吾妻橋ダンスクロッシング Holly Night Special

 ダンス評論家の桜井圭介さんが企画・構成する「吾妻橋ダンスクロッシング Holly Night Special」(12月22日-23日、アサヒ・アートスクエア)は、今年9月に開かれた2005年バージョンと同じく「グルーヴ … “吾妻橋ダンスクロッシング Holly Night Special” の続きを読む

 ダンス評論家の桜井圭介さんが企画・構成する「吾妻橋ダンスクロッシング Holly Night Special」(12月22日-23日、アサヒ・アートスクエア)は、今年9月に開かれた2005年バージョンと同じく「グルーヴィな身体」をラインナップに取り上げ、当日券の入手が難しいほどの人気だったようです。ダンスのレビューは手こずることが多いのですが、今回は(というか今回も)見ていないので紹介しようにももどかしさが募ります。

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ポタライブ 吉祥寺編「泡」ほか

 この秋はポタライブが盛り上がったようです。新旧10作品を次々に公演し、ネット上のレビューも目につくようになりました。散歩が演劇として成立する方法を具体化したことが魅力だったのでしょうか。観客を(ときには強引に)巻き込む … “ポタライブ 吉祥寺編「泡」ほか” の続きを読む

 この秋はポタライブが盛り上がったようです。新旧10作品を次々に公演し、ネット上のレビューも目につくようになりました。散歩が演劇として成立する方法を具体化したことが魅力だったのでしょうか。観客を(ときには強引に)巻き込む街頭演劇ではなく、借景として場所を利用するだけでもなく、散歩という生活(風景)の流れに演劇を引き込む手法が興味を引いたのかもしれません。
 「オム来襲」サイトに、吉祥寺を舞台にした「泡」公演(10月3日-4日)の印象と考察が載っています。ライブの特徴が確かに切り取られていると思いました。

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ク・ナウカ / ク・ナウカで夢幻能な「オセロー」

 ク・ナウカの「オセロー」公演は、東京国立博物館の日本庭園に特設された屋外舞台で開かれました(11月1日-13日)。シェークスピアの原作を夢幻能に仕立てた碩学平川祐弘東大名誉教授の台本を採用し、話者(スピーカー)と動者( … “ク・ナウカ / ク・ナウカで夢幻能な「オセロー」” の続きを読む

 ク・ナウカの「オセロー」公演は、東京国立博物館の日本庭園に特設された屋外舞台で開かれました(11月1日-13日)。シェークスピアの原作を夢幻能に仕立てた碩学平川祐弘東大名誉教授の台本を採用し、話者(スピーカー)と動者(ムーバー)を分ける「2人1役」だけでなく、動者もせりふを話し、話者も動き出すという珍しい公演でした。

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シス・カンパニー「エドモンド」

 シス・カンパニー公演「エドモンド」公演が東京・青山円形劇場で開かれました(8月19日-9月13日)。取り上げたのは、米国の劇作家デヴィット・マメットの原作。演出は、いま脂の乗っている長塚圭史。小泉今日子やテレビ番組「ト … “シス・カンパニー「エドモンド」” の続きを読む

 シス・カンパニー公演「エドモンド」公演が東京・青山円形劇場で開かれました(8月19日-9月13日)。取り上げたのは、米国の劇作家デヴィット・マメットの原作。演出は、いま脂の乗っている長塚圭史。小泉今日子やテレビ番組「トリビアの泉」で人気の八嶋智人らも出演するので話題になりました。

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tpt「道成寺一幕」

 「没後35年、世界につながる三島」-。こんなキャッチコピーでtpt が三島由紀夫の「道成寺」を取り上げました。Webサイトには「ヨーロッパの都市で挑発的な演劇活動を続けている気鋭のドイツ人演出家が、三島由紀夫没後35年 … “tpt「道成寺一幕」” の続きを読む

 「没後35年、世界につながる三島」-。こんなキャッチコピーでtpt が三島由紀夫の「道成寺」を取り上げました。Webサイトには「ヨーロッパの都市で挑発的な演劇活動を続けている気鋭のドイツ人演出家が、三島由紀夫没後35年の2005年東京で“末世の意識をひそめた”この戯曲の変幻自在性を探る」と書かれています。その「気鋭のドイツ人」はトーマス・オリヴァー・ニ-ハウス。2003年、ボート・シュトラウスの「時間ト部屋」でtpt に初登場した演出家です。

