双対天使「赤い、赤い、赤い靴」

  少女カーレン(上ノ空はなび)が何とも言えない、飾り気なしの可愛いらしさだった。レースの縁飾りのある黒いドレス、その短いスカートからにゅっと突き出た白いふっくらした両足が、後ろに前に右に左に、赤い靴に引っ張られて、めち … “双対天使「赤い、赤い、赤い靴」” の続きを読む

  少女カーレン(上ノ空はなび)が何とも言えない、飾り気なしの可愛いらしさだった。レースの縁飾りのある黒いドレス、その短いスカートからにゅっと突き出た白いふっくらした両足が、後ろに前に右に左に、赤い靴に引っ張られて、めちゃ踊りする。もっと見ていたかった。もっと踊って欲しかった。

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劇団タコあし電源×デジタルハリウッド大学院大学プロデュース公演「面接の人達2006」

 劇団タコあし電源×デジタルハリウッド大学院大学プロデュース公演「面接の人達2006」公演が1月28日(金)-2月7日、東京の中野・劇場MOMOで開かれました。就職活動中の大学生、青木理恵さんから身につまされるレポートを … “劇団タコあし電源×デジタルハリウッド大学院大学プロデュース公演「面接の人達2006」” の続きを読む

 劇団タコあし電源×デジタルハリウッド大学院大学プロデュース公演「面接の人達2006」公演が1月28日(金)-2月7日、東京の中野・劇場MOMOで開かれました。就職活動中の大学生、青木理恵さんから身につまされるレポートをいただきました。以下、全文です。

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人形劇団プーク「かちかち山」「金壺親父恋達引」

 人形劇団プークの本拠地を通りががりに眺めたことがある。新宿南口から徒歩5分ぐらいだろうか。甲州街道から少し代々木寄りに入った絶好の場所だった。 3日夜、その専用劇場ではなく、こまばアゴラ劇場で初めてプークのステージを体 … “人形劇団プーク「かちかち山」「金壺親父恋達引」” の続きを読む

 人形劇団プークの本拠地を通りががりに眺めたことがある。新宿南口から徒歩5分ぐらいだろうか。甲州街道から少し代々木寄りに入った絶好の場所だった。 3日夜、その専用劇場ではなく、こまばアゴラ劇場で初めてプークのステージを体験した。おもしろかった。客席で無防備に、ころころ笑ってしまった。

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人形劇団プーク 『金壺親父恋達引・カチカチ山』

 1929年に創立され、昨年75周年を迎えた人形劇団プークは現代人形劇専門の劇団である。普段は子どものための人形劇を中心に国内外を問わぬ活動を展開しており、さらにはテレビ、映画にもその幅を広げ、社会的評価も高い。また年に … “人形劇団プーク 『金壺親父恋達引・カチカチ山』” の続きを読む

 1929年に創立され、昨年75周年を迎えた人形劇団プークは現代人形劇専門の劇団である。普段は子どものための人形劇を中心に国内外を問わぬ活動を展開しており、さらにはテレビ、映画にもその幅を広げ、社会的評価も高い。また年に一回、新宿にある本拠地「プーク人形劇場」で「おとなのための」人形劇を上演している。人形劇は子どものものであるという一般のイメージを払拭せむとする劇団の提言を今回より深め広げるべく、「おとなの人形劇」と銘打ってこまばアゴラ劇場冬のサミットに参加したその演目は、井上ひさし『金壺親父恋達引』、太宰治『カチカチ山』の二本。人形劇は文楽を除けば子供の時分に見たきり雀の我が身ながら、確固たる様式がみせる多彩な表現に驚かされ笑わされ、非常に心楽めた。

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ストアハウスカンパニー「Remains」

東京・江古田を本拠としてているストアハウスカンパニーの「Remains」公演が04年11月に開かれました(11月17日-23日)。ストアハウスカンパニーは既存の枠組みにこだわらず、現代演劇の新しい形式を模索し、海外公演に … “ストアハウスカンパニー「Remains」” の続きを読む

東京・江古田を本拠としてているストアハウスカンパニーの「Remains」公演が04年11月に開かれました(11月17日-23日)。ストアハウスカンパニーは既存の枠組みにこだわらず、現代演劇の新しい形式を模索し、海外公演にも積極的に取り組んでいる演劇集団です。2ヵ月余り前でやや日時が経っていますが、先に「女囚さちこ」のレビューを寄稿していただいた葛西李奈さんがこの公演を正面から取り上げました。以下、全文です。

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地点 『雌鳥の中のナイフ』(続)

 地点 『雌鳥の中のナイフ』公演に関して先に、いくつかのレビューを紹介しました。その後、新しいサイトが分かりましたので追加します。「大岡淳の反資本主義日記」と「デジログからあなろぐ」です。いずれも三浦演出を高く評価してい … “地点 『雌鳥の中のナイフ』(続)” の続きを読む

