泳水着)や二階堂瞳子さん(バナナ学園純情乙女組)も出て、総勢31人! 二階堂は客演しても光る演技をします。後夜祭付きの最終日は売れ行きがよくて、札止めになりそうですよ。前作の「青春60デモ」では、60歳以上の素人を踊らせるという企画だったんですが、終わった後に、観客みんなが舞台に上がって一緒に踊ってしまい、幸せな気持ちで帰った。そういう芝居を久し振りに見て、改めて芝居で人を幸福にすることができる天才だなと感じましたのでぜひ。
次にゲキバカ「ワイルドターキー」です。カンパニーには節目というのがあって、たとえば構成員の平均年齢が30歳になる頃、つまり就職した友達が転勤したり、同級生たちが子供を持つ時期になる頃、友達が見に来てくれなくなるんですよね。動員の面でも厳しくなって、ふとこれまで演劇だけやってきた我が身を振り返り、このままでいいのか、とか悩む、そんな局面がきます。それをいい形で乗り越えないと、団体としても個人としてもうまくいかないんですね。ここは、男7人のカンパニーなんだけど、30歳を超えても相変わらず劇バカであり続けているところがすばらしい。ホントにすごい身体性をもっていながら、くだらないことも必死でやり続けるのが大好きです。
徳永 どういう身体性なんですか? 惑星ピスタチオ系のパワーマイムとか?
カトリ うーん、それもあるかな…。とにかく全方向に明るくて、ダンスもめちゃめちゃうまい。「15minutes made」に出た時は、コントのようなダンスだけで「ルパン三世」の逃亡シーンみたいなのをやった。身体のキレが抜群にいいんです。
鈴木 話もしっかりしてるんですか?
カトリ 作家の柿ノ木タケヲくんはきちんと書ける人なので、ストーリーをやるときはしっかりしています。ない時はないんだけど(笑)。今度がどっち路線かはまったくわからないんですけど、期待してます。
最後は地方ものを。以前、いくつかの地方公共劇場が共同製作をして、それを各劇場に回していくという、フランス的な試みが行われたことがあるんですが、あまり長続きしなかったんです。それを小規模にしたような「トリプル3演劇ワリカンネットワーク」というプロジェクトが立ち上がりました。すばるホール(大阪)・三重県文化会館(三重)・長久手文化の家(愛知)という3つの公共ホールと、南河内万歳一座・劇団太陽族・劇団ジャブジャブサーキットという、地方を本拠地とした3つの劇団が取り組んでいます。各劇団が地元で芝居を作り、それを3年間で巡回し3劇場にかけていく。さらに毎年その開催地でキャストを募集するという密着型です。
今年の公演は、南河内万歳一座「あらし」を皮切りに、10月には太陽族「綻刻─ラグタイム─」(三重文化会館)、11月にはジャブジャブサーキット「やみぐも」(長久手文化の家)と続きます。安易に、レジデントアーティストに制作から何から丸投げするというのではなく、劇場と団体がきちんと寄り添って作品を作ろうとしている。制作費の軽減にもなるし、その期間は見通しも立てやすい。しかも、オーディションやワークショップなどをやるので、地域の人材発掘や教育にもなる。地方のさほど大きくない公共ホールが、財産・文化を共有していこうという試みで、こういうのがうまくいくと、今後の演劇の流れとして、たいへんよいのではないかと思っています。

