#3.ストロベリークリームと火薬/空間と自由

東京国際芸術祭の公演、ヤスミン・ゴデール振付作品、『ストロベリークリームと火薬』を見てきた(最終日の公演)。邦題では省略されてしまっているが、英語での原題は、YASMEEN GODDER & The Blood … “#3.ストロベリークリームと火薬/空間と自由” の続きを読む

東京国際芸術祭の公演、ヤスミン・ゴデール振付作品、『ストロベリークリームと火薬』を見てきた(最終日の公演)。邦題では省略されてしまっているが、英語での原題は、YASMEEN GODDER & The Bloody Bench Players present: “STRAWBERRY CREAM & GUNPOWDER”となるそうだ。終演後のトークで、この The Bloody Bench Playersという言葉が重要な意味合いを帯びているものだったと知った。ベンチに座ったままで、プレイヤーとしてフィールドにたってプレイしているわけではない、Bench Players。その傍観者的性格は、イスラエルに関する報道写真をベースに創造されたこの舞台の性格を端的に語るものだったらしい。そのことを知って、自分が舞台を見ながら考えたことが全く的外れだったわけではないと思った。

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「ベラージオ」と「セックスハビッツ・オブ・アメリカンウィメン」 アメリカ現代戯曲&劇作家シリーズVol.1(下)

 東京芸術祭「アメリカ現代戯曲&劇作家シリーズVol.1 ドラマリーディング」リポートの後編は、「ベラージオ」と「セックスハビッツ・オブ・アメリカンウィメン」を取り上げました。またもや長々と書きましたが、お付き合いくださ … “「ベラージオ」と「セックスハビッツ・オブ・アメリカンウィメン」 アメリカ現代戯曲&劇作家シリーズVol.1(下)” の続きを読む

 東京芸術祭「アメリカ現代戯曲&劇作家シリーズVol.1 ドラマリーディング」リポートの後編は、「ベラージオ」と「セックスハビッツ・オブ・アメリカンウィメン」を取り上げました。またもや長々と書きましたが、お付き合いください。

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「メイヘム」と「アクト・ア・レディ」 アメリカ現代戯曲&劇作家シリーズVol.1 ドラマリーディング(上)

 これまで中東と東欧の舞台を精力的に紹介してきた東京国際芸術祭(TIF)が今年から、現代アメリカの作品を取り上げました。3年間継続のプログラムです。ヨーロッパやアジアのパフォーマンス・アートは日本でよくみられるようになり … “「メイヘム」と「アクト・ア・レディ」 アメリカ現代戯曲&劇作家シリーズVol.1 ドラマリーディング(上)” の続きを読む

 これまで中東と東欧の舞台を精力的に紹介してきた東京国際芸術祭(TIF)が今年から、現代アメリカの作品を取り上げました。3年間継続のプログラムです。ヨーロッパやアジアのパフォーマンス・アートは日本でよくみられるようになりましたが、演劇を通してアメリカの「いま」に接する機会は意外に多くありません。「アメリカ現代戯曲&劇作家シリーズ/ドラマリーディング」と題して、今年はとりあえず4作品が紹介されました。やっとというべきか、いよいよというべきか、時宜にかなったTIFらしい企画ではないでしょうか。リーディング形式での紹介ですが、いわゆる小劇場系の演出家も起用して、ひと味違った「上演」に仕立てる趣向だったようです。

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橋口幸絵さん(劇団千年王國)が最優秀賞 若手演出家コンクール2005

 若手演出家コンクール2005(日本演出者協会主催)の公開審査会が5日開かれ、最終審査(優秀賞)に残った4人の中から、「古事記-イザナギとイザナミ」を作・演出した橋口幸絵さん(劇団千年王國)が最優秀賞に選ばれました。賞金 … “橋口幸絵さん(劇団千年王國)が最優秀賞 若手演出家コンクール2005” の続きを読む

 若手演出家コンクール2005(日本演出者協会主催)の公開審査会が5日開かれ、最終審査(優秀賞)に残った4人の中から、「古事記-イザナギとイザナミ」を作・演出した橋口幸絵さん(劇団千年王國)が最優秀賞に選ばれました。賞金50万円。来年都内で受賞記念公演が開かれる予定です。全4作品をみた観客が投票する観客賞も橋口さんとなり、ダブル受賞でした。

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劇団八時半「完璧な冬の日」

 Wonderland はいまのところ東京中心になっていますが、各地の演劇活動も紹介したいと思っています。今回は大阪・京都・兵庫をフィールドにしているブログ「現在形の批評」主宰の藤原央登さんから、劇団八時半「完璧な冬の日 … “劇団八時半「完璧な冬の日」” の続きを読む

 Wonderland はいまのところ東京中心になっていますが、各地の演劇活動も紹介したいと思っています。今回は大阪・京都・兵庫をフィールドにしているブログ「現在形の批評」主宰の藤原央登さんから、劇団八時半「完璧な冬の日」の大阪・精華小劇場公演の劇評をいただきました。「家族」と「運動」を取り上げつつ、「劇団」や「演劇」のありように迫ります。藤原さんは「振り返る私の2005」にも参加して、関西演劇の1年をまとめています。ご一読ください。
 「完璧な冬の日」は東京公演(3月16日-19日、こまばアゴラ劇場)が予定されています。言うまでもありませんが、読んでからみるか、みてから読むか、これから観劇予定の方はご留意ください。以下、全文です。

