太陽劇団「Le Dernier Caravanserial《最後のキャラヴァン宿》」

◎テクストと身体-日本の翻訳劇制作現場で考える  芦沢みどり ▽太陽劇団の最新作に即して  このところ学校でのいじめを苦にした小中学生の自殺が頻発して、教育委員会の対応やマスメディアの報道のあり方も含めて、社会の関心の的 … “太陽劇団「Le Dernier Caravanserial《最後のキャラヴァン宿》」” の続きを読む

◎テクストと身体-日本の翻訳劇制作現場で考える
 芦沢みどり

▽太陽劇団の最新作に即して
 このところ学校でのいじめを苦にした小中学生の自殺が頻発して、教育委員会の対応やマスメディアの報道のあり方も含めて、社会の関心の的になっています。最近の子どもには他者への想像力が欠けている、といった言説もメディアを通して聞こえてきます。昨今の日本が子どもに限らず想像力を欠いた社会であることは間違いないにしても、自他ともに人を尊重しなくてはいけないといった倫理観は、自他の概念が曖昧なまま思考停止のミーイズムに陥っているかに見えるこの国では、いくら学校が道徳教育に力を入れたところでそう簡単に育つものではなかろうに、と思うのですが。

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週刊マガジン・ワンダーランド第20号発行

 今週の週刊マガジン・ワンダーランド(第20号、13日発行)は、思いっきり離れているかに見える公演評3本を掲載しました。黒沢美香&ダンサーズ「ダンス☆ショー きみの踊りはダンスにしては重すぎる」、劇団犯罪友の会「かしげ傘 … “週刊マガジン・ワンダーランド第20号発行” の続きを読む

 今週の週刊マガジン・ワンダーランド(第20号、13日発行)は、思いっきり離れているかに見える公演評3本を掲載しました。黒沢美香&ダンサーズ「ダンス☆ショー きみの踊りはダンスにしては重すぎる」、劇団犯罪友の会「かしげ傘」、太陽劇団「Le Dernier Caravanserial《最後のキャラヴァン宿》」です。コンテンポラリーダンスの極北、いわゆるアングラ演劇の最良の文脈、政治社会が析出する問題と格闘する海外演劇の先端-。たまたま集まったこの3点から引いた補助線が交差するあたりに、「いま」の輪郭が浮かんでくるような気がします。「エジンバラ演劇祭2006-7」(最終回)は筆者の都合により次号掲載となりました。以下、目次です。

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東京国際芸術祭(TIF)がユース・サポート・スタッフ募集

 東京国際芸術祭(TIF)2007がユース・サポート・スタッフ募集を募集しています。  TIFは毎年2-3月に内外の舞台芸術作品を紹介する国際フェスティバルです。NPO法人アートネットワーク・ジャパン(ANJ)が主催し、 … “東京国際芸術祭(TIF)がユース・サポート・スタッフ募集” の続きを読む

 東京国際芸術祭(TIF)2007がユース・サポート・スタッフ募集を募集しています。
 TIFは毎年2-3月に内外の舞台芸術作品を紹介する国際フェスティバルです。NPO法人アートネットワーク・ジャパン(ANJ)が主催し、今年も2月1日から3月いっぱいの2か月、東京を中心に5個所の劇場で19演目の上演が予定されています。
 ユース・サポート・スタッフはTIF期間前後の約2か月、公演制作、広報など実践的に研修するそうです。内外の演劇に関心があり、舞台制作の経験を積みたいと考える人には格好の機会かもしれません。年齢は原則として25歳まで。海外公演担当組は語学能力が必要。応募締め切りは12月18日(月)。詳細は募集ページをご覧ください。

鈴木忠志演出「シラノ・ド・ベルジュラック」「イワーノフ/オイディプス」

鈴木忠志演出「シラノ・ド・ベルジュラック」「イワーノフ/オイディプス」
◎筒井康隆を読むように鈴木忠志を観よ
田口アヤコ(演劇ユニットCOLLOL主宰)

新国立劇場にての鈴木忠志氏演出の3作品連続上演。
16年ぶりの東京公演、ということで、
日本の演劇界をおおきくゆさぶる2006年の一大ニュース、だった
日本人演出家のなかで
これほど世界に認められ、愛された人はほかにはいない、
ケンブリッジ大学刊行の
「20世紀を主導した劇作家、演出家21人」というシリーズに
スタニスラフスキー、ブレヒト、ピーター・ブルックと並んで
アジア人から ただ一人選ばれているらしい。すげえ!!!

