◎自然への親和力喪う芸術作品に 果てしない世界を覗く無垢な感覚を
今年の維新派公演は昨年メキシコ・グアナファトで開催された「セルバンティーノフェスティバル」にて初演後、ブラジル・サントスのセスキ劇場でも上演された中南米ツアー作品を上演(梅田芸術劇場)した。
小劇場レビューマガジン
◎自然への親和力喪う芸術作品に 果てしない世界を覗く無垢な感覚を 今年の維新派公演は昨年メキシコ・グアナファトで開催された「セルバンティーノフェスティバル」にて初演後、ブラジル・サントスのセスキ劇場でも上演された中南米 … “維新派「ナツノトビラ」” の続きを読む
◎自然への親和力喪う芸術作品に 果てしない世界を覗く無垢な感覚を
今年の維新派公演は昨年メキシコ・グアナファトで開催された「セルバンティーノフェスティバル」にて初演後、ブラジル・サントスのセスキ劇場でも上演された中南米ツアー作品を上演(梅田芸術劇場)した。
◎ダルダル感いっぱいのファンタジー 不条理と情熱の高校異次元世界 青柳舞(共立女子大大学院) 「田中君は鶏を殺したのか!?」―なんと心躍る誘い文句ではないか。別に血を見て喜ぶ趣味や動物虐待に喜びを感じる変態さん、では … “劇団神馬「12人の怒れる学校へ行こう!」” の続きを読む
◎ダルダル感いっぱいのファンタジー 不条理と情熱の高校異次元世界
青柳舞(共立女子大大学院)
「田中君は鶏を殺したのか!?」―なんと心躍る誘い文句ではないか。別に血を見て喜ぶ趣味や動物虐待に喜びを感じる変態さん、ではないのであしからず。高校を舞台に「恋愛、部活、いじめ、バカ、青春、陪審員!」というサブタイトルは、完全私ハートにメッガヒット。田中君が鶏を殺したのか気になって、足は自然とタイニイアリスへ向かった。
週刊マガジン・ワンダーランドを創刊しました。水曜日発行です。毎号1-2本の劇評、報告、インタビューなどを掲載します。掲載した原稿は配信後、順次、webサイトwonderland に再掲する予定です。再掲を待たずにいち早 … “週刊マガジン・ワンダーランド創刊” の続きを読む
週刊マガジン・ワンダーランドを創刊しました。水曜日発行です。毎号1-2本の劇評、報告、インタビューなどを掲載します。掲載した原稿は配信後、順次、webサイトwonderland に再掲する予定です。再掲を待たずにいち早く読みたい、再掲されない記事も読みたいという方は、登録・解除ページから手続きしてください。
8月1日でwonderlandは2周年を迎えました。これからも気楽にお付き合いください。 お気付きと思いますが、サイトを模様替えしました。大枠はそのままですが、色はグリーンからブルー系に変わり、少しクールな感じになっ … “2周年で模様替え” の続きを読む
8月1日でwonderlandは2周年を迎えました。これからも気楽にお付き合いください。
お気付きと思いますが、サイトを模様替えしました。大枠はそのままですが、色はグリーンからブルー系に変わり、少しクールな感じになったのではないでしょうか。夏向きですね。デザイン担当の相川さんには急な仕様変更などをふくめてご協力ご尽力をいただきました。ありがとうございました。
昨年「劇団相殺」主宰者の1人として新宿タイニイアリスで公演を開いた飯田ゆかりさんが、連休中の5月3日-4日、同じアリスで単独ユニット「ドロップD」で、連作コント「これからこいつと×××」公演を開きました。この間何度か寄 … “ドロップD 「これからこいつと×××」” の続きを読む
昨年「劇団相殺」主宰者の1人として新宿タイニイアリスで公演を開いた飯田ゆかりさんが、連休中の5月3日-4日、同じアリスで単独ユニット「ドロップD」で、連作コント「これからこいつと×××」公演を開きました。この間何度か寄稿していただいている小畑明日香さんからレビューが届きました。先に西村博子さんがアップしたレビューと併せてご一読ください。
◎現在と昭和(?)が交錯する“大人の童話” スタントマン事務所「ドタンバ」の若き星である二風谷(にぶや)。幼少時から二風谷とは仲ふかく、自衛隊員として赴任しているムサンナ州から帰国する七々雄(ななお)。七々雄の姉でパー … “劇団唐組「鉛の兵隊」” の続きを読む
◎現在と昭和(?)が交錯する“大人の童話”
スタントマン事務所「ドタンバ」の若き星である二風谷(にぶや)。幼少時から二風谷とは仲ふかく、自衛隊員として赴任しているムサンナ州から帰国する七々雄(ななお)。七々雄の姉でパーラー<マリー・ゴールド>の華である冴(さえ)。弟思いの冴が、二風谷に七々雄の身代わり(スタント)を依頼し、なんとかその期待に応えようとする二風谷・・・というのが、複雑なストーリーのおおまかな導入部です。
◎卑屈で不謹慎な人々の、上質な愛の物語 劇団、本谷有希子。 言わずもがな、ではあるが今現在、小劇場界で最も注目を集めている劇団の一つである。