小劇場もフェスティバルの季節

 暑い夏が訪れると、東京の小劇場もフェスティバルの季節を迎えます。劇場側が参加団体を選択、企画する場合は、演劇への見通しや新しい才能を掘り出すセンスが自ずから表れてきます。最近はディレクターを起用して独自のコンセプトや方 … “小劇場もフェスティバルの季節” の続きを読む

 暑い夏が訪れると、東京の小劇場もフェスティバルの季節を迎えます。劇場側が参加団体を選択、企画する場合は、演劇への見通しや新しい才能を掘り出すセンスが自ずから表れてきます。最近はディレクターを起用して独自のコンセプトや方向を打ち出すケースも増えてきました。ラインナップを追いながら、そういうフェスティバルの特徴を見比べるのもおもしろいのではないでしょうか。

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SPAC芸術総監督に宮城聡さん 記者会見で抱負

 静岡県舞台芸術センター(SPAC)芸術総監督の交代が本決まりとなり、13日に同県庁で開かれた記者会見で発表されました。1995年のSPAC創設以来芸術総監督を務めてきた鈴木忠志さんが今年度末に退き、来年度からク・ナウカ … “SPAC芸術総監督に宮城聡さん 記者会見で抱負” の続きを読む

 静岡県舞台芸術センター(SPAC)芸術総監督の交代が本決まりとなり、13日に同県庁で開かれた記者会見で発表されました。1995年のSPAC創設以来芸術総監督を務めてきた鈴木忠志さんが今年度末に退き、来年度からク・ナウカ シアターカンパニー代表の宮城聡さんに交代します。鈴木さんは顧問に就任する予定。

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一般公開の学習院大「演劇と躰」セミナー 鈴木忠志、野田秀樹らが登場

 学習院大学大学院人文科学研究科の2006年度身体表象文化学連続セミナー「演劇と躰」(第二期)が4月から始まっています。演劇評論で知られる同大の佐伯隆幸教授が企画責任者になっているだけあってテーマも講師も選りすぐり。鈴木 … “一般公開の学習院大「演劇と躰」セミナー 鈴木忠志、野田秀樹らが登場” の続きを読む

 学習院大学大学院人文科学研究科の2006年度身体表象文化学連続セミナー「演劇と躰」(第二期)が4月から始まっています。演劇評論で知られる同大の佐伯隆幸教授が企画責任者になっているだけあってテーマも講師も選りすぐり。鈴木忠志、野田秀樹、岡本章ら各氏が予定され、各回無料というのも公開セミナーの魅力になっています。
 6月22日(木)の第3回は午後6時から、尼々﨑彬・学習院女子大学教授の「ダンスの身体」。場所は学習院大学・西2号館501教室です。参加費無料・事前申し込み不要です。
 同セミナーのwebサイトによると、次のような日程が掲載されています。

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日本劇作家協会長に坂手洋二氏

 日本劇作家協会の新役員体制が5月28日に開かれた総会で正式承認され、新会長に坂手洋二、副会長に横内謙介、渡辺えり子、専務理事に平田オリザら各氏がきまりました。任期は2008年3月31日まで。だいぶ遅れましたが手短に掲載 … “日本劇作家協会長に坂手洋二氏” の続きを読む

 日本劇作家協会の新役員体制が5月28日に開かれた総会で正式承認され、新会長に坂手洋二、副会長に横内謙介、渡辺えり子、専務理事に平田オリザら各氏がきまりました。任期は2008年3月31日まで。だいぶ遅れましたが手短に掲載します。

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若手演出家コンクール2006 募集中

日本演出者協会が主催する「若手演出家コンクール2006」が参加者を募集中です。応募資格は「自分を若手(新人)と考える演出家」というだけの伸びやかさ。最優秀演出家賞(1名)には賞金50万円と記念公演の機会が与えられます。
このサイトのニュースや報告は観劇者への情報提供を基本に考えていますが、このコンクールは最終審査が公開で、審査の過程に観客参加の方式が組み込まれているので取り上げました。