 地点 『雌鳥の中のナイフ』公演に関して先に、いくつかのレビューを紹介しました。その後、新しいサイトが分かりましたので追加します。「大岡淳の反資本主義日記」と「デジログからあなろぐ」です。いずれも三浦演出を高く評価しています。20日付の紹介ページも併せてご覧ください。

「私が選ぶ10の舞台」

 「中西理の大阪日記」が「2004年の演劇ベストアクト- 私が選ぶ10の舞台」を掲載しています。チェルフィッチュ「三月の5日間」「労苦の終わり」、クロムモリブデン「なかよしshow」「ユカイ号」、維新派「キートン」が上位 … “「私が選ぶ10の舞台」” の続きを読む

 「中西理の大阪日記」が「2004年の演劇ベストアクト- 私が選ぶ10の舞台」を掲載しています。チェルフィッチュ「三月の5日間」「労苦の終わり」、クロムモリブデン「なかよしshow」「ユカイ号」、維新派「キートン」が上位3劇団でした。特に「チェルフィッチュ」の可能性に期待しています。中西さんは早くからこのユニットに注目し、「ハイパーリアルな口語劇」の実現として高く評価していました。

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ピンズ・ログ公演「サラミの会」

 「映研サークルの部室を舞台に現役部員とOB達、これから自分達は何をしてくんだろう、という時期を丁寧に描いた一本」「人物が何故そこに止まり、何故気持ちが動くかなどの感情に無理がないのが凄いのです。例えば本筋とは何の関係も … “ピンズ・ログ公演「サラミの会」” の続きを読む

 「映研サークルの部室を舞台に現役部員とOB達、これから自分達は何をしてくんだろう、という時期を丁寧に描いた一本」「人物が何故そこに止まり、何故気持ちが動くかなどの感情に無理がないのが凄いのです。例えば本筋とは何の関係もないけど初対面の現役とOBがキットカットの受渡し一つで距離がぐっと近くなるとか。巧いなぁ」
 おそらく年間200本以上の芝居を見ている(はず)の「休むに似たり。」さんが「巧い」というのですから、ホントに巧いのだと思います。「ピンズ・ログ」の「サラミの会」公演(1月21日-24日、中野ウエストエンドスタジオ)。

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小鳥クロックワーク「わが町」

 「fringe」サイトを主宰する荻野達也さんが小鳥クロックワークの公演『わが町』について長めのレビューを載せています。 「西氏の演出作品を観るのは、04年の劇団山の手事情社EXTRA企画『作、アレクサンドル・プーシキン … “小鳥クロックワーク「わが町」” の続きを読む

 「fringe」サイトを主宰する荻野達也さんが小鳥クロックワークの公演『わが町』について長めのレビューを載せています。

「西氏の演出作品を観るのは、04年の劇団山の手事情社EXTRA企画『作、アレクサンドル・プーシキン』に続いて2本目。スタイリッシュだった山の手公演同様、台詞の大胆な抑揚と繰り返し、カットバックが目立ちます」と指摘した上で、(ソーントン・ワイルダーの)「名作『わが町』なのだから、テーマ性や構成が見事なのは当たり前ですが、その感動を何倍にもする演出上のたくらみがこの上演にはありました」と具体的にいくつかのシーンを挙げて説明しています。

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ラーメンズ「アリス」

 お笑いコンビのラーメンズ第15回公演『アリス が東京・下北沢の本多劇場で開かれています』(1月18-30日)。  「某日観劇録」サイトは「お笑い自体を舞台で観るのが初です。ラーメンズはテレビで1、2回観たことがあるくら … “ラーメンズ「アリス」” の続きを読む

 お笑いコンビのラーメンズ第15回公演『アリス が東京・下北沢の本多劇場で開かれています』(1月18-30日)。
 「某日観劇録」サイトは「お笑い自体を舞台で観るのが初です。ラーメンズはテレビで1、2回観たことがあるくらいでしたけど、去年「ガマザリ」で片桐仁を観ていたので、まるっきり外れることもないだろう、という程度の期待でした。結果は、きっちり笑わされてしまいました。ひょっとしてこの2人は天才なのかもしれない」と認識を新たにしています。
 「悪態日記」サイトは「舞台そのものは、予想していたものとはまったく違っていました。(中略)才気走った内容になるものとばかり思い込んでたら、フタを開けてびっくり、もう、単なるバカコントの連続でやんの!! 本当にバカバカしくって、笑いっぱなしでぐったりした」と降参状態です。
 「演劇定点カメラ」サイトの「ねこ」さんによると、ラーメンズは「クールでシュール、ばか忘れずの演劇なコントユニット」だそうです。
 多摩美大卒の漫画家(小林賢太郎)と彫刻家(片桐仁)のコンビは、「バナナマン」や「おぎやはぎ」らとともに取り上げられているようですが、新しい笑いをうみだしている(いく)のでしょうか。
 東京公演のあと、5月まで全国公演の予定だそうです。