◎「嘘言うなー!」(ぜひ京都弁のイントネーションで)
都留由子
![「風の子50年史」と「遊びの中の演劇」(作・演出の関谷幸雄の著書)](http://www.wonderlands.jp/wp-content/uploads/kazenoko011-196x200.jpg)
もう一度見たい舞台を挙げるときりがない。孝夫・玉三郎の「桜姫東文章」、スウェーデンの劇団(名前を忘れてしまった)の「小さな紳士の話」、デンマークのボートシアター「フルーエン」、五期会の「そよそよ族の叛乱」、プロメテの「広島に原爆を落とす日」。どの作品も、いくつかの場面が鮮やかに目の前に浮かぶ。
が、ひとつ、具体的な場面はほとんど覚えていないのに、もう一度見たい作品がある。1980年に京都のどこかの小学校の体育館で見た、劇団風の子の作品「2+3」だ。
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