「2014国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ」

◎キジムナーと呼んでいた祭りを、別の名前にしてみても、強い志はそのまま
 鈴木アツト

kijimuna2014_suzuki_atsuto 「アジアで国籍を超えた劇団を作って、アジア中の子供たちに素晴らしい児童演劇を見せて回りたい。それが私の夢です。」

 2014国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ(昨年までの名称はキジムナーフェスタ)の総合プロデューサーの下山久さんの言葉には、不覚にも心を揺さぶられた。今年で10周年を迎えたこのフェスに、私は観客として7月30日から8月3日までの5日間、参加した。これは、その5日間のレポートである。
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高嶺格「ジャパン・シンドローム~step3.“球の外側”」
ティナ・サッター/ハーフ・ストラドル「House of Dance」

◎物語をいかに生成しないか――KYOTO EXPERIMENT 2014報告(第1回)
 水牛健太郎

 今年は秋の訪れが早い。京都も9月末にしてすっかり秋模様。抜けるような青い空に京都タワーがそびえたつ。条件さえ合えばすぐさま、絵ハガキもかくやという景色を見せる、腕利きエンターテイナーのようなこの街に、今年も帰ってきた。今回から4週にわたり、公式プログラムを中心に京都国際舞台芸術祭(KYOTO EXPERIMENT 2014)のレポートをお届けする。
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はえぎわ「ハエのように舞い 牛は笑う」

◎劇評を書くセミナー 東京芸術劇場コース2014 第3回 報告と課題劇評

チラシ 劇評を書くセミナー2014の第3回を9月13日に開催しました。課題公演ははえぎわの「ハエのように舞い 牛は笑う」です。聴講も含め17人の方が参加しました。
 講師は元「新劇」編集長でライター&エディターの岡野宏文さん。まず最初に岡野さんの考える劇評を書く上でのポイントが披露されたのち、提出された劇評についての個別の質問やコメントへと続きました。劇評執筆で具体的ですぐに取り入れられるヒントに満ちた2時間半でした。筆者の了解が得られた劇評を掲載します。(編集部)
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【レクチャー三昧】2014年10月

先日、某無料レクチャーの受付で拍子抜けしたのですが、募集要項に「要申込」と書かれていたにもかかわらず、当日は出欠チェックが全くありませんでした。
申込は半月も前に締め切られており、そんなんだったら昨日まで友人一同に教えて回ったのに、と受付に嫌味を言って来ましたが、主催者側からすればその人気度が当日まで予測できない場合もあるのでしょう。締切が終わっている講座でも、興味をそそられるようでしたら主催者に問合せされることをお薦め致します。
(高橋楓)
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