徳永 私はまず、同時期に上演される松井周2作品を。さいたまゴールドシアター、蜷川幸雄演出の「聖地」とご自身のユニット・サンプルの「自慢の息子」。「自慢の息子」のキャストには、古舘寛治・羽場睦子・古屋隆太の、松井ワールドを鉄板のものにするゴールデン変態トライアングル!(笑)。チラシによれば、クレイマーの息子が、自分の家を「ここから私の国である」と独立宣言をするところから始まるらしい。松井さんは過去の作品でも、スーパーマーケットと引きこもりの部屋と崩壊していく家庭を、ゴミという共通項でつなげてひとつの空間に共存させ、境界線や領域をあやふやにすることで、逆にその問題を浮かび上がらせていました。今回もそれに準じたものが、さらにミニマムな形で描かれるのではないでしょうか。何しろ「自宅=国家」ですから。場所もサンプル得意のアトリエヘリコプターですし、間違いのない作品だろうと思うんですが、同時に絶対にセットでゴールドシアターにも行ってほしいんです。ゴールドシアターは、彩の国さいたま芸術劇場が抱えている平均年齢71歳の高齢者演劇集団で、蜷川幸雄さんが稽古と演出をしています。過去には岩松了さんやケラリーノ・サンドロヴィッチさんが書き下ろしているんですが、ここに松井さんが本を書き下ろすということには、いろんな意味があります。まず、70代の蜷川さんが組む存命の劇作家としては、30代の松井さんは一番若いんですね。岩松さんの戯曲もKERAさんの戯曲も、かなりアグレッシブな作品だったんですが、松井さんのエッジイな戯曲に蜷川演出がどうからむのかが見ものです。
それからゴールドシアターはチケット代が3000円と、蜷川さんが演出する作品としては、非常に安価です。松井さんご自身、生で蜷川さんの演出作品を見たのが、去年のゴールドシアター「アンドゥ家の一夜」がはじめてだったそうで、そのときにオープニングから蜷川演出の懐の広さにやられたそうです。20代30代の人で蜷川さんの作品を見たことがない人は、確かに多いですよね。松井さんの戯曲かつ廉価ということで、これが蜷川演出の入口になってくれることを強く望みます。
本を読んだのですが、内容もかなり興味深い。松井さんはもともと、深沢七郎の小説「楢山節考」が好きだったそうで、これは、老人の安楽死が合法的に社会のシステムとして確立されている近未来の話。その準備をしている老人の施設を舞台に、かつてB級アイドルのファンクラブの会員だったおじいさんたちが乱入して来て、老人の聖地をつくろうとする。領域を侵すという話の構造としては「自慢の息子」とも重なってきますね。2作を通して松井さんが何かを仕掛けている感じがして、面白そうです。
2本目は、ナイロン100℃の若手公演「亀の気配」です。作・演出は、ナイロンの役者であり、ブルドッキングヘッドロックというご自身のユニットもやっていて、脂の乗ってきた喜安浩平さん。
カトリ ナイロン本体でも、彼にようやくこういう機会が巡ってきて、ホントによかった! 第二世代が現れたのは、ナイロンにとってもいいことだし。
徳永 劇団を長くやってる収穫ですよね。今回、KERAさんは全体の監修です。お薦めの理由は、ずっと前から考えていて、なかなか決定的な答えが出せないでいる問題が関係しているんですが、それは「ナイロンと大人計画には、なぜいい役者が集まるのか、いい役者が育つのか」。ナイロンの最新作「2番目、或いは3番目」では、研究生から劇団員になったばかりの伊与顕二、白石遥、斉木茉奈という若手が大フィーチャーされ、長─いキスシーンも含む骨太の場面を3人だけで任されてたんですが、これがすっごくよかった! 私たちはもう、犬山イヌコさんや峯村リエさんがどうやってうまくなったのかという過程を知ることはできないんですが、もしかしたらこの若手公演で、ナイロンの役者がどうやって育っていくかという秘密を覗き見られるかも…という興味が湧いています。
3本目はM&OplaysとPPPPプロデュースの「窓」。作・演出の倉持裕さんは、質量ともに今、恐いくらい乗っています。彼は、岩松了門下生ということもあって、タイムラグのあるセリフが抜群にうまく、また、ロジカルな構成力もある。そのあたりがたびたび「わかりにくい」と評されて、ご本人には長らく「じゃあ、わかりやすいってどういうことだ?」というジレンマがあったと思います。それがこの2、3作で吹っ切れて、乾いたユーモアからある種の狂気を経由して、情緒まで獲得し始めた。それは同年代の劇作家にはない迫力だと思います。
さらに、高橋一生・野波麻帆といったすばらしい役者がキャスティングされるという幸せ! 私は高橋一生さんにはこれまで、〈器用〉以上のものが感じられなかったんですが、この間、新国立劇場でやった蓬莱竜太作「エネミイ」の演技がすばらしかった。これは、社会に対して影響力を持ちたがっていた学生運動世代の人たちと、影響力なんか持ちたくない今の若い世代の温度差の話だと私は感じたんですが、高橋さんはバイトなのにコンビニのシフトを組まされる重責を担うフリーターの役。いろんな人の生活を思い図り、そこに影響力をもつのがすごく恐いことなんだという思いを、実に繊細に演じていました。他のキャストでは河原雅彦さんも注目しています。彼はプロデューサー・演出家としては全方位に気遣いができる人で、きわめて優秀ですが、役者としての才能が充分に発揮された舞台を観たことがありません。倉持さんは河原さんを役者としても高く評価しているので、今回はその点でも才能を発揮してもらえたら。

