演劇・ダンス・音楽などの舞台芸術を内外の劇場の制作者、フェスティバル・ディレクターらに紹介する東京芸術見本市(TPAM=ティーパム)が3月5日から8日まで東京国際フォーラムと東京・丸ビルホールで開かれます。この催しは今年で11回目。主目的は関係者向けの出会いと作品の売買の場ですが、「ヴィジュアル・プレゼンテーション」や併設事業の「インターナショナル・ショーケース」のプログラムは選ばれた舞台作品のハイライトが映像やライブで集中的にみられるため、一般の参加者(ビジター)の関心も高いようです。一般の入場は4日間通しパス(4,000円)と1日パス(2,000円)。TPAMフリンジやランチミーティングなどの有料プログラムは別料金。詳しい日程などはTPAMのwebサイトをご覧ください。
東京芸術見本市(TPAM)が3月5日開幕
演劇・ダンス・音楽などの舞台芸術を内外の劇場の制作者、フェスティバル・ディレクターらに紹介する東京芸術見本市(TPAM=ティーパム)が3月5日から8日まで東京国際フォーラムと東京・丸ビルホールで開かれます。この催しは今 … “東京芸術見本市(TPAM)が3月5日開幕” の続きを読む

今回の流山児★事務所公演は佐藤信の1970年の戯曲『浮世混浴鼠小僧次郎吉』である。演出は流山児★事務所五度目のゲスト演出となる天野天街。社団法人日本劇団協議会の「次世代を担う演劇人育成公演」枠の公演でもあり、事務所のアトリエSpace早稲田開場10周年記念公演第二弾にも当たる。流山児祥によれば、Space早稲田は、この戯曲が初演された「アングラ」発祥の地・六本木アンダーグラウンドシアター自由劇場の当時の空間に「そっくり」なのだそうだ。
若手演出家コンクール2006(日本演出者協会主催)の最終審査が2月27日から3月5日まで東京・下北沢の「劇」小劇場で開かれます。
●「上演」への評価
2001年に初演されて以来、再演を重ねてきた三条会の「ひかりごけ」の公演を下北沢、ザ・スズナリで見る(2007年1月19日)。三条会の独創的な舞台についての高い評価はこれまで何度も目にしていたが、私が三条会公演を観たのは今回がはじめてである。
たとえば、「野田版鼠小僧」の歌舞伎座に建て込まれた江戸八百八町の巨大な町並みが、突然動き回り出す興奮。たとえば、「透明人間の蒸気」の十数人の役者が、奥行き50メートルの新国立劇場の舞台を、全速力で客席に向かって走り込んでくる興奮。でっかいものを、ただ回すだけで面白い。だだっ広いところを全力疾走するだけで面白い。いつだって「彼」がつくるのは、メッセージがあふれた舞台。それもメッセージが言葉だけじゃなく、動く空間、動く役者によって観客に届けられる芝居。でも、2006年12月14日に僕が見た、「彼」の新作舞台「ロープ」は、ただ面白いものを見たいと思う、無知な観客の無邪気な期待を裏切る、言葉という名のメッセージにあふれた舞台だった。