THE・ガジラ「国粋主義者のための戦争寓話」

 「No hay banda」サイトが5月に行われた演劇企画集団THE・ガジラ「国粋主義者のための戦争寓話」(東京・ベニサンピット)について、次のように書いています。 「…演じられるのは敗戦の瀬戸際に追い詰められたなかで … “THE・ガジラ「国粋主義者のための戦争寓話」” の続きを読む

 「No hay banda」サイトが5月に行われた演劇企画集団THE・ガジラ「国粋主義者のための戦争寓話」(東京・ベニサンピット)について、次のように書いています。 「…演じられるのは敗戦の瀬戸際に追い詰められたなかでの近代と土俗のせめぎあいだ。軍に代表される近代とムラに代表される土俗の越えがたい溝。戦争の目的と手段を取り違えての迷走の行き着いた果ての男たちのぶつかり合いがこの国の末期症状として繰り広げられる…」。以下、全文です。

椿組「一天地六」

blogサイト「おかめの客席日記」で、椿組の公演「一天地六-幕末新宿遊侠伝」を取り上げています。古典芸能中心の記事が多いなかで、新宿の花園神社境内で開かれたこの野外劇が目に付きました。「これからは仕事が忙しくなり、ネタも … “椿組「一天地六」” の続きを読む

blogサイト「おかめの客席日記」で、椿組の公演「一天地六-幕末新宿遊侠伝」を取り上げています。古典芸能中心の記事が多いなかで、新宿の花園神社境内で開かれたこの野外劇が目に付きました。「これからは仕事が忙しくなり、ネタも不足してくると思うので、月・水・金・土の定期更新をめざして続けていくつもり」だそうです。無理せず、長続きしてほしいと思います。

ポかリン記憶舎『煙の行方 煙ノ行方』

高野しのぶさんのblog「演劇レビュー」がポかリン記憶舎『煙の行方 煙ノ行方』」を取り上げています。(07/14-25 駒場アゴラ劇場) 「明神慈さんが作・演出をする劇団です。“地上3cmに浮かぶ楽園”をキャッチコピーに … “ポかリン記憶舎『煙の行方 煙ノ行方』” の続きを読む

高野しのぶさんのblog「演劇レビュー」がポかリン記憶舎『煙の行方 煙ノ行方』」を取り上げています。(07/14-25 駒場アゴラ劇場)
「明神慈さんが作・演出をする劇団です。“地上3cmに浮かぶ楽園”をキャッチコピーに、日本の美男・美女によるたおやかな空間を作り出されています」。以下、全文です。

サイモン・マクバーニー演出「Measure for Measure」

英国留学中の谷 賢一さんが日記代わりというblog「playnote.net」で、サイモン・マクバーニー演出のシェイクスピア作品「尺には尺を」の劇評を掲載しています。「昨年『エレファント・バニッシュ』を観たときには(自分 … “サイモン・マクバーニー演出「Measure for Measure」” の続きを読む

英国留学中の谷 賢一さんが日記代わりというblog「playnote.net」で、サイモン・マクバーニー演出のシェイクスピア作品「尺には尺を」の劇評を掲載しています。「昨年『エレファント・バニッシュ』を観たときには(自分の春樹嫌いも手伝ってか)さして感動もしなかったが、今回は脱帽した。大袈裟に言えば、21世紀の演劇の方向性を予兆する一つの記念碑的作品」と述べ、ロンドンのオリヴィエ劇場 in ナショナルシアターでみた芝居に強い印象を受けたようです。

燐光群アトリエの会「犀」

 燐光群アトリエの会による公演「犀」が5月10日-26日、東京・梅ヶ丘BOXで開かれました。演出は大河内なおこ。RADA(イギリス ロイヤル・アカデミー・オブ・ドラマティック・アート)出身で、蜷川幸雄氏の演出助手を務めて … “燐光群アトリエの会「犀」” の続きを読む

 燐光群アトリエの会による公演「犀」が5月10日-26日、東京・梅ヶ丘BOXで開かれました。演出は大河内なおこ。RADA(イギリス ロイヤル・アカデミー・オブ・ドラマティック・アート)出身で、蜷川幸雄氏の演出助手を務めてきたそうです。「犀」はベケットと並ぶ「不条理演劇」の旗手として活躍したイヨネスコの代表作。 「No hay banda」サイトがこの「犀」のステージに触れています。なかなか率直な語り口です。

