クロスレビュー挑戦編6月公演決まる

 クロスレビュー挑戦編6月公演は選考の結果、ガレキの太鼓第5回公演「いないいない」(6月3日-12日、アトリエ春風舎)と、ミミトメ第2回公演「マゴビキあるいは他人の靴の履き方」(6月24日-25日、新宿・SPACE雑遊)となりました。今回の応募は7団体でした。公演情報はそれぞれの劇団Webサイトをご覧ください。

 また7月公演団体の応募受付中です。締め切りは6月15日(水)。旗揚げ間もない劇団、これまでの活動が評価されていないと感じているグループ、短期間の公演で周知/宣伝が広がりにくいカンパニーなどの積極的な応募を歓迎します。詳細は次のページをご覧ください。>> クロスレビュー挑戦編応募要項

ブルーノプロデュース「ひとがた流し」公演のレビュー募集

 まだよく知られていない劇団や演劇ユニット、ダンスカンパニーなどに「周知と評価の場」を提供する「クロスレビュー・挑戦編」の次回は、ブルーノプロデュース「ひとがた流し」公演(4月22日-25日、新宿・タイニイアリス)です。北村薫原作をどのように舞台化するか注目です。ブルーノプロデュース主宰の橋本清さんは東京デスロックの演出部所属。ワンダーランドは当公演のレビューを募集します。締めきりは4月26日(火)。公演を見た方はどなたでも応募できます。
 5月公演は締め切り、現在審査中。4月20日(水)に発表します。
 いま6月公演の応募を受付中です。締め切りは5月15日(日)。
 この企画は劇団、演劇関係者からの参加を広く募り、毎月1-2回、複数のレビューを星(★印)付きでワンダーランドに掲載します。旗揚げ間もない劇団、これまでの活動が評価されていないと感じているグループ、短期間の公演で周知/宣伝が広がりにくいカンパニーなどの積極的な応募を歓迎します。詳細は次のページ参照。
クロスレビュー応募要項>>

F/T11公募プログラム国内参加7団体決まる

 フェスティバル/トーキョー2011(F/T11)の公募プログラムに参加する国内7団体が4月4日、F/T11事務局から発表された。参加団体はF/T公募プログラム期間中(2011年10月17日-11月8日を予定)、アジア地域から参加する5組程度の団体とともに都内会場で作品を上演する。
 参加が決まった7団体(日本国内)は次の通り(50音順)。
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演劇セミナー追加募集について

 4月半ばから始まるワンダーランド主催の演劇セミナー「クロストーク150分 最前線の演劇知」(全5回)の申し込みは一括申し込み枠、各回枠ともに定員(計50人)に達し、23日に応募を締め切りました。今後予約のキャンセル状況などをみて、4月初めに各回枠のみ、若干名の追加募集を実施します。応募期間は4月1日-4日。抽選結果は6日までにお知らせします。詳細は3月末にこのサイトに掲載します。ご注意ください。
ワンダーランドセミナー係 info@wonderlands.jp

震災で考えることできること

 北嶋孝(ワンダーランド代表)

 東日本大震災が3月11日に起きてから1週間あまりが経ちました。死者行方不明が2万人に近づいています。それでもまだ被災、被害の全貌が見えていません。東京電力の福島第一原発も依然として危機レベルにあります。
 小劇場関係者にももちろん影響が出ています。その一端でも伝えたいと願ってワンダーランドは3月13日から小劇場を中心とした「演劇震災関連情報」ページを立ち上げ、安否情報を含む関係者の状況を刻々掲載してきました。
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「初日レビュー」を中止しました

 3月の初日レビューは3月16日に青山円形劇場で開演したカンパニーデラシネラ「あらかじめ」を取り上げる予定でしたが、計画停電に伴う交通の途絶などを考慮して中止しました。この公演については劇評として取り上げる予定です。ご期待ください。
 初日レビューは言うまでもありませんが、必ず初日公演を見ることで成立します。つまり特定の日時、会場に、限られた評者が集まることを前提にした企画です。それだけに、鉄道の運休など不確定要素の多い状況では、あらかじめお願いした評者の出席が難しくなります。それに加えて帰途の安全も確保されなければなりません。残念ながら今回は見送らざるを得ないと判断しました。4月以降も今後の状況をみて続行できるかどうか検討します。(ワンダーランド代表・北嶋孝)

日本の演劇人に扉を開く エレン・スチュワートさんをしのんで

 河原その子

 日本の現代演劇をいち早くアメリカ演劇界へ紹介し、世界の実験演劇の母と呼ばれた、ニューヨークのラ・ママ実験劇場の創立者であり、芸術監督であったエレン・スチュワートが、今年1月13日、91歳で亡くなった。その日、ニューヨークの演劇界は深い悲しみに包まれ、「母」エレンの死に深い哀悼の意を示した。
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若手演出家コンクール最優秀賞は金哲義さん(劇団MAY)

 日本演出者協会主催の若手演出家コンクール2010の最終公開審査会が3月6日、東京・下北沢の「劇」小劇場で開かれ、劇団MAY(奈良県)の金哲義さんが最優秀賞に選ばれた。賞金は50万円。来年の受賞記念公演も支援を受ける。金さんは、優秀賞4作品を見た人が選ぶ観客賞も同時受賞した。審査の詳細は後日、同協会webサイトに公表予定という。
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範宙遊泳公演始まる クロスレビュー募集中!

「労働です。」公演チラシ クロスレビュー挑戦編第2回で取り上げることになった範宙遊泳「労働です。」公演が3月2日(水)から横浜・STスポットで始まりました。9日(水)までの11公演。見た人は誰でも応募できます。締め切りは3月10日(木)。採用分に薄謝を進呈します。詳細は応募要項をご覧ください。
 以下、会場で配布しているビラを紹介します。
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岸田國士戯曲賞は松井周「自慢の息子」

 第55回岸田國士戯曲賞(白水社主催)の選考会が2月28日、東京・神田錦町の學士會館で開かれ、松井周『自慢の息子』が受賞作と決まりました。正賞は時計、副賞は20万円。授賞式は4月18日午後6時から東京神楽坂・日本出版クラブ会館で開かれます。
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