ついにフェスティバル/トーキョー10が開幕しました。猛暑から秋をすっとばしていきなり冬みたようだし、果たして乗り切れるのか不安です。このひと月は池袋に住みたいですね。(高橋楓)
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カテゴリー: た行
3人で語る「2010年11月はコレがお薦め!」
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★カトリヒデトシさんのお薦め
・劇団競泳水着「りんごりらっぱんつ」(サンモールスタジオ11月12日‐23日)
・イキウメ「図書館的人生Vol.3」(シアタートラム10月29日‐11月7日、HEP HALL11月16日~20日、アステールプラザ11月12日、西鉄ホール11月23日)
・渡辺源四郎商店×東京デスロックカンパニー「月と牛の耳」(11月19日‐23日アトリエ・グリーンパーク、12月3日‐5日富士見市民文化会館 キラリ☆ふじみ)
★鈴木励滋さんのお薦め
・dracom「事件母」(シアターグリーンBOX in BOX THEATER11月18日‐21日)F/T10
・岡崎藝術座「古いクーラー」(シアターグリーンBIG TREE THEATER11月19日‐28日)F/T10
・FUKAI PURODUCE羽衣「も字たち」(新宿ゴールデン街劇場11月9日‐25日)
★徳永京子さんのお薦め
・生活舞踏工作室「メモリー」(にしすがも創造舎11月26日‐28日)F/T10
・「DRAMATHOLOGY/ドラマソロジー」(東京芸術劇場11月26日-28日)F/T10
・マームとジプシー「ハロースクール、バイバイ」(シアターグリーンBASE THEATER 11月24日-28日)F/T10
青年団「砂と兵隊」
◎女優・村井まどかの微妙に歪む唇に、平成のロマンチック・アイロニーを見た
高橋 英之
兵士・西川 「いや、そりゃ、まあ、砂漠ですから」(閉じられた唇)
新婚・妻 「同じ砂漠じゃん」(開かれた唇)
家族・次女 「全部、砂漠じゃん」(微妙にゆがんだ唇)
うっかりしてた。日本がイラクに派兵をしたことなどすっかり忘れてしまっていた。いや、もちろん、うっかりなどという表現は不適切だろう。正確にいえば、「忘れていた」わけでもない。その単語を聞けば、「思い出す」ことなどさりげなくやってみせることはできたはずだった。2003年12月、専守防衛を憲法に刻み、世界10傑に入る軍事予算を持つ組織をあえて「自衛」隊と呼んでいたにもかかわらず、小泉劇場と呼ばれた当時の政治が一大決断をしたはずのイラク派兵。首相が「自衛隊の活動している地域は非戦闘地域」という冗談のような答弁をした翌年に発表された『砂と兵隊』が、そうした日本の時代的状況を背景にしていることは疑いもない。ところが、かくも重大とされたことが、記憶としては存在していても、問題意識としては淡くも消え去ろうとしていた。劇場の席に座って、当日パンフレットに目を通しながら、そのことに気づいてやや愕然とした。しかし、それは仕方のないことだ。なぜならば、自分は、派兵が決定された当時も、そしていま現在も、歴史の傍観者にすぎないからだ。いや、少なくともこれは自分だけではない。何よりも、舞台の上の登場人物たちがそうであった。
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【レクチャー三昧】芸術の秋(2010年10月)
10月末に開幕するフェスティバル/トーキョー10を目前に体力を温存しておきたいと思っても、どっこい今年の秋もレクチャーは既に豊作です。まあ涼しくなりましたし、何とかやりくりしてがんばりましょう(観る側も)。(高橋楓)
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3人で語る「2010年10月はコレがお薦め!」

★カトリヒデトシさんのお薦め
・Kermit Office Presents「て、に、を、は、がおかしい。」(Artist Space
千石空房10月8日‐10日)
・遊園地再生事業団「ジャパニーズ・スリーピング 世界でいちばん眠い場所」(座・高円寺10月15日‐24日)
★鈴木励滋さんのお薦め
・まことクラヴ「事情地域ヨコハマ」(象の鼻テラス10月13日‐16日)
・KENTARO!!「僕はまた今日も未完成の音楽で唄う」(こまばアゴラ劇場10月14日‐24日)
・身体地図/岩渕貞太「UNTITLED」(STスポット10月14日‐16日)
★徳永京子さんのお薦め