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人形劇団プーク「現代版・イソップ『約束…』」

 あーあ、おもしろかった。おもしろすぎて、涙が出てくるほど笑い転げてしまいました。風刺の効いたストーリー、卓抜な人形造形、熟達の演技と演出-。こまばアゴラ劇場が主催する「冬のサミット2005」に、昨年に続いて登場した人形 … “人形劇団プーク「現代版・イソップ『約束…』」” の続きを読む

 あーあ、おもしろかった。おもしろすぎて、涙が出てくるほど笑い転げてしまいました。風刺の効いたストーリー、卓抜な人形造形、熟達の演技と演出-。こまばアゴラ劇場が主催する「冬のサミット2005」に、昨年に続いて登場した人形劇団プークは、内外の公演で鍛えた技法をさりげなく駆使して、楽しくも切ないお話を届けてくれました。この人形劇団を選んだプログラムもすばらしいのですが、その機縁を倍にしておつりが出るほどの舞台をみせたプークにはおそれいりました。恐るべし、人形劇団プーク。

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地点「Jericho」

ご無沙汰してしまいました。ようやく復活の兆しが見えてきました。たいへん遅くなりましたが今年もよろしくお願いいたします。 さて、やや旧聞になりましたが、先月、シアタートラムで「地点」第10回公演 松田正隆戯曲2本立て「Je … “地点「Jericho」” の続きを読む

ご無沙汰してしまいました。ようやく復活の兆しが見えてきました。たいへん遅くなりましたが今年もよろしくお願いいたします。

さて、やや旧聞になりましたが、先月、シアタートラムで「地点」第10回公演 松田正隆戯曲2本立て「Jericho/沈黙と光」が上演されました。「地点」は、青年団リンクとして昨年まで活動した後、独立して京都へ拠点を移し活動している劇団です。噂を耳にし、気になりながらも観る機会がなく、今回の東京公演が初見となりました。日本語のセリフやストーリーを破壊的に再構成する、という方法論を聞き及んでいたのですが、少なくとも今回の公演は、そのような特徴もありますが、むしろそれらは特徴(魅力?)の半分に過ぎず、戯曲の内容を抽象的、美的な空間に再構成する創造力に惹かれました。まずは最初に観た「Jericho」について書いてみました。

地点『Jericho』

燐光群「スタッフ・ハプンズ」

 燐光群「スタッフ・ハプンズ」公演は、イラク戦争を主導した米国を始め、英仏などの首脳らがどのような遣り取りを交わして開戦に至ったか、それぞれの演説テキストなどによりながら展開したポリティカル・フィクションだそうです。飛行 … “燐光群「スタッフ・ハプンズ」” の続きを読む

 燐光群「スタッフ・ハプンズ」公演は、イラク戦争を主導した米国を始め、英仏などの首脳らがどのような遣り取りを交わして開戦に至ったか、それぞれの演説テキストなどによりながら展開したポリティカル・フィクションだそうです。飛行機事故のボイスレコーダーから、クルーの息詰まる遣り取りを描いた「CRV」公演に続くドキュメンタリー演劇でしょうか。
 ネット上の書き込みを見る限り、評価がかなり分かれています。ぼくは未見ですが、いくつかのサイトをたどりながら問題の所在を考えてみたいと思います。

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ひげ太夫「南獣トウゲ」

初めて見るジャンルの芝居で、 芝居と言うより「物語仕立ての組体操」みたいな作品でした。 詳しくはこちら↓ おはしょり稽古

初めて見るジャンルの芝居で、
芝居と言うより「物語仕立ての組体操」みたいな作品でした。
詳しくはこちら↓

おはしょり稽古

三条会「アトリエ杮落とし公演 2005年日本近代らりぱっぱ4部作」、そして『メディア』へ

◎月に跨り千葉通い

三条会が千葉市にアトリエを構えたらしい。そんな噂を耳にしたのは2005年の春である。1997年の旗揚げ以来、国内外さまざまの場所で演劇をつくってきた三条会が、ついに本拠地を手に入れたという報せは我が家を乱れ飛び、心はその話題で持切りだった。4月の落成に至るまでの事情は、Wonderlandに掲載された関美能留のインタビューに詳しい。戯れに、昨年梨園を賑せた中村屋の「ボス」襲名の言祝ぎに倣うなら、「新しい三条会」の活動はここから発信されるわけで、すでに、『メディア』(静岡野外劇場「有度」、5月)、『ニセS高原から』(こまばアゴラ劇場、9月)が生れている。そのアトリエの杮落とし公演が、市民参加の狂言『新・千葉笑い』(千葉文化センターアートホール、12月8日)を間に挟みながら、霜月から師走に跨る毎週末に、週変りで上演された。

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