かながわ戯曲賞は下西啓正「廻罠(わたみ)」

 第6回かながわ戯曲賞(財団法人神奈川芸術文化財団・神奈川県主催)の公開審査が12月4日、横浜のSTスポットで開かれ、最優秀賞(賞金50万円)に「廻罠(わたみ)」(下西啓正・乞局)、佳作(同10万円)に「夜のアンプリファ … “かながわ戯曲賞は下西啓正「廻罠(わたみ)」” の続きを読む

 第6回かながわ戯曲賞(財団法人神奈川芸術文化財団・神奈川県主催)の公開審査が12月4日、横浜のSTスポットで開かれ、最優秀賞(賞金50万円)に「廻罠(わたみ)」(下西啓正・乞局)、佳作(同10万円)に「夜のアンプリファイア」(石維裕子)が選ばれました。最優秀作品はドラマリーディングの形で2007年に上演されます。

 下西さんは慶応大学法学部卒。劇団「乞局」局長(主宰)。『汚い月』で2004年、王子小劇場が主催する佐藤佐吉賞最優秀作品賞受賞、第11回劇作家協会新人戯曲優秀賞受賞。『耽餌(たぬび)』で2005年佐藤佐吉賞最優秀作品賞受賞、第5回かながわ戯曲賞佳作受賞。「後味の悪さ」を厭わない独特の作風で、今回の作品は地下で暮らす浮浪者の世界を確かな手法と構成で描いたことが評価されました。

【関連情報】
・財団法人神奈川芸術文化財団・第6回かながわ戯曲賞&ドラマリーディング
乞局webサイト
・下西啓正インタビュー(Back Stage

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