鈴木 僕の1本目は、劇団山の手事情社「オイディプス王」「タイタス・アンドロニカス」。山の手事情社は、1995年に青山演劇フェスティバルの「トンビリラロ」を見たのが最初で、これがその後、本格的に演劇を見るきっかけにもなりました。主宰の安田雅弘さんが、現代における〈型〉ということで考え出したのが「四畳半」と言われるものです。文字通り、四畳半でもやれるくらい動きが少なく、苦しそうにぎくしゃく動いたり、不自然に傾いだりするんですけど、しゃべる時には相手と目を合わせるとか、いくつかのルールがある。でもこれは、今の日本ではまったく古いとされてしまっているものかもしれません。この前、新国立劇場にSCOTの「シラノ・ド・ベルジュラック」を見に行ったんですよ。ああいう、もう一世代前の、言わば分類され棚に整理されちゃった古さですね。SCOTには客はみんな、詣でに来てるような感じで(笑)。
カトリ 怒られますが、今年も見られてありがたやって感じが、ややありますね。
徳永 〈四畳半〉というのは型なんですね。メソッドではない?
鈴木 メソッドというのとは違いますね。能や歌舞伎がもっている型を、現代において作りたいと。ただ、劇団員の中でも、山本芳郎・倉品淳子・水寄真弓・山田宏平といった、最初の頃からいる人たちは高いレベルで体得しているんですが、次の世代以降は正直バラつきがあって、その差が気になっちゃう。海外で経験をつむことで完成度が高まったかもしれないけれど、それを突き詰めた先に果たして何があるのかとは思う。でもやっぱり、古典の悲劇を現代あえて上演する際の、ひとつの有効な型であるには違いない。そしてそれが、外国で受けているというのは、日本風なもの、オリエンタリズムということだからかもしれないけれども、それだけではない役者の強さ、魅力も兼ね備えていて、現代に通ずる普遍的な悲劇としての説得力があるからなんだと思います。何だかわからないけど感動させられちゃうっていうくらいの力を持っている。それは演劇の面白さでもあると思うので、1回は生で見てもらいたいかなあと。
カトリ ルーマニアのシビウ国際演劇祭では、2年連続メイン会場での上演。立派なもんだよなあ。養成コースも評価を受けていますね。ここに2年行けば、きちんとした身体と声を獲得するから、ほかでも通用しますし。
鈴木 ええ。山田宏平さんなども、高い声が個性的な実に面白い役者さんなんですよね。「キレなかった14才りたーんず」の柴幸男作品「少年B」や、時間堂「三人姉妹」にも出演したように、若いカンパニーのオーディションをどんどん受けて、公演にも出る。そして座組みの中で次の世代に何かを伝えていこうとされているように見えます。十数年前から彼が仕掛けていた、ダンサーやミュージシャンとの企画公演で、北村明子さんや白井剛さんの踊りと出会うことができました。つなぐという意識の強い人なんじゃないかな。劇団としても、山の手には、若い世代に引き継いでいこうという想いがあるんですよね。続いての「ZOKKYののぞき部屋演劇祭2010」はタイトル通り、覗き(!?)です。演劇祭というだけあって、9団体が参加します(詳細はホームページで確認してください)。僕は小さい頃、カレンダーの女の人の写真が不思議でしょうがなかったんです。どこに行っても視線が合うから。他人の目っていうのが、すごく気になっていたんですね。「ZOKKY」は、覗き穴から狭い空間で演じられる作品を見るという仕掛けで、中では、下ネタばっかりなおバカな話が展開されるんですが、視線の話をしたのは、肝になるようなところで、俳優が必ずこっちに視線を向けてくるんですよね。
カトリ すんごいドキッとするんだよね。たった1人で見ているから、ここにいることがバレたら…オレの社会的立場は…みたいなね(笑)。
鈴木 見られた時に背徳感が増すっていうだけじゃなくて、まなざしが合うっていうのは、その瞬間、世界の中で唯一無二の関係になるわけじゃないですか。舞台が生もの、ライヴであるすごさの、さらにその先の可能性すら感じます。効率の悪さも普通の舞台のさらに上(?)ですが…。
徳永 大衆演劇、北島三郎ショー、韓流スターのライブとかでも、観客に「今、私を見た!」と思わせるテクニックが大切ですよね。
鈴木 そうですね。確かに女優さんに見てもらって嬉しいというのもあるでしょうが、それよりも、まさに〈まなざし〉が突き刺さるかのようにこちらに迫ってくるんです。僕はこの形態でいつか悲劇なんぞもやってほしいと、密かに期待しています。1本5分なんで、王子近辺で他の舞台を見る前後にちょっと見るというのもよいかと。ただし、話題を呼んでるので、これが載るときにはすでにチケットが売り切れてるんじゃないかという心配もありつつ、お薦めします。
最後は鳥公園の「乳水」。前作は、会場にまで行ったのに、満員で入れてもらえなかったという恨みがあるんですよ。でもやっぱり面白そうなんですよね。家族の問題をずっと追っているようで、チラシを見ると「盗ってきた赤ん坊に食べさせることばかり考えている」なんてサラリと書いてありますからね。「いつからか夫は食べなくなった。少しずつ、私たちの時間を、習慣を、リズムを、体から抜こうとしている…」とあるんですが、家族のことと食べることは、僕にとっても重要なテーマ。ハイバイや遊◎機械/全自動シアターと通じるものも感じます。主宰の西尾佳織さんは若い人ですが、今の段階で見ておきたいなあと。今度はしっかり予約を入れます!
最後に、以前お知らせした三条会の公演日程が一部変わりましたので、お伝えしておきます(※)。
(8月15日 東京都目黒区内にて)
(初出:マガジン・ワンダーランド第204号、2010年8月25日発行。購読は登録ページから)