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週刊マガジン・ワンダーランド第19号 発行

 週刊マガジン・ワンダーランド第19号が発行されました。毎週水曜日発行です。  今週は、鈴木忠志演出「シラノ・ド・ベルジュラック」「イワーノフ/オイディプス」を取り上げました。独特のリズム感ある文章に身を浸してください。 … “週刊マガジン・ワンダーランド第19号 発行” の続きを読む

 週刊マガジン・ワンダーランド第19号が発行されました。毎週水曜日発行です。
 今週は、鈴木忠志演出「シラノ・ド・ベルジュラック」「イワーノフ/オイディプス」を取り上げました。独特のリズム感ある文章に身を浸してください。来週はおもしろくて尖った、たっぷり考量を必要とする原稿を届けられるはずです。ご期待ください。「エジンバラ演劇祭」最終回は筆者の都合で次号掲載となります。内容は以下の通りです。

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かながわ戯曲賞は下西啓正「廻罠(わたみ)」

 第6回かながわ戯曲賞(財団法人神奈川芸術文化財団・神奈川県主催)の公開審査が12月4日、横浜のSTスポットで開かれ、最優秀賞(賞金50万円)に「廻罠(わたみ)」(下西啓正・乞局)、佳作(同10万円)に「夜のアンプリファ … “かながわ戯曲賞は下西啓正「廻罠(わたみ)」” の続きを読む

 第6回かながわ戯曲賞(財団法人神奈川芸術文化財団・神奈川県主催)の公開審査が12月4日、横浜のSTスポットで開かれ、最優秀賞(賞金50万円)に「廻罠(わたみ)」(下西啓正・乞局)、佳作(同10万円)に「夜のアンプリファイア」(石維裕子)が選ばれました。最優秀作品はドラマリーディングの形で2007年に上演されます。

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仏団観音びらき「宗教演劇」

「宗教演劇」公演チラシ大阪の劇団「仏団観音開き」の東京公演(10月14日-15日、新宿タイニイアリス)は爆笑、興奮の渦だったようです。「仏団」はその後、横浜で開かれた「ぶたばん2006」(10月28日-29日)というライブイベントに劇団鹿殺し、毛皮族、宇宙レコードらと一緒に出演するなど知名度を上げています。遅れ遅れですが、アリス公演のレビューがいくつか載っているので紹介しましょう。

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エジンバラ演劇祭2006-6

◎重要な独自技術の獲得と蓄積 既存テクニックの戦略的排除と同時に  中西理(演劇コラムニスト)  DANSE BASEの特徴はコンテンポラリーダンスの拠点というわけではなくて、ダンス全体の拠点だということにもある。もちろ … “エジンバラ演劇祭2006-6” の続きを読む

◎重要な独自技術の獲得と蓄積 既存テクニックの戦略的排除と同時に
 中西理(演劇コラムニスト)

 DANSE BASEの特徴はコンテンポラリーダンスの拠点というわけではなくて、ダンス全体の拠点だということにもある。もちろん、英国系の現代ダンス作品を紹介するというのがこの施設の大きな役割ではあるのだけれど、民族舞踊的な要素の強い海外のカンパニーの作品やヒップホップ、あるいは本来の英国ダンスの中心であるバレエなども一緒に紹介されているのが面白いところだ。

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週刊マガジン・ワンダーランド第18号発行

 週刊マガジン・ワンダーランド第18号が11月29日に発行されました。  今週は劇評がそろいませんでした。中西理さんのエジンバラ演劇祭報告1本です。ぼくも取り掛かっていた連載とレビューをいずれも完成できず、段取りの悪さだ … “週刊マガジン・ワンダーランド第18号発行” の続きを読む

 週刊マガジン・ワンダーランド第18号が11月29日に発行されました。
 今週は劇評がそろいませんでした。中西理さんのエジンバラ演劇祭報告1本です。ぼくも取り掛かっていた連載とレビューをいずれも完成できず、段取りの悪さだけが目立つ結果となりました。本数が足りないのは初めての体験ですが、やはりへこみます。来週を楽しみにしてください。
 以下、目次です。

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