うずめ劇場「夜壺」

 「福岡演劇の今」は観劇歴35年という薙野信喜(なぎの・のぶき)さんが運営する演劇サイトです。これから掲載されたレビューを出来る限り紹介しますが、福岡・九州の動きを知る有力サイトの一つだと思います。  このサイトで、北九 … “うずめ劇場「夜壺」” の続きを読む

 「福岡演劇の今」は観劇歴35年という薙野信喜(なぎの・のぶき)さんが運営する演劇サイトです。これから掲載されたレビューを出来る限り紹介しますが、福岡・九州の動きを知る有力サイトの一つだと思います。
 このサイトで、北九州を拠点に活動する うずめ劇場の「夜壺」公演(9月5日-12日)を取り上げています。原作は唐十郎。演出は2000年の第1回利賀演出家コンクール(舞台芸術財団主催)で最優秀演出家賞を受賞した旧東ドイツ出身のペーター・ゲスナー。かれはうずめ劇場の主宰者です。
 「唐十郎の戯曲は、作者以外の人が演出したほうがよくわかる。この舞台は唐のスタイルを徹底的に意識し、その背後に見える唐のスタイルに収斂する『途上にある』ものだった。(中略)いいことも悪いことも、その『途上にある』ことから来ている」と述べています。
 9月末にカイロ実験演劇国際フェスティバルに参加、11月初めに東京公演が予定されています。

投稿者: 北嶋孝

ワンダーランド代表