劇評を書くセミナー 東京芸術劇場コース2014

ワンダーランド(小劇場レビューマガジン)は、「劇評を書くセミナー 東京芸術劇場コース2014」を開きます。東京芸術劇場で上演される選りすぐりの舞台を見る。劇評を書く。演劇に詳しい講師の協力を得てじっくり話し合う-。公演のおもしろさと奥深さを、少数ゼミ形式で一緒に探りたいと思います。前後期全6回。みなさんの参加をお待ちしています。聴講も可能です。【終了しました】

前期

第1回 範宙遊泳「うまれてないからまだしねない

講師:大岡淳(演出家、劇作家、批評家)
公演:範宙遊泳「うまれてないからまだしねない」4月19日-27日
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第2回 マームとジプシー「ΛΛΛ かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと—————–

7月5日(土) 14:00-16:30
講師:徳永京子(演劇ジャーナリスト)
公演:マームとジプシー「ΛΛΛ かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと—————–」6月8日-22日
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第3回 はえぎわ「ハエのように舞い 牛は笑う

9月13日(土) 14:00-16:30
講師:岡野宏文(元「新劇」編集長、ライター&エディター)
公演:はえぎわ「ハエのように舞い 牛は笑う」8月23日-31日
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後期

第4回 サンプルファーム

10月11日(土) 14:00-16:30
講師:佐々木敦(批評家、早稲田大学教授)
公演:サンプル「ファーム」9月19日-28日
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第5回 イキウメ「新しい祝日

12月27日(土) 14:00-16:30
講師:林あまり(歌人、演劇評論家)
公演:イキウメ「新しい祝日」11月28日-12月14日
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第6回 東京芸術劇場 Roots企画 Vol.2 「狂人なおもて往生をとぐ ~昔、僕達は愛した~

2015年3月14日(土)14:00-16:30
講師:扇田昭彦(演劇評論家)
公演:東京芸術劇場 Roots企画vol.2 「狂人なおもて往生をとぐ」(清水邦夫作、熊林弘高演出)2015年2月10日-26日
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*公演会場・日程などの詳細は、ワンダーランドや東京芸術劇場、劇団のサイトをご覧ください。

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【定員】
◆セミナー 20名(一括受講+個別回受講)
 受講者は劇評・レビュー(2000字~4000字)を提出しますが、聴講参加も可能。

【受講料】*公演チケットは各自お求めください。
◆セミナー 一括(前期3回 7500円 後期3回 7500円 前後期全6回 1万3000円)
 個別(1回):3000円
 聴講(1回):2000円


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〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1 東京芸術劇場

【申し込み】
 セミナー申し込みフォームはこちら>>

【締め切り】
 一括受講:5月7日(水) 個別受講は各回の前日(要予約)
 定員に達し次第募集を締め切ります。

【会場】
 東京芸術劇場 ミーティングルーム7
 〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1 東京芸術劇場 6階
(JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線 池袋駅西口より徒歩2分。駅地下通路2b出口と直結)

【問い合わせ】
ワンダーランドセミナー係(info@wonderlands.jp)
Tel:042-422-5219

【主催】 ワンダーランド(小劇場レビューマガジン)
【共催】 東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
【チラシデザイン】谷杉精一(有限会社イグシナッツ)(PDF, 774KB)(PDF, 801KB)

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講師紹介(50音順)

大岡淳(演出家、劇作家、批評家)

oooka1970年兵庫県生まれ。SPAC-静岡県舞台芸術センター文芸部スタッフ、ふじのくに芸術祭企画委員、はままつ演劇・人形劇フェスティバルコーディネーター、静岡文化芸術大学非常勤講師、河合塾COSMO東京校非常勤講師。最近の演出作品―上杉清文・内山豊三郎『此処か彼方処か、はたまた何処か?』(SPAC)。

岡野宏文(元「新劇」編集長、ライター&エディター)

okano1955年横浜市生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒。白水社の演劇雑誌「新劇」編集長を経てフリーのライター&エディター。「ダ・ヴィンチ」「サファリ」「e2スカパーガイド」などの雑誌に書評・劇評を連載中。主な著書に『百年の誤読』『百年の誤読 海外文学編』『読まずに小説書けますか 作家になるための必読ガイド』(いずれも豊崎由美と共著)『ストレッチ・発声・劇評篇 (高校生のための実践演劇講座)』(扇田昭彦らと共著)『高校生のための上演作品ガイド』など。

佐々木敦(批評家、早稲田大学教授)

sasaki1964年名古屋市生まれ。HEADZ主宰。BRAINZ塾長。「エクス・ポ」編集発行人。映画美学校批評家養成ギブス主任講師。劇場創造アカデミー講師。早稲田大学文学学術院教授。文学、映画、音楽など幅広いジャンルで批評活動を行なっているが、このところ演劇への関心が深い。主な著書に「批評時空間」「未知との遭遇」「即興の解体/懐胎」「ニッポンの思想」など。

扇田昭彦(演劇評論家)

senda1940年東京都生まれ。朝日新聞学芸部記者、編集委員として演劇を担当した。長年の内外取材に裏付けられた現代演劇評論、劇評が多い。NHKテレビの演劇番組の司会も務めた。武蔵野美術大学造形学部特別講師。主な著書に「日本の現代演劇」「舞台は語る ―現代演劇とミュージカルの見方」 「現代演劇の航海」「唐十郎の劇世界」「蜷川幸雄の劇世界」「井上ひさしの劇世界」(国書刊行会)など。

徳永京子(演劇ジャーナリスト)

tokunaga1962年東京都生まれ。小劇場から大劇場まで幅広く足を運び、朝日新聞劇評のほか、「シアターガイド」「Choice!」などの雑誌、公演パンフレットを中心に原稿を執筆。東京芸術劇場運営委員および企画選考委員。「徳永京子プロデュース クロストーク150分 最前線の演劇知」を企画、また劇評セミナーの講師を3期担当。著書に『我らに光を』(河出書房新社)、藤原ちから氏との共著に『演劇最強論』(飛鳥新社)。

林あまり(歌人、演劇評論家)

hayashi1963年東京都生まれ。大学在学中から短歌で注目された。演劇活動にも関心を寄せ、主に小劇場のレビューや評論を新聞、雑誌で手がける。NHKテレビの演劇番組の司会も。成蹊大・武蔵野大・多摩美術大非常勤講師。また作詞に坂本冬美のヒット曲「夜桜お七」などがある。歌集に「MARS☆ANGEL」「ベッドサイド」「スプーン」など。現在、「テアトロ」誌でリレー劇評を隔月連載中。