松島規さん(あうるすぽっと 支配人)、小沼知子さん(同プロデューサー・広報担当)
◎人を再生させる力を持つ演劇の役割を求めたい
東京・池袋の「あうるすぽっと」(豊島区立舞台芸術交流センター)は、都内で舞台芸術中心の活動を展開している数少ない公共劇場です。しかも高層ビルの中にある都市型劇場でもあります。3年前にオープンしてから、ストレートプレイを中心にしながら、先端的実験的パフォーマンスも大胆に取り入れたプログラムが評判を呼んでいます。いま舞台芸術の創造環境をどう考え、どのような方向を打ち出して活動しているか、また芸術監督制や劇場法などについて、率直なお話を聞かせてもらいました。(編集部)