東日本大震災 演劇関連情報ページ

 東日本大震災 演劇(小劇場中心)関連情報ページを作成しました。東北地方を中心にした演劇関係者の安否や関連リンク、それ以外の地区の演劇関係者の体験やメッセージ、劇場の動向を順次お伝えする予定です。
▽東日本大震災 演劇(小劇場中心)関連情報ページは次の通りです。トップページ左上の「ワンダーランド」欄にもリンクを張ります。ご注意ください。(編集部)
 http://www.wonderlands.jp/info/earthquake/

震災関連のお願いと特別ページ

 東北地方を中心とする東日本大震災の被害状況は日が経つにつれ拡大し、胸の痛む状況が明らかになっています。亡くなられた方々のご冥福を祈るとともに、残された被災者、被災地のみなさんの今後に、私たちも微力ながらできるだけ協力したいと思います。
 ワンダーランドは小劇場レビューマガジンなので、東北を拠点に活動している演劇関係者の方々の消息、情報をまとめたいと考えました。
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演劇セミナー2011「最前線の演劇知」4月スタート

◎開催のお知らせ

 演劇セミナー2011「クロストーク150分 最前線の演劇知」(全5回)を4月から東京・水天宮ピット(東京舞台芸術活動支援センター)で開くことになりました。
 最前線で活躍する劇作家・演出家が登場し、演劇ジャーナリストの徳永京子さんが聞き手となって、これまで積み重ねてきた演劇の経験と知恵を存分に話してもらいます。
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テレビで見る演劇(~3月末)

「浮標」公演チラシ 3月も興味深い演目が放映されます。3月4日に、昨年、座・高円寺で上演された自転車キンクリートSTORE「富士見町アパートメント」の4作品のうちから「リバウンド」と「ポン助先生」の2本。これは同じ舞台装置を使って、4人の作家がそれぞれに作品を書き下ろし上演するという試みでした。
 また、古典ともいえる三好十郎の「浮標」が3月11日に放映されます。2011年1月こけら落しの神奈川芸術劇場オープニング作品のひとつとして、長塚圭史の演出で上演されました。上演時間はなんと4時間。この長い作品、自宅のテレビの前で見られるのはラッキーかもしれません。
(場合により、番組内容、放送日時などが変更になることがあります。また、地上波デジタル放送の番組表は関東地区のもので、地域により一部番組が異なります)(編集部)

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約100団体参加で「国際舞台芸術ミーティング in 横浜」開く

 演劇、ダンスなど内外の同時代パフォーミング・アートを一堂に集める「国際舞台芸術ミーティング in 横浜」(TPAM in Yokohama)が2月16日から20日まで横浜市を中心に開かれます。これまで「芸術見本市」として開かれてきましたが、今回から内外のアーチストとプロデューサー、フェスティバル・ディレクターらが出会う「舞台芸術ミーティング」として名称も内容も一新し、劇場を媒介にして創造活動、国際交流を展開する大掛かりな催しです。会期前からすでにさまざまな催しが先行スタート。国内はもちろんイギリス、韓国、カナダ、フランスなど内外の約100団体が参加して、オープンしたばかりの神奈川芸術劇場、それにヨコハマ創造都市センター(YCC)、横浜赤レンガ倉庫、BankART Studio NYKなど多くの劇場、スタジオなどで集中的に開かれています。
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クロスレビュー挑戦編第1回はsons wo:公演

「かわいいめいしゃ展」チラシ ワンダーランドが2月からスタートするクロスレビュー挑戦編の第1回は、sons wo:(さんず・うぉー)+ぽ・ぎょらん合同公演「かわいいめいしゃ展」(駒込ラグロット、2011年2月19日-20日)に決まりました。
 応募した演劇ユニットsons wo:主宰のカゲヤマ気象台さんは早稲田大学文学部在学中の2008年から活動を始め、これまで5回の公演のほか、路上パフォーマンスもしてきたそうです。主な活動目的は「事物が抽象化への過程をたどることによって浮かび上がる不定形のユーモアとコスモポリタン(つまり、授業中の白夢)を目指すこと」と述べています。公演の詳細は、sons wo:のwebサイト(http://sonswo.web.fc2.com/)をご覧ください。
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テレビで見る演劇(~2月末)