Gin’s Bar MUSEシリーズ act.1「夜の底」

演劇、ダンス、音楽など多様なシーンの交流を図ろうと、「劇都」仙台で「評論と考察の試み:2004.07.07−2005.07.07」とのサブタイトルをもつWebサイト「anode」が誕生しました。メンバーの一人、佐々木久善 … “Gin’s Bar MUSEシリーズ act.1「夜の底」” の続きを読む

演劇、ダンス、音楽など多様なシーンの交流を図ろうと、「劇都」仙台で「評論と考察の試み:2004.07.07−2005.07.07」とのサブタイトルをもつWebサイト「anode」が誕生しました。メンバーの一人、佐々木久善さんが5月22日・せんだい演劇工房10-BOXで開かれた公演Gin’s Bar MUSEシリーズ act.1「夜の底」に関して「演劇の『編集』について−−『夜の底』をめぐって」を書いています。「何を見せないで何を見せるのか? この判断こそが演劇を作る時に最も大切なものだ。舞台の上に再現される虚構を現実に近付けるために『編集』という作業は不可欠」になるとの観点がキーになっているようです。

BLUES TAXI 「ノスタルジック・カフェ」

BLUES TAXI Vol.10「ノスタルジック・カフェ~1971あの時君は」(作・演出:青田ひでき)公演について、blogサイト「x-ray」のkumaさんがちょっと辛口風の、しかし行き届いたレビューを載せています。 … “BLUES TAXI 「ノスタルジック・カフェ」” の続きを読む

BLUES TAXI Vol.10「ノスタルジック・カフェ~1971あの時君は」(作・演出:青田ひでき)公演について、blogサイト「x-ray」のkumaさんがちょっと辛口風の、しかし行き届いたレビューを載せています。ここまで踏み込んで書くと、読む側も引き込まれてしまいますね。

ヴィレッヂ プロデュース Vol.3 阿佐ヶ谷スパイダースPREMIUM「真昼のビッチ ~The Bitch Shouts in the Midday.~」

weblog「こんなものを買った。-ムダ遣い日記」で、ヴィレッヂ プロデュース Vol.3 阿佐ヶ谷スパイダースPREMIUM「真昼のビッチ ~The Bitch Shouts in the Midday.~」について次 … “ヴィレッヂ プロデュース Vol.3 阿佐ヶ谷スパイダースPREMIUM「真昼のビッチ ~The Bitch Shouts in the Midday.~」” の続きを読む

weblog「こんなものを買った。-ムダ遣い日記」で、ヴィレッヂ プロデュース Vol.3 阿佐ヶ谷スパイダースPREMIUM「真昼のビッチ ~The Bitch Shouts in the Midday.~」について次のように書いています。「芝居の密度は濃い。芝居自体もしっかりできているだろう。でも虚ろ、何かチープ。「えんぺ」の一行レビュー、高い評も低い評も非常に納得で同感。どこに視点を置くかで、高くも低くもなる芝居」。

エレファント・バニッシュ (サイモン・マクバーニー 演出)

クオリティーの高い劇評を掲載してきた「クリティック・ライン・プロジェクト(CLP)」のWebサイトに、村上春樹原作、サイモン・マクバーニー 演出「エレファント・バニッシュ」(6月26日~7月11日、世田谷パブリックシアタ … “エレファント・バニッシュ (サイモン・マクバーニー 演出)” の続きを読む

クオリティーの高い劇評を掲載してきた「クリティック・ライン・プロジェクト(CLP)」のWebサイトに、村上春樹原作、サイモン・マクバーニー 演出「エレファント・バニッシュ」(6月26日~7月11日、世田谷パブリックシアター)のレビューが載っています。筆者は「オペラの演出の経験」もあるという皆川知子さん。「映像、モノ、人間が等価におかれ、徹底的に統一された舞台」との冒頭の切り出しから末尾の結論まで、一気に読ませます。
ほぼ観劇日記」も「旧態然とした演劇の枠組みを軽く越えた、役者によるパフォーマンスと映像と音とセットも含めたムーブメントで構成された空間」と評価しています。

Ort-d.d+東京国立博物館『四谷怪談』

「飛行機代以上の価値がある」とのタイトルで、小劇場支援サイトfringeを主宰する荻野達也さんが、Ort-d.dの公演『四谷怪談』を取り上げています。会場となった表慶館は大正天皇の婚約を祝って明治41年(1908年)に建設されたネオ・バロック様式の美術館です。
「表慶館でなければ難しい効果もありますので、これは全国から観に来る価値がある」「作品の芸術面まで触れたレビューを[トピック]に載せたのは、fringe開設以来初めて」「企画の魅力だけでなく、それに全体的な完成度が備わったものとして、数年に一度の作品」と評価しています。