劇団犯罪友の会「手の紙」

 野外劇場公演を軸足に据えて30年。大阪を拠点に活動する劇団犯罪友の会の久しぶりの東京公演「手の紙」が新宿・タイニイアリスで開かれました(5月27日-30日)。破防法が適用された戦後最初にして唯一のクーデター未遂事件「三 … “劇団犯罪友の会「手の紙」” の続きを読む

 野外劇場公演を軸足に据えて30年。大阪を拠点に活動する劇団犯罪友の会の久しぶりの東京公演「手の紙」が新宿・タイニイアリスで開かれました(5月27日-30日)。破防法が適用された戦後最初にして唯一のクーデター未遂事件「三無(さんゆう)事件」を題材に取りながら、戦争と平和、ロマンとリアリズムの狭間に純愛物語を小劇場で成立させようとする舞台でした。
 「ワニ狩り連絡帳」サイトは「正直言って、いったいどんなハチャメチャな舞台を見せてくれるのだろうか?などという期待があったのは確かなのだけれども、想像していたよりもずっとストレートな、直球勝負の舞台だった。とにかく、観終っての印象では、まずは戯曲としての完成度が高い」と述べています。

“劇団犯罪友の会「手の紙」” の続きを読む

strange GARDEN「マイン’05」

 strange GARDEN Ver.7.0「マイン’05」公演が東京・目白のアイピット目白で開かれました(5月26日-30日)。意欲的にレビューを書き続ける「おはしょり稽古」サイトの「あめぇば」さんがこの … “strange GARDEN「マイン’05」” の続きを読む

 strange GARDEN Ver.7.0「マイン’05」公演が東京・目白のアイピット目白で開かれました(5月26日-30日)。意欲的にレビューを書き続ける「おはしょり稽古」サイトの「あめぇば」さんがこの舞台を取り上げています(「伝えたいから人は創る」)。よく知られた劇団や話題のステージに大方の目は集中しがちですが、こういう芝居をきちんと記録する意味は決して小さくないと思います。

“strange GARDEN「マイン’05」” の続きを読む

メガトン・ロマンチッカー「モンスターとしての私」

 名古屋を拠点に活動している「メガトン・ロマンチッカー」の公演「モンスターとしての私」が5月25日から29日まで名古屋・東文化小劇場で開かれました。  「#10の観劇インプレス」サイトによると、「フランツ・カフカの『変身 … “メガトン・ロマンチッカー「モンスターとしての私」” の続きを読む

 名古屋を拠点に活動している「メガトン・ロマンチッカー」の公演「モンスターとしての私」が5月25日から29日まで名古屋・東文化小劇場で開かれました。
 「#10の観劇インプレス」サイトによると、「フランツ・カフカの『変身』、佐世保の小6児童殺害事件、神戸の酒鬼薔薇事件、これらをモチーフに、「少女/変身/孵化」をテーマとした舞台」。「観劇の日々」サイトのしおこんぶさんは「芝居ではあるが、嘘はどこにもなかった」と印象的なフレーズを残しています。

“メガトン・ロマンチッカー「モンスターとしての私」” の続きを読む

平田オリザ/金明和作「その河をこえて、五月」

 「日韓友情年2005」記念事業の一環として開かれた公演「その河をこえて、五月」は2002年サッカーワールドカップ共同開催の年に生まれ、日本では朝日舞台芸術賞グランプリに輝き、韓国・ソウル公演でも好評を博して権威ある演劇 … “平田オリザ/金明和作「その河をこえて、五月」” の続きを読む

 「日韓友情年2005」記念事業の一環として開かれた公演「その河をこえて、五月」は2002年サッカーワールドカップ共同開催の年に生まれ、日本では朝日舞台芸術賞グランプリに輝き、韓国・ソウル公演でも好評を博して権威ある演劇賞を獲得、日韓ダブル受賞となった作品の再演でした(5月12日-29日、新国立劇場小劇場)。作者は日本側が平田オリザ。韓国側は1997年の劇作家デビュー後、立て続けに演劇賞を受賞した劇作家金明和。演出は李炳焄と平田オリザが共同で当たったそうです。
 新国立劇場Webサイトによると「言葉の通じない状況で、なんとか意思疎通を図ろうとする人々の姿。日韓の歴史的関係、家族の絆、在日問題。そして、国家観、習慣の違い、民族を超えて共感できる人間のつながり……。“異国間コミュニケーション”をテーマに、ソウルの人々が集うという河原の風景を切り取り、出会いと別れを織り込んだ会話のなかから、“日韓の現在”の断片が静かに描かれ」ます。

“平田オリザ/金明和作「その河をこえて、五月」” の続きを読む

B級遊撃隊『破滅への二時間、又は私達は如何にして「博士の異常な愛情」を愛するようになったか』

 名古屋を拠点に活動しているB級遊撃隊の公演『破滅への二時間、又は私達は如何にして「博士の異常な愛情」を愛するようになったか』 が愛知県芸術劇場小ホールで開かれました(5月13日-15日)。タイトルはスタンリー・キューブ … “B級遊撃隊『破滅への二時間、又は私達は如何にして「博士の異常な愛情」を愛するようになったか』” の続きを読む

