劇団上田「10ピース」

劇団員の服装が印象的で、 前から気になっていた劇団だった。 全員、白いワイシャツにサングラス、黒いズボン。 劇団員の正装なんだろうか、 チラシに掲載された劇団員は皆同じ恰好をしている。 その濃いぃ雰囲気に惹かれて 王子小 … “劇団上田「10ピース」” の続きを読む

劇団員の服装が印象的で、
前から気になっていた劇団だった。
全員、白いワイシャツにサングラス、黒いズボン。
劇団員の正装なんだろうか、

チラシに掲載された劇団員は皆同じ恰好をしている。
その濃いぃ雰囲気に惹かれて
王子小劇場まで足を運んだんだけど、

上演された「10ピース」には
予想とは違う濃さがあった。

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デス電所『音速漂流歌劇団~燃える帝都バージョン~』

喜劇って言うか、陰気な作品って言うか、 それとも感動モノって言うんだろうか。 デス電所の『音速漂流歌劇団』ぐらい、 見る人によって見え方が変わる作品は少ないと思う。

喜劇って言うか、陰気な作品って言うか、
それとも感動モノって言うんだろうか。
デス電所の『音速漂流歌劇団』ぐらい、
見る人によって見え方が変わる作品は少ないと思う。

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五反田団「ふたりいる景色」

 五反田団の最新作「ふたりいる景色」公演は3月中旬、東京・こまばアゴラ劇場で開かれました。五反田団といえば、フツーの人たちがだらだら過ごす光景から何かが立ち上がってくる作風が特徴でした。それがこのところ少しずつ変化の兆しを見せているようです。その到達点と方向はどんなものか。「*S子の部屋」主宰の梅山景央さんに寄稿していただきました。「ふたりいる景色」は5月に京都公演が予定されているそうです。以下、全文です。

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東京国際芸術祭リージョナルシアター・シリーズを観る

こんにちは。TIF2006は私もいろいろと足を運んでいます。リーディング公演やアラブ演劇を逃してしまったのはとても残念でしたが、リージョナルシアター・シリーズはなんだかふらっと4公演(Ugly Duckling「改訂版さ … “東京国際芸術祭リージョナルシアター・シリーズを観る” の続きを読む

こんにちは。TIF2006は私もいろいろと足を運んでいます。リーディング公演やアラブ演劇を逃してしまったのはとても残念でしたが、リージョナルシアター・シリーズはなんだかふらっと4公演(Ugly Duckling「改訂版さっちゃん」、現代時報「親密な他人」、SKグループ「再演A。」、飛ぶ劇場「IRON」)すべてを観てしまいました。とっても雑な感想で申し訳ないのですけれども、まとめてみましたので、こちらにもリンクさせていただきます。

東京国際芸術祭リージョナルシアターシリーズを観る

地点「Jericho」

ご無沙汰してしまいました。ようやく復活の兆しが見えてきました。たいへん遅くなりましたが今年もよろしくお願いいたします。 さて、やや旧聞になりましたが、先月、シアタートラムで「地点」第10回公演 松田正隆戯曲2本立て「Je … “地点「Jericho」” の続きを読む

ご無沙汰してしまいました。ようやく復活の兆しが見えてきました。たいへん遅くなりましたが今年もよろしくお願いいたします。

さて、やや旧聞になりましたが、先月、シアタートラムで「地点」第10回公演 松田正隆戯曲2本立て「Jericho/沈黙と光」が上演されました。「地点」は、青年団リンクとして昨年まで活動した後、独立して京都へ拠点を移し活動している劇団です。噂を耳にし、気になりながらも観る機会がなく、今回の東京公演が初見となりました。日本語のセリフやストーリーを破壊的に再構成する、という方法論を聞き及んでいたのですが、少なくとも今回の公演は、そのような特徴もありますが、むしろそれらは特徴(魅力?)の半分に過ぎず、戯曲の内容を抽象的、美的な空間に再構成する創造力に惹かれました。まずは最初に観た「Jericho」について書いてみました。

地点『Jericho』

ひげ太夫「南獣トウゲ」

初めて見るジャンルの芝居で、 芝居と言うより「物語仕立ての組体操」みたいな作品でした。 詳しくはこちら↓ おはしょり稽古

初めて見るジャンルの芝居で、
芝居と言うより「物語仕立ての組体操」みたいな作品でした。
詳しくはこちら↓

おはしょり稽古

「サムワン」

相変わらず遅筆でごめんなさい。 俳優座劇場での公演を見てきました。 海外作品の舞台は二度目ですが、 今回も大当たりとはいきませんでした。 「おはしょり稽古」より

相変わらず遅筆でごめんなさい。
俳優座劇場での公演を見てきました。
海外作品の舞台は二度目ですが、
今回も大当たりとはいきませんでした。

「おはしょり稽古」より

乞局「雄日葵」

去年の年末の公演です。 乞局の芝居は 見るたびに雰囲気が少しずつ変わっていって面白い。 次回以降も楽しみです。 おはしょり稽古より「純和風・怪異譚」

去年の年末の公演です。
乞局の芝居は
見るたびに雰囲気が少しずつ変わっていって面白い。
次回以降も楽しみです。

おはしょり稽古より「純和風・怪異譚」

伝統の現在Next2「海神別荘~夢幻能形式による」

初めての古典芸能でした。 深遠な原典の世界に呆然。 まだ正確に評価を下せるほど目は肥えていませんが、 演出の巧みさや豊かな表現力を肌で感じました。 おはしょり稽古より「女子大生・古典芸能に初遭遇」

初めての古典芸能でした。

深遠な原典の世界に呆然。
まだ正確に評価を下せるほど目は肥えていませんが、
演出の巧みさや豊かな表現力を肌で感じました。

おはしょり稽古より「女子大生・古典芸能に初遭遇」

SPIRAL MOON 「NahatMusik」

これも結構前の公演です。 いつになく辛辣です。 いつもですか?そんなこと無いんだけどなぁ。 おはしょり稽古より「中学の大会だったら最優秀賞」

これも結構前の公演です。

いつになく辛辣です。

いつもですか?そんなこと無いんだけどなぁ。

おはしょり稽古より「中学の大会だったら最優秀賞」