第3回小田島雄志・翻訳戯曲賞が決まる

 優れた戯曲翻訳者に与えられる第3回小田島雄志・翻訳戯曲賞が12月14日(火)公表され、平川大作訳「モジョ・ミキボー」(オーウェン・マカファーティ作)と、小川絵梨子訳「今は亡きヘンリー・モス」(サム・シェパード作)が受賞した。
 同賞は海外戯曲の翻訳や演劇評論で知られる小田島さん自身が2008年から毎年、優れた若手、新人の翻訳戯曲・翻訳者を選考。10年間をめどに設けた。賞金は10万円。贈呈式と祝賀会は2011年1月17日、東京・池袋のあうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)で開かれる。

 平川大作さんは翻訳家、大手前大学メディア・芸術学部準教授(現代英米演劇、映画学)。「モジョ・ミキボー」は2010年5月4日-30日、東京・下北沢の OFF・OFFシアターで開かれた。演出は鵜山仁さん。
 小川 絵梨子さんはニューヨークの演劇学校アクターズスタジオ(Actors Studio Drama School )で演出を学び、在学中に旗揚げした劇団「woken’glacier」などで活動。「今は亡きヘンリー・モス」は2010年8月22日-29日、東京・赤坂のレッドシアターで上演。小川さんが演出した。

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