 名古屋を拠点に活動しているB級遊撃隊の公演『破滅への二時間、又は私達は如何にして「博士の異常な愛情」を愛するようになったか』 が愛知県芸術劇場小ホールで開かれました(5月13日-15日)。タイトルはスタンリー・キューブリック監督の映画「博士の異常な愛情又は私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」のもじりですが、劇団のWebサイトによると、映画の原作ピーター・ブライアントの「破滅への二時間」という米ソ冷戦時代の核戦争の騒動を描いた小説にインスパイアされ、舞台を現在の日本にしたB級遊撃隊のオリジナル作品だそうです。

“B級遊撃隊『破滅への二時間、又は私達は如何にして「博士の異常な愛情」を愛するようになったか』” の続きを読む

ポツドール「愛の渦」(続)

 遅くなって申し訳ないのですが、ポツドール「愛の渦」公演について、先の紹介に興味深いレビューを2つ追加します。

 遅くなって申し訳ないのですが、ポツドール「愛の渦」公演について、先の紹介に興味深いレビューを2つ追加します。

“ポツドール「愛の渦」(続)” の続きを読む

ポタライブ「吉祥寺『断』」

 街頭のパフォーマンスは以前から見受けられますが、単純に下手くそだったり観客を暴力的に操作する悪癖がついて回ったりして敬遠しがちでした。しかし岸井大輔さんが始めたポタライブは全く違うようです。「白鳥のめがね」サイトの柳澤 … “ポタライブ「吉祥寺『断』」” の続きを読む

 街頭のパフォーマンスは以前から見受けられますが、単純に下手くそだったり観客を暴力的に操作する悪癖がついて回ったりして敬遠しがちでした。しかし岸井大輔さんが始めたポタライブは全く違うようです。「白鳥のめがね」サイトの柳澤さんが、5月22日の「吉祥寺『断』」に「参加」したようすを書き記しています。

“ポタライブ「吉祥寺『断』」” の続きを読む

蜷川 幸雄演出/大竹しのぶ主演『メディア』

 東京・渋谷のシアターコクーンで、蜷川 幸雄演出/大竹しのぶ主演『メディア』が上演されています。5月6日-28日の長丁場。いよいよ終盤に差し掛かっていますが、演劇記者の山関英人さんから蜷川さんへのインタビューを踏まえた劇 … “蜷川 幸雄演出/大竹しのぶ主演『メディア』” の続きを読む

 東京・渋谷のシアターコクーンで、蜷川 幸雄演出/大竹しのぶ主演『メディア』が上演されています。5月6日-28日の長丁場。いよいよ終盤に差し掛かっていますが、演劇記者の山関英人さんから蜷川さんへのインタビューを踏まえた劇評が届きました。ご覧ください。

“蜷川 幸雄演出/大竹しのぶ主演『メディア』” の続きを読む

チェルフィッチュ岡田利規インタビュー(後編)

 今年の岸田國士戯曲賞を受賞したチェルフィッチュ主宰岡田利規さんのインタビュー(パート2)を掲載しました。パート2は横浜STスポットでのダンスとの出会い、「超口語」スタイルの芝居にも台本が欠かせない理由、そしてチェルフィ … “チェルフィッチュ岡田利規インタビュー(後編)” の続きを読む

 今年の岸田國士戯曲賞を受賞したチェルフィッチュ主宰岡田利規さんのインタビュー(パート2)を掲載しました。パート2は横浜STスポットでのダンスとの出会い、「超口語」スタイルの芝居にも台本が欠かせない理由、そしてチェルフィッチュの方法論を踏まえて古典劇を上演したい、などなどが展開されています。参考情報もできる限り盛り込みました。
 企画当事者が言うのもおかしなものですが、長尺インタビューで読みごたえ十分、しかもおもしろいと思います。聞き手は、早くからチェルフィッチュ演劇の可能性に着目していた柳澤望さんです。

少女単体「料理教室」

「ことこ・本と花びら大回転!」サイトのkotokoさんが「少女単体 シークレットライブ 料理教室」の詳細な報告を載せています(5月17日、西荻WENZスタジオ)。  じつはwonderlandにも、「少女単体」主宰苅谷文 … “少女単体「料理教室」” の続きを読む

ことこ・本と花びら大回転!」サイトのkotokoさんが「少女単体 シークレットライブ 料理教室」の詳細な報告を載せています(5月17日、西荻WENZスタジオ)。
 じつはwonderlandにも、「少女単体」主宰苅谷文さん名の招待メールが届きました。残念ながら当日は都合がつかなくて行けず。ネット上での評価、評判も極端に分かれているのに、詳しい状況が霧の中。どういうライブか知りたいと思っていたところでした。実際の状況は見る人によって違うかもしれませんが、結成から過去のライブの出来事やテレビのドキュメンタリー番組出演のあれこれ、そして今回のライブの実況などリアルです。

“少女単体「料理教室」” の続きを読む