地域演劇の未来形を求めて 枝光本町商店街アイアンシアター(北九州市)

 市原幹也(枝光本町商店街アイアンシアター芸術監督/のこされ劇場三主宰)

市原幹也さん
市原幹也さん

 ぼくが芸術監督を務める北九州市の「枝光本町商店街アイアンシアター」について、紹介の記事を書いてほしいとワンダーランド編集部から依頼を受けた。アイアンシアターは、地元企業経営者を中心とした有志が結成した、まちおこし団体「北九州お手軽劇場」(http://otegarugekijou.org/)が運営母体となり、「枝光本町商店街アイアンシアター応援団」という地元企業団体からの年間準備金と、助成金、そして来場者からの募金や寄付によって運営されている劇場である。
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「クロスレビュー・挑戦編」3月は範宙遊泳とジエン社

 「クロスレビュー・挑戦編」は、新しい演劇の方向を切り開こうとする劇団や知名度が十分でない演劇ユニット、カンパニーなどに「周知と評価の場」を提供する新企画です。多数のご応募をいただいた中で、編集部内で審査した結果、3月の対象公演は範宙遊泳「労働です」(3月2日-9日、STスポット横浜)とジエン社「スーサイドエルフ/インフレ世界」(3月31日-4月3日、日暮里・d-倉庫)に決定しました。当公演のレビューを募集いたします。奮ってご応募ください。
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約100団体参加で「国際舞台芸術ミーティング in 横浜」開く

 演劇、ダンスなど内外の同時代パフォーミング・アートを一堂に集める「国際舞台芸術ミーティング in 横浜」(TPAM in Yokohama)が2月16日から20日まで横浜市を中心に開かれます。これまで「芸術見本市」として開かれてきましたが、今回から内外のアーチストとプロデューサー、フェスティバル・ディレクターらが出会う「舞台芸術ミーティング」として名称も内容も一新し、劇場を媒介にして創造活動、国際交流を展開する大掛かりな催しです。会期前からすでにさまざまな催しが先行スタート。国内はもちろんイギリス、韓国、カナダ、フランスなど内外の約100団体が参加して、オープンしたばかりの神奈川芸術劇場、それにヨコハマ創造都市センター(YCC)、横浜赤レンガ倉庫、BankART Studio NYKなど多くの劇場、スタジオなどで集中的に開かれています。
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初日レビューは「チェーホフ?!」(タニノクロウ作・演出)

 「初日レビュー2011」、次回は東京芸術劇場で上演される「チェーホフ?! ~哀しいテーマに関する滑稽な論考~」(1月25日-2月13日)を取り上げます。作・演出のタニノクロウがどんなチェーホフを見せてくれるか、注目の公演です。当初はプレビュー公演(1月21日、22日)を取り上げるとお知らせしましたが、本公演の初日をレビューすることにしました。評と★印による評価を、翌26日(水)にウエブサイトに掲載します。お楽しみに!(編集部)

岸田戯曲賞最終候補の9作品発表

 第55回岸田國士戯曲賞(白水社主催)最終候補の9作品が1月5日、白水社のwebサイトに掲載された。選考会は2月28日午後6時から東京神保町の學士會館で開かれる。 選考委員は岩松了、鴻上尚史、坂手洋二、永井愛、野田秀樹、宮沢章夫の各氏(50音順)
 最終候補作品は次の通り。
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年末回顧「振り返る 私の2010」まとまる

 小劇場公演の「記憶に残る3本」を挙げ、短いコメントを併記する恒例の年末回顧企画「振り返る 私の2010」がやっとまとまりました。もうすぐ新年ですが、なんとか駆け込みでページを作成しました。チラシ画像などは追々掲載します。47人の「3本」とコメントをたどると、2010年の輪郭が否応なく浮かんできます。それはまた、2011年の方向も指し示していように思えます。まずはざっと目を通してください。(編集部)
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年末回顧アンケート「振り返る 私の2010」を募集!

 ワンダーランド恒例の年末回顧アンケート企画「振り返る 私の2010」を実施する運びとなりました。ご協力いただけたら幸いです。詳細は以下の通りです。
▽今年の3本=今年みた公演のうち、「記憶に残る3本」を挙げてください。基本的には小劇場の芝居やダンス、パフォーマンスを対象にします。枠を広げるようでしたらコメントに付記してください。
▽年間観劇本数=12月の予定を加えて概数で結構です。
▽コメント=300字(3本合計300字です)選んだ理由、漏れた公演、そのほか今年の特徴や新しい流れなどコメント内容は自由です。
▽名前(原則として本名)、肩書き、サイト=個人ブログがあればサイト名とURL
▽締め切り:12月25日(土)
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F/T10の劇評コンペ 優秀賞は3人

 フェスティバル/トーキョー(F/T10)主催の劇評コンペ 優秀賞が12月14日、発表された。
 受賞したのは3人(3作品)で、
▽マレビトの会「HIROSHIMA-HAPCHEON:二つの都市をめぐる展覧会アーカイブ」(松田正隆・演出)を取り上げた江口正登さんの『なぜ彼/女らが行うのは報告ではなくその表象なのか――「晒される」ものとしての俳優達』、
▽ポストドラマ演劇作品で知られるスイスの演出家クリストフ・マルターラーらの『巨大なるブッツバッハ村―ある永続のコロニー』を論じた百田知弘さんの『ブッツバッハ村、あるいは現代のポチョムキン村』、
▽森川泰彦さんの『虚穴と反転 ―飴屋法水『わたしのすがた』評』 。

 受賞者の3人は、次回フェスティバル/ トーキョー11(2011年9月-11月)の全演目に招待される。審査委員の全体講評文も掲載予定だが、15日現在まだ公表されていない。
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第3回小田島雄志・翻訳戯曲賞が決まる

 優れた戯曲翻訳者に与えられる第3回小田島雄志・翻訳戯曲賞が12月14日(火)公表され、平川大作訳「モジョ・ミキボー」(オーウェン・マカファーティ作)と、小川絵梨子訳「今は亡きヘンリー・モス」(サム・シェパード作)が受賞した。
 同賞は海外戯曲の翻訳や演劇評論で知られる小田島さん自身が2008年から毎年、優れた若手、新人の翻訳戯曲・翻訳者を選考。10年間をめどに設けた。賞金は10万円。贈呈式と祝賀会は2011年1月17日、東京・池袋のあうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)で開かれる。
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新人戯曲賞に平塚直隆さんと 鹿目由紀さん

劇作家協会新人戯曲賞チラシ 日本劇作家協会主催の第16回 劇作家協会新人戯曲賞の公開審査会が12月12日(日)、東京都杉並区の座・高円寺で開かれ、平塚直隆さんの「トラックメロウ 」と 鹿目由紀(かのめ ゆき)さんの「ここまでがユートピア」の2作品が受賞した。賞金は各25万円。1996年から続いている同賞で、同時受賞は初めて。

 平塚さんの「トラックメロウ 」は、バスツアーの一行が事故で立ち往生。女性運転のトラックが通りかかってから物語が急展開していく話。添乗員、運転手、客らの軽妙な遣り取りが不条理な笑いを起こすなどと評価された。 鹿目さんの「ここまでがユートピア」は、国のユートピア建国政策の下、ある島に送り込まれた若者たちが半径75センチの「王国」を作って暮らす話。鋭い着想と、身体性とスピード感を兼ね備えたセリフを評価する見解が多かった。
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