週刊マガジン・ワンダーランド第10号発行

 週刊マガジン・ワンダーランド第10号が4日、発行されました。  今回のレビューは2本。最初に、燐光群+グッドフェローズ プロデュース「壊れた風景」(別役実作)を取り上げました。筆者は東京大学教員の竹内孝宏さん。今春、惜 … “週刊マガジン・ワンダーランド第10号発行” の続きを読む

 週刊マガジン・ワンダーランド第10号が4日、発行されました。
 今回のレビューは2本。最初に、燐光群+グッドフェローズ プロデュース「壊れた風景」(別役実作)を取り上げました。筆者は東京大学教員の竹内孝宏さん。今春、惜しまれつつ活動を停止したクリティック・ライン・プロジェクトで活躍していました。一筋縄でいかない作品の皮膜を次々に剥いでいく手並みは、地中を掘削する力業に似ています。取っつきにくいかもしれませんが、読み進むに連れて確かな手応えが感じられるはずです。
 英国のエジンバラ演劇祭は多種多様なパフォーマンスが繰り広げられる大がかりな演劇系の催しとして、フランスのアビニヨン演劇祭とよく比べられます。ここ数年訪れている演劇コラムニストの中西理さんに、今週から数回にわたり紹介してもらうことになりました。初回は演劇祭の形態から始まり、フェスティバルの白眉とされる公演を取り上げてもらいました。

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演劇資料を無料公開 にしすがも創造舎に「舞台芸術アーカイブ」

 東京・豊島区とアートネットワーク・ジャパン(ANJ)が、観客や演劇関係者が無料で閲覧できる資料室「舞台芸術アーカイブ」を開設しました。場所はANJなどが運営する公設民営のアートセンター「にしすがも創造舎」内。旧中学校校 … “演劇資料を無料公開 にしすがも創造舎に「舞台芸術アーカイブ」” の続きを読む

 東京・豊島区とアートネットワーク・ジャパン(ANJ)が、観客や演劇関係者が無料で閲覧できる資料室「舞台芸術アーカイブ」を開設しました。場所はANJなどが運営する公設民営のアートセンター「にしすがも創造舎」内。旧中学校校舎を利用した稽古場や演劇会場としても知られるスペースに資料室が備わることで、舞台芸術拠点としての機能が一段と強化されてきたようです。

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文学座付属演劇研究所研修科発表会『天保十二年のシェイクスピア』(作・井上ひさし、演出・松本祐子)

文学座の研修科発表会が、信濃町にあるアトリエで上演された。劇団の研修生である彼らはおそらく二十代凸凹といった頃合い。たとえば、自分たちで劇団をもち、「小劇場」での公演を繰り返している同年代の演劇志願者たちと較べて、その活 … “文学座付属演劇研究所研修科発表会『天保十二年のシェイクスピア』(作・井上ひさし、演出・松本祐子)” の続きを読む

文学座の研修科発表会が、信濃町にあるアトリエで上演された。劇団の研修生である彼らはおそらく二十代凸凹といった頃合い。たとえば、自分たちで劇団をもち、「小劇場」での公演を繰り返している同年代の演劇志願者たちと較べて、その活動は外部に向けて発信されることが少ない。文学座に限らず、いわゆる〈新劇〉系列の劇団に所属する若者たちが日頃どのような活動をしているのか。いずれ文学座を背負って立つやも知れぬ人びとの〈いま〉、その一端を知る恰好の機会である。

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