第2回高校生劇評グランプリの最終選考結果が3月2日、同グランプリWebサイトに公表された。最優秀賞には、筑波大附属駒場高校 2年吉原爽斗さんの「鳴かぬ蛍が身を焦がす―人形浄瑠璃」が選ばれた。
このほか、ライブパフォーマンス・レビュー部門の優秀賞は、明治大付属明治高校3年の赤澤みなみさんら11人。今年あらたに設けられた映像作品・レビュー部門の優秀賞は、東京都立保谷高校1年の小林環蒔さんに決まった。団体賞は、大阪市立咲くやこの花高校と東京都立科学技術高校の2校だった。
カテゴリー: 編集部
ワンダーランドサイト休止のお知らせ
◎4月からサイトとセミナーを休みます
ワンダーランドは今年2015年4月からしばらく、劇評サイトを休止します。劇評を書くセミナーの新年度の予定もありません。サイトは2004年にスタートして10年余り。セミナーは2008年に始まって7年たちました。ともに年末まで休みを取り、あらためて積み残しの課題に取り組めるのか、取り組むならどうするかなどを検討することにしました。活動はほぼ3月いっぱいが区切り。これまで支えていただいた読者、執筆者のほか、観客や劇場、演劇関係者の方々の厚意に感謝します。温かい支援に応えられなかったことを残念に思います。
劇評を書くセミナー 東京芸術劇場コース2014
ワンダーランド主催「劇評を書くセミナー 東京芸術劇場コース」第6回は3月14日(土)14時から。Roots Vol.2「狂人なおもて往生をとぐ」を取り上げます。講師は演劇評論家扇田昭彦氏。申込みは定員に達し、キャンセル待ちのみ。聴講可能です。第1〜第5回の報告と課題劇評は、次のページから読むことができます。
詳細は次のページ >>
◎年末回顧「振り返る 私の2014」
年末回顧「振り返る 私の2014」は、小劇場の演劇・ダンスなどから3本を選び400字でコメントする恒例のアンケート企画です。すべてが全く違わずに演じられる舞台はないように、同じ年が再び巡ってくることはありません。多様な作品の中から選ばれた3本の集合体は、二度と体験できない2014年という年の色や形や音や匂いの記憶を、どこかに留めるものとも言えるのではないでしょうか。(編集部)
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年末回顧「振り返る 私の2014」募集中!
時間が過ぎるのが年々速くなりますね。また年末回顧アンケート企画「振り返る 私の2014」の時期がやってきました。今年見た公演から「記憶に残る3本」を挙げ、コメント400字で締めくくるワンダーランド恒例の企画です。この1年の観劇体験にとりあえずの区切りを付けてみてはいかがでしょうか。締め切りは12月15日(月)、月末25日頃に掲載予定です。多くの方々の投稿を期待しています。
サンプル「ファーム」
◎劇評を書くセミナー 東京芸術劇場コース2014第4回 報告と課題劇評
劇評を書くセミナー2014の第4回を10月11日に開催し、劇団サンプルの新作公演「ファーム」を取り上げました。
講師の佐々木敦さん(批評家、早稲田大学教授)は集まった計14本を取り上げ、それぞれ詳しく読み解いて2時間半があっという間に過ぎました。今回も早々と定員(20人)に達し、聴講も出ました。作品、講師、劇場の三拍子が揃って熱いセミナーが続いています。筆者の了解が得られた劇評を掲載します。(編集部)
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はえぎわ「ハエのように舞い 牛は笑う」
◎劇評を書くセミナー 東京芸術劇場コース2014 第3回 報告と課題劇評
劇評を書くセミナー2014の第3回を9月13日に開催しました。課題公演ははえぎわの「ハエのように舞い 牛は笑う」です。聴講も含め17人の方が参加しました。
講師は元「新劇」編集長でライター&エディターの岡野宏文さん。まず最初に岡野さんの考える劇評を書く上でのポイントが披露されたのち、提出された劇評についての個別の質問やコメントへと続きました。劇評執筆で具体的ですぐに取り入れられるヒントに満ちた2時間半でした。筆者の了解が得られた劇評を掲載します。(編集部)
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劇評を書くセミナー KYOTO EXPERIMENT 2014編
ワンダーランド(小劇場レビューマガジン)は、11月3日(月・祝)に「劇評を書くセミナー KYOTO EXPERIMENT 2014 編」を開きます。参加者はKYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2014で上演される舞台(フリンジなど関連企画を含みます)を見て劇評を書き事前に提出、講評を受けながら話し合います。講師には実行委員長の森山直人さんをお迎えします。劇評執筆なしの聴講も可能です。→終了しました。
マームとジプシー「ΛΛΛ かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと———-」
◎劇評を書くセミナー 東京芸術劇場コース2014第2回 報告と課題劇評
劇評を書くセミナー2014第2回を7月5日に行いました。対象とした公演は、マームとジプシー「ΛΛΛ かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと—–」、講師は徳永京子さんでした。レクチャーは「劇評とは?」に始まり「『見ていない人にも伝わるように書く』ことがまず最初に意識すべきこと」など全般的なアドバイスから、当日までに集まった劇評16本に対する具体的な指摘と助言へと続きました。筆者の了解を得られた劇評を掲載します。(編集部)
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範宙遊泳「うまれてないからまだしねない」
◎劇評を書くセミナー 東京芸術劇場コース2014 第1回 報告と課題劇評
5月から始まったワンダーランド「劇評を書くセミナー 東京芸術劇場コース2014」。第1回で取り上げたのは範宙遊泳の「うまれてないからまだしねない」、講師は劇作家・演出家・批評家の大岡淳さんでした。大岡さんは劇評の構成とバランスの問題についてふれた後、各課題原稿を講評。一人一人に狙いや意図を聞くなどして進められ、休憩なしの2時間半でした。提出された16本の原稿のうち、了解の得られたものを掲載します。(編集部)
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