(※)三条会アトリエ公演2010「失われた時を求めて」について。9~11月上
演の第3~5のコースが変更になり、変更後の日程は以下の通り
◇第3のコース「ゲルマントの方」9月10日(金)~13日(月)
◇第4のコース「ソドムとゴモラ」10月15日(金)~18日(月)
◇第5のコース「囚われた女」11月19日(金)~22日(月)

【出席者略歴】(五十音順)
カトリヒデトシ(香取英敏)
1960年、神奈川県川崎市生まれ。大学卒業後、公立高校に勤務し、家業を継ぎ独立。現在は、企画制作(株)エムマッティーナを設立し、代表取締役。「演劇サイトPULL」編集メンバー。個人HP「カトリヒデトシ.com」を主宰。
・ワンダーランド寄稿一覧:http://www.wonderlands.jp/archives/category/ka/katori-hidetoshi/

鈴木励滋(すずき・れいじ)
1973年3月群馬県高崎市生まれ。栗原彬に政治社会学を師事。地域作業所カプカプの所長を務めつつ、演劇やダンスの批評を書いている。「生きるための試行 エイブル・アートの実験」(フィルムアート社)やハイバイのツアーパンフに寄稿。
・ワンダーランド寄稿一覧:http://www.wonderlands.jp/archives/category/sa/suzuki-reiji/

徳永京子(とくなが・きょうこ)
1962年、東京都生まれ。演劇ジャーナリスト。小劇場から大劇場まで幅広く足を運び、朝日新聞劇評のほか、「シアターガイド」「花椿」「Choice!」などの雑誌、公演パンフレットを中心に原稿を執筆。東京芸術劇場運営委員および企画選考委員。
・ワンダーランド寄稿一覧:http://www.wonderlands.jp/archives/category/ta/tokunaga-kyoko/

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  1. ピンバック: 三重県文化会館
  2. ピンバック: 文化の家

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