・あうるすぽっとプロデュース「長短調(または眺(なが)め身近(みぢか)め)」(あうるすぽっと9月30日‐10月3日)
・カンパニーデラシネラ「異邦人」(シアタートラム10月7日-13日)
・城山羊の会プロデュース「微笑の壁」(ザ・スズナリ10月22日-31日)
3人で語る「2010年9月はコレがお薦め!」

★カトリヒデトシさんのお薦め・KUNIO 07「文化祭」(こまばアゴラ劇場9月3日‐6日)
・ゲキバカ「ワイルドターキー」(東京芸術劇場9月23日‐26日)
・トリプル3演劇ワリカンネットワーク 南河内万歳一座「あらし」(すばるホール9月25日・26日)
★鈴木励滋さんのお薦め
・劇団山の手事情社「オイディプス王」「タイタス・アンドロニカス」(アサヒ・アートスクエア9月2日‐12日)
・「ZOKKYののぞき部屋演劇祭2010」(王子小劇場・裏9月10日‐20日)
・鳥公園「乳水」(日暮里d‐倉庫9月23日‐26日)
★徳永京子さんのお薦め
・さいたまゴールドシアター「聖地」(彩の国さいたま芸術劇場9月14日‐26日)
・ナイロン100℃ Side Session「亀の気配」(サンモールスタジオ9月15日-20日)
・M&Oplays+PPPPプロデュース「窓」(本多劇場9月16日-26日、シアター・ドラマシティ9月29日)
手塚夏子「私的解剖実験5-関わりの捏造」
◎振付家がつくり出したもの
都留由子
「カタルシス」という言葉がある。学生時代、習ったのによくわからなかったこの言葉の意味を、あ、これか、と思ったのは、ミュージカル『コーラスライン』を見たときだった。まぶしいステージのダンスナンバーを見終わって席を立ったとき、やっぱりダンスにはカタルシスがあるね、と後ろの席から声が聞こえた。ああ、この快感がカタルシスなんだ! 本当にそれが正しいのかどうか、実は今でもわからないのだが、しかし、筆者の中では、ダンスを見る快楽とカタルシスという言葉はこのとき結びついてしまった。生身の人間の身体が動く。シンプルなそのことの、ぐいと心をつかむこの力の強さはどうだろう。それ以来、筆者にとってダンサーや振付家は、カタルシスをもたらすという特別な力を持った、神様に祝福された人になった。
【レクチャー三昧】平和
毎年8月には、平和を考える催しや舞台が増えます。わたしは舞台作品を観てゆくうちに、平和や戦争や国家や暴力についてあれこれ考えるようになった口です。 以前友人に「かえでさんお勉強フェチ」と言われたことがあり笑ってしまっ … “【レクチャー三昧】平和” の続きを読む
毎年8月には、平和を考える催しや舞台が増えます。わたしは舞台作品を観てゆくうちに、平和や戦争や国家や暴力についてあれこれ考えるようになった口です。
以前友人に「かえでさんお勉強フェチ」と言われたことがあり笑ってしまったのですがそのとおり、勉強のためのお勉強で終わらないよう、自戒したいと思っています。
(高橋楓)
3人で語る「2010年8月はコレがお薦め!」
★カトリヒデトシさんのお薦め
・東京デスロック「2001-2010年宇宙の旅」(キラリ☆ふじみ 水の広場 特設野外ステージ8月4日‐8日)
・平田オリザ+石黒浩研究室(大阪大学)「ロボット版『森の奥』」(愛知芸術文化センター8月21日-24日)
・「墨東まち見世2010『墨田区在住アトレウス家 Part1』」(旧アトレウス家7月31日・8月1日)
★鈴木励滋さんのお薦め
・東野祥子ソロダンス「私はそそられる-Inside Woman」(世田谷美術館 くぬぎ広場7月31日-8月1日)
・金魚(鈴木ユキオ)「HEAR」(金沢21世紀美術館シアター21 8月21日・22日)
・セレノグラフィカ「グレナチュール-横濱番外地」(横浜美術館レクチャーホール8月7日)
★徳永京子さんのお薦め
・快快[faifai]×B-Floor「Spicy,Sour,and Sweet」(東京芸術劇場8月13日~15日)
・彩の国ファミリーシアター「音楽劇『ガラスの仮面-二人のヘレン-』」(彩の国さいたま芸術劇場8月11日‐27日)
・真心一座 身も心も「流れ姉妹 たつことかつこ 第一章再演」(TOKYO FMホール8月19日~28日)
ワンダーランド200号記念鼎談「2010年、超新星は小劇場を更新するか?」(後半)
徳永京子(演劇ジャーナリスト)× 藤原ちから(編集者)× 日夏ユタカ(ライター) (発言順)
■イケメンと可愛い女の子が小劇場を変える?
徳永 いきなり余談なんですけど、昔、ある演劇の本の帯に載っていた著者の顔写真にがっかりしたことがあって。もしそれが、表が三浦大輔で裏が多田淳之介だったら…(笑)。「演劇、いいかも?」って思った人は確実に増えるのにとその時は思いました。