 2月11日にグリングの第15回公演「GET BACK」(作・演出:青木豪)が放映されます。グリングは、第13回公演「海賊」の劇評がワンダーランドに掲載されています。
 18日の清水邦夫「楽屋・流れ去るものはやがてなつかしき」。初演は1977年。何度も再演されてきましたが、2009年に上演されたものが今回放映されます。女優Dを演じた蒼井優は、この作品で第17回読売演劇大賞・優秀女優賞を受賞しました。
 また、舞台中継ではありませんが、19日に五反田団の前田司郎作「迷子」というテレビドラマがNHKのドラマスペシャルで放映されるそうです(2月19日21:00~22:13 NHK総合、http://www.age-global.net/information/detail.php?id=32)。
(場合により、番組内容、放送日時などが変更になることがあります。また、地上波デジタル放送の番組表は関東地区のもので、地域により一部番組が異なります)
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「評価の場」を提供 クロスレビュー・挑戦編2月スタート

 ワンダーランドはこの2011年2月から「クロスレビュー・挑戦編」を始めます。新しい演劇の方向を切り開こうとする劇団や知名度が十分でない演劇ユニット、カンパニーなどに「評価の場」を提供する新企画です。演劇関係者からの応募を広く募り、その中から毎月1-2回、複数のレビューを星(★印)付きでワンダーランドに掲載します。旗揚げ間もない劇団、これまでの活動が評価されていないと感じているグループ、短期間の公演で周知/宣伝が広がりにくいカンパニーなどの積極的な応募を歓迎します。
 第1回の応募締切は1月30日(日)です。奮ってご参加ください。詳細は次のページをご覧ください。
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テレビで見る演劇(~2011年1月末)

 2009年に惜しくも68歳で亡くなったピナ・バウシュのヴッパタール舞踊団が、2010年6月に来日しました。そのときの公演「私と踊って」が新年の1月14日に放映されます。主人公を演じているダンサーとヴッパタール舞踊団芸術監督のインタビューが、同時放映されるのも注目です。同じ14日、放送時間もやや重なっていますが、キャラメルボックス「きみがいた時間 ぼくのいく時間」も見ることができます。毎回若い女性で満員になる劇団の公演です。わざわざ劇場にまで行ったことはなかったなあという方、この機会にご覧になるのも一興ではないでしょうか。
 目新しいところで、28日深夜には福岡の“かぶりもの劇団” ギンギラ太陽‘sの「遊園地3兄弟の大冒険 ~泣かない、負けない、くじけない~」が放映されます。地方を拠点にする劇団の公演を見られるのは、テレビのありがたさかもしれません。
(場合により、番組内容、放送日時などが変更になることがあります。また、地上波デジタル放送の番組表は関東地区のもので、地域により一部番組が異なります)

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テレビで見る演劇(~12月末)

 もう12月。12月と言えば「忠臣蔵」です。この時期には歌舞伎でも上演される演目ですが、ちょっと趣の違ったところで、花組芝居の「KANADEHON忠臣蔵」が10日に放映されます。18日には、日韓両国で多くの賞を受賞した「焼肉ドラゴン」が。話題作だっただけあって何度目かの再放送、見逃していた方はいかがですか。そのほかにも、グローブ座の「オセロー」、栗山民也演出の「イリアス~怒りと戦争と運命についての叙事詩」など、どんな舞台なのか興味のある方も多いのではないでしょうか。
(場合により、番組内容、放送日時などが変更になることがあります。また、地上波デジタル放送の番組表は関東地区のもので、地域により一部番組が異なります)
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