◎劇評を書くセミナーF/T編 第5回 課題劇評 その2
劇評を書くセミナーF/T編 第5回(最終回)は11月19日(土)午後、にしすがも創造舎で開かれました。取り上げた公演は2本。F/T主催公演の掉尾を飾ったジェローム・ベル 「ザ・ショー・マスト・ゴー・オン」と、ほぼ1ヵ月間、東京近隣だけでなく福島県内を会場にしたPort B 「Referendum – 国民投票プロジェクト」でした。早稲田大演劇博物館研究助手の堀切克洋さんを講師に迎えた当日のセミナーは、名前を隠して事前配布された劇評を読んで意見交換し、最後に筆者から感想を聴くというスタイルで進みました。属人的な要素をとりあえず外し、書かれた原稿だけを基に合評するのはちょっとスリリングでもありました。ここでは「ザ・ショー・マスト・ゴー・オン」を対象にした5本を掲載します。
【課題劇評】(到着順に掲載)
1.イヴはなぜ楽園を追放されたのか(山崎健太)
2.ポピュラー音楽の/による親しみやすさ(中山大輔)
3.なぜ舞台は続けられなければならないのか(クリハラユミエ)
4.ポップスターの悲劇(堀切克洋)
5.イエス、ヒズ・ショー・ゴーズ・オン(都留由子)
>> Port B 「Referendum – 国民投票プロジェクト」課題劇評ページ
【上演記録】
ジェローム・ベル 「ザ・ショー・マスト・ゴー・オン」(The Show Must Go On)
彩の国さいたま芸術劇場(2011年11月12日-13日)
上演時間 :90分
★11月12日終演後ポストパフォーマンストーク=ジェローム・ベル
▽キャスト/スタッフ
構成・演出 ジェローム・ベル
出演
東丸、足立智美、五十嵐萌、今井尋也、太田ゆかり、岡田智代、川村知也、佐々木香弥、篠田千明、篠村博昭、タケヤアケミ、田代絵麻、鄭 順栄、富田大介、直江早苗、長坂美智子、長谷川寧、林亮佑、藤沢紀子、藤田一樹、前澤香苗、ますだいっこう、松澤輝朝、マルタン・ジャン-フィリップ、山口恵理香、リー・アルド
演出助手 エド・ディク・ディナ、ネヴェス・エンリック
協力 東京・横浜日仏学院
後援 在日フランス大使館
主催 フェスティバル/トーキョー 彩の国さいたま芸術劇場(公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団)
初演 2001年、フランス・パリ Theatre de la Ville
▽使用楽曲
1.Tonight(West Side Story/Leonard Bernstein)
2.Let’s the Sunshine In(Hair/ Aquarius, 5th Dimension)
3.Come Together(The Beatles)
4.Let’s Dance(David Bowie)
5.I Like to Move It(Reel 2 Real )
6.Ballerina Girl(Lionel Richie)
7.Private Dancer(Tina Turner)
8.Macarena(恋のマレナ、ロス・デル・リオ)
9.Into My Arms(Nick Cave)
10.My Heart Will Go On(Celine Dion)
11.Yellow Submarine(The Beatles)
12.La Vie En Rose(バラ色の人生、Edith Piaf)
13.lmagine(John Lennon)
14.The Sound of Silence(Simon & Garfunkel)
15.Every Breath You Take(見つめていたい、The Police)
( ・iPod )
16.Killing Me Softly With His Song(Roberta Flack)
17.The Show Must Go On(Queen)