劇評を書くセミナー「座・高円寺」留学コース(後期) 講師プロフィール

鴻上尚史(こうかみ・しょうじ)

鴻上尚史1958年愛媛県生まれ。早大在学中の81年に劇団「第三舞台」を結成、以降、作・演出を手がけ『ハッシャ・バイ』『トランス』などを発表。87年『朝日のような夕日をつれて’87』で紀伊国屋演劇賞団体賞、92年『天使は瞳を閉じて』でゴールデン・アロー賞演劇賞、95年『スナフキンの手紙』で岸田國士戯曲賞を受賞。97年に文化庁芸術家在外研修により渡英。現在は劇団活動を10年間封印中。プロデュースユニットKOKAMI@network、08年に若手の俳優を集めて旗揚げした『虚構の劇団』での作・演出活動を中心に、エッセイスト、テレビの司会、映画監督など幅広く活躍。桐朋学園芸術短期大学特任教授。(撮影:Yuki Sugiura)

高羽 彩(たかは・あや)

高羽彩1983年、静岡県生まれ。劇作家・演出家。中学時代に演劇部を設立。初代部長となり「この世の春を謳歌する」。以降「思い上がったまま演劇を続け現在に至る」。2003年、早稲田大学の演劇サークル「てあとろ50’」に入団。2004年に自身のユニット「タカハ劇団」を旗揚げし、上演作品全ての脚本・演出を手掛ける。「やりたい事をやりたいように」がモットー。2007年、初の学外公演「プール」(王子小劇場)で注目を集め、2008年、下北沢・駅前劇場に進出。

岡安伸治(おかやす・しんじ)

岡安伸治1948年東京生まれ。東京理科大卒。演出家、脚本家。1973年世仁下乃一座(よにげのいちざ)結成。社会の底流を映す作品、労働現場に根ざしたスピード感あふれる舞台で知られる。「太平洋ベルトライン」で1985年紀伊国屋演劇賞受賞。2008年3月まで桐朋学園芸術短期大学教授(演劇専攻)。現在同大非常勤講師。主な著書は「岡安伸治戯曲集」(全3巻、晩成書房)など。

坂手洋二(さかて・ようじし)

坂手洋二1962年岡山県生まれ。1983年燐光群旗揚げ、主宰。ジャーナリスティックな視点と卓越したアイデアで国内外で高い評価を得ている。『屋根裏』『だるまさんがころんだ』等により、岸田國士戯曲賞、鶴屋南北戯曲賞、読売文学賞、紀伊國屋演劇賞、朝日舞台芸術賞、読売演劇大賞最優秀演出家賞を受賞。戯曲集『最後の一人までが全体である/ブラインド・タッチ』『だるまさんがころんだ』『天皇と接吻』『屋根裏/みみず』など。戯曲は8つの言語で翻訳、出版、上演されている。評論集『私たちはこうして二十世紀を越えた』。日本劇作家協会会長。日本演出者協会理事。国際演劇協会日本支部理事。
(撮影:鏡田伸幸)

岡野宏文(おかの・ひろふみ)

岡野宏文1955年、横浜市生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒。白水社の演劇雑誌「新劇」編集長を経てフリーのライター&エディター。「ダ・ヴィンチ」「せりふの時代」「サファリ」「e2スカパーガイド」などの雑誌に書評・劇評を連載中。主な著書に「百年の誤読」「百年の誤読 海外文学編 」(豊崎由美と共著)「ストレッチ・発声・劇評篇 (高校生のための実践演劇講座)」(扇田昭彦らと共著)「高校生のための上演作品ガイド」など。2008年春季、秋季の劇評を書くセミナー講師を務めた。(撮影:加藤幸広)

(20097.20)

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