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ヒンドゥー五千回「メキシコの犬」

 ヒンドゥー五千回第14回公演「メキシコの犬」が東京・下北沢のOFFOFFシアターで開かれました(8月18日-28日)。いつも遅れ遅れの紹介ですが、どんな芝居かと言われてもストーリーを明確に示すことがこの劇団のねらいでは … “ヒンドゥー五千回「メキシコの犬」” の続きを読む

 ヒンドゥー五千回第14回公演「メキシコの犬」が東京・下北沢のOFFOFFシアターで開かれました(8月18日-28日)。いつも遅れ遅れの紹介ですが、どんな芝居かと言われてもストーリーを明確に示すことがこの劇団のねらいではないようなので、まともに筋書きは追いにくいのではないでしょうか。

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劇団健康「トーキョーあたり」

 12年前に第14回公演を最後に解散した劇団が久方ぶりに第15回公演を開く-と聞けば、ナンでやーとなって当然ですが、ケラリーノ・サンドロヴィッチは小うるさいことが嫌いらしい。公演ページの冒頭に「注意(観に来ないでいい人リ … “劇団健康「トーキョーあたり」” の続きを読む

 12年前に第14回公演を最後に解散した劇団が久方ぶりに第15回公演を開く-と聞けば、ナンでやーとなって当然ですが、ケラリーノ・サンドロヴィッチは小うるさいことが嫌いらしい。公演ページの冒頭に「注意(観に来ないでいい人リスト)」を掲げ、最初に「12年振りに第15回公演をやることについて、異論がある者は観に来ないでよろしい」と言い切っています。以下「テーマとかなきゃやだとか、泣けなきゃやだとか、お話がわからないと具合が悪くなるそして具合が悪くなるのはやだとか、そんな文句を言う人はやだ。来ないでよろしい」などと続きます。ニヤリと笑って済ますのが流儀でしょうか。

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東京黙劇ユニットKANIKAMA 「collection vol.2」(続)

 「おはしょり稽古」のあめぇばさんが東京黙劇ユニットKANIKAMA 公演を「夏の空き地におじさんが二人」というタイトルで取り上げています。二人のマイムがチャップリンではなく、無声映画時代のディズニーを連想させるというポ … “東京黙劇ユニットKANIKAMA 「collection vol.2」(続)” の続きを読む

 「おはしょり稽古」のあめぇばさんが東京黙劇ユニットKANIKAMA 公演を「夏の空き地におじさんが二人」というタイトルで取り上げています。二人のマイムがチャップリンではなく、無声映画時代のディズニーを連想させるというポイントを押さえながら、日本的な「間」について次のように指摘しています。

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東京黙劇ユニットKANIKAMA 「collection vol.2」

 パントマイムを中心に活動する小島屋万助さんと本多愛也さんの2人が作るユニットKANIKAMA。カニカマボコが名前の由来らしいのですが、ぼくがみた最終日18日のステージはどうしてどうして、鍛えの入った技だけでなく、緩急を … “東京黙劇ユニットKANIKAMA 「collection vol.2」” の続きを読む

 パントマイムを中心に活動する小島屋万助さんと本多愛也さんの2人が作るユニットKANIKAMA。カニカマボコが名前の由来らしいのですが、ぼくがみた最終日18日のステージはどうしてどうして、鍛えの入った技だけでなく、緩急を効かせたソロマイムやボケとツッコミのコンビ芸に涙が出るほど笑ってしまいました。「デジログからあなろぐ」サイトの吉俊さんが的を射たレビューを掲載しています。ちょっと長めになりますが、次のように報告しています。

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ミュージカル「きかんしゃトーマスとなかまたち」

 旧知の飯塚数人さんから、子供向けミュージカル「きかんしゃトーマスとなかまたち」について書いたとのメールを受け取りました。関連サイトもあちこち見て回りましたので、一緒に紹介します。

 旧知の飯塚数人さんから、子供向けミュージカル「きかんしゃトーマスとなかまたち」について書いたとのメールを受け取りました。関連サイトもあちこち見て回りましたので、一緒に紹介します。

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