劇評を書くセミナー「舞台を読む、舞台を書く」(全8回) 講師プロフィール(詳細版)

宮沢章夫(みやざわ・あきお)

宮沢章夫1956年、静岡県生まれ。多摩美大中退。劇作家・演出家・作家。遊園地再生事業団主宰。
1980年代に竹中直人、いとうせいこうらと結成した「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」で作・演出を担当。1992年『ヒネミ』で岸田國士戯曲賞受賞。主な著書に『演劇は道具だ (よりみちパン!セ) 』『チェーホフの戦争』『東京大学「80年代地下文化論」講義』など。遊園地再生事業団の最新公演は「ニュータウン入口 または私はいかにして心配するのをやめニュータウンを愛し土地の購入を決めたか」(シアタートラム、2007年9月21日-30日)。

関美能留(せき・みのる)

関美能留1972年、埼玉県上尾市生まれ。千葉大学園芸学部中退。三条会主宰。演出家。2001年、第2回利賀演出家コンクールで最優秀演出家賞を受賞(武田泰淳作『ひかりごけ』)。2005年、第3回千葉市芸術文化新人賞受賞。内外の古典をはじめ、平田オリザ、前田司郎など現代の作品も上演。毎夏の野外公演で寺山修司、唐十郎らの作品を取り上げている。三島由紀夫作「近代能楽集 」(新潮文庫)の全作品連続アトリエ公演を予定。「邯鄲」「綾の鼓」(4月19日-25日)からスタート。

詩森ろば(しもり・ろば)

詩森ろば仙台市生まれ、盛岡市育ち。1993年、劇団風琴工房旗揚げ、主宰。以後すべての脚本と演出を担当。2003年劇作家協会新人戯曲賞優秀賞。TOKYOSCAPEフェスティバルディレクター。演劇の公共性を視野においた教育現場・公共ホールのワークショップに精力的に取り組む。最近作に「砂の階段」「紅の舞う丘」「hg」(ザ・スズナリ、2008年5月公演予定)など。

岡野宏文(おかの・ひろふみ)

岡野宏文1955年、横浜市生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒。白水社の演劇雑誌「新劇」編集長を経てフリーのライター&エディター。「ダ・ヴィンチ」「せりふの時代」「サファリ」「e2スカパーガイド」などの雑誌に書評・劇評を連載中。主な著書に「百年の誤読」「百年の誤読 海外文学編 」(豊崎由美と共著)「ストレッチ・発声・劇評篇 (高校生のための実践演劇講座)」(扇田昭彦らと共著)「高校生のための上演作品ガイド」など。

西村博子(にしむら・ひろこ)

西村博子NPO ARC(同時代演劇の研究と創造を結ぶアクティビティ)理事長。小劇場タイニイアリス代表取締役兼アリスフェスティバルのプロデューサー。大阪南船場にアリス零番舘-ISTも。日本近代演劇史研究会(日本演劇学会分科)代表。早稲田大学文学博士。著書に『実存への旅立ち―三好十郎のドラマトゥルギー』、『蚕娘の繊糸〈1〉日本近代劇のドラマトゥルギー』『蚕娘の繊糸〈2〉』。「20世紀の戯曲―日本近代戯曲の世界」」「20世紀の戯曲・II―現代戯曲の展開」」「20世紀の戯曲3 現代戯曲の変貌」(日本近代演劇史研究会編)など―とは、実は世を忍ぶ仮の姿。その実体は自称「美少年探検隊長」。

【総合進行】北嶋孝(きたじま・たかし)

北嶋孝ワンダーランド(小劇場演劇とダンスのレビューマガジン)発行人・編集長。共同通信文化部、経営企画室、インターネット企画室などを経て2004年独立。編集制作集団ノースアイランド舎代表。日本印刷技術協会客員研究員。演劇、音楽記事、論文を新聞、雑誌に多数寄稿。テレビのニュース情報番組にレギュラー出演も。東京メトロポリタンテレビ(MX)で小劇場コーナーの案内役を務める。

(2008.3.7)

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