コンブリ団「ガイドブック」

◎煙に巻かれる
 林 伸弥

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 Bright Eyesというオクラホマのバンドがあって中学生の頃から愛聴しているのだけれど、このバンドの中心人物であるコナー・オバーストはいつも同じことばかり歌っている。僕なりの言葉で要約すれば、

 好むと好まざるとにかかわらず、あなたに出会った瞬間に僕とあなたの関係はすでに終わっている。
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杉原邦生/KUNIO 「更地」

◎KUNIO10「更地」を見て感じたこと。
 林 伸弥

太田省吾さんを僕は知らない。
知らないけど、太田省吾という人が生きていた、という事実が堪らなく愛おしい。
いつもそうなんだけれど、作品を見て作品を好きになることより、作者を好きになってしまうことが多い。
駄作だろうとその人の生き様が作品から見えれば、それで良い、というかそれが良い。
エレファントカシマシの宮本浩次のようなあの感じ。あの人はトータルアルバムを作れない人で必ず駄曲がいくつか入っていて、でもその凸凹感含めて愛おしく。
ってそりゃあタダのファンか。
太田さんもかつては駄作を作ったのだろうか。
だったら嬉しいし、なおさら好きだ。
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