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TOKYOSCAPE・東京ワークショップ

 東京を拠点に活動する6劇団が今夏、京都で集中公演する「TOKYOSCAPE」フェスティバルが開かれますが、それに先だって参加劇団の方法論を知ってもらうための東京ワークショップが6月19日から9日間の日程で組まれています … “TOKYOSCAPE・東京ワークショップ” の続きを読む

 東京を拠点に活動する6劇団が今夏、京都で集中公演する「TOKYOSCAPE」フェスティバルが開かれますが、それに先だって参加劇団の方法論を知ってもらうための東京ワークショップが6月19日から9日間の日程で組まれています。参加劇団の演出家6人が講師となり、共通テキストとして京都在住の劇作家鈴江俊郎の岸田戯曲賞受賞作『髪をかきあげる』を取り上げます。各コースは1演出家3コマ(1コマ3時間30分×3)単位。各演出家の複数コースを選択できる仕組みです。定員は各コース14人。対象は「一般の方を拒みませんが、演劇志望向けのプログラム」になるそうです。東京ワークショップは昨年に続き2回目。最終日の「成果発表」は一般にも公開されます。

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「戯曲を考える」セミナーが参加者募集

神奈川県芸術文化財団主催の「戯曲を考える」セミナー(全2回)が参加者を募集しています。7月15日に開かれる第1回の講師は劇作家・演出家の宮沢章夫さん(遊園地再生事業団を主宰)、8月19日の第2回は劇作家の別役実さん(兵庫県立ピッコロ劇団の代表)。セミナーで戯曲の書き方や読み方、楽しみ方を探っていくそうです。

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「ムネモシュネの贈りもの」公演は予定通り

 ク・ナウカとインドネシアのテアトル・ガラシの合同公演「ムネモシュネの贈りもの」は予定通り6月11日から開かれます(-18日、東京・下北沢 ザ・スズナリ)。テアトル・ガラシはインドネシアのジャワ島中部地震で被害を受けたジ … “「ムネモシュネの贈りもの」公演は予定通り” の続きを読む

 ク・ナウカとインドネシアのテアトル・ガラシの合同公演「ムネモシュネの贈りもの」は予定通り6月11日から開かれます(-18日、東京・下北沢 ザ・スズナリ)。テアトル・ガラシはインドネシアのジャワ島中部地震で被害を受けたジョクジャカルタを拠点に活動していたので公演に影響が出るかもしれないともみられていました。

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シアターグリーン演劇祭「夏」のラインナップ決まる

 東京・池袋のシアターグリーン小劇場を舞台に開かれるシアターグリーン演劇祭vol.2「 2006 夏」の参加団体や日程が明らかになりました。参加8団体はA、Bのブロックに分かれ、7月7日から9月5日まで2か月間順次公演し … “シアターグリーン演劇祭「夏」のラインナップ決まる” の続きを読む

 東京・池袋のシアターグリーン小劇場を舞台に開かれるシアターグリーン演劇祭vol.2「 2006 夏」の参加団体や日程が明らかになりました。参加8団体はA、Bのブロックに分かれ、7月7日から9月5日まで2か月間順次公演します。劇場関係者のほか、通しチケットをご購入し、ブロック全ての公演をみた観客もアンケートを通じて「シアターグリーン大賞」の選定審査員に加わることが出来ます。

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文学座+青年団自主企画交流シリーズ始まる

 新劇の伝統を誇る文学座と、現代口語演劇の先導役として知られる青年団の2劇団による自主交流企画シリーズが10日から始まり、5月末まで計6公演が東京都内の3会場で開かれます。東京の劇場で配布されるチラシ(案内)によると、企 … “文学座+青年団自主企画交流シリーズ始まる” の続きを読む

 新劇の伝統を誇る文学座と、現代口語演劇の先導役として知られる青年団の2劇団による自主交流企画シリーズが10日から始まり、5月末まで計6公演が東京都内の3会場で開かれます。東京の劇場で配布されるチラシ(案内)によると、企画の狙いは両劇団の「若手育成」と「観客にそれぞれの劇団を知ってもらう機会をつくる」ことにあったそうです。
 シリーズ第1弾は、デビッド・ストーリー作「チェンジングルーム」です(こまばアゴラ劇場、5月10日-14日)。

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