「休むに似たり。」サイトがPLAYMATE 「SWAP 2004」公演(10月5日-17日、新宿THEATER/TOPS)を取り上げ、珍しく長文を掲載しています。今回はメンバーの「近江谷と川上が出会うきっかけになった作品でもある『SWAP』(96年初演、97年再演)を完全リメイク」(PLAYMATEサイト)したバージョン。長くなったのは「『休むに似たり』(自転車キンクリート)をみるまで、あたしの中の芝居のベストはこれだった」というせいでしょうか。
「濃密だが、どこかあか抜けなかった印象の会話劇だった初演に比べると、役者も演出もよりスタイリッシュで見やすくなっているしパワーも感じるのだけど、さらりとしすぎている感も。もしかしたら変わったのは、見ているこちら側や社会かもしれませんが。オススメ」とまとめています。
「某日観劇録」も取り上げ、「『人を好きになるというのはどういうことなのか』というベタベタかつ永遠の謎を、笑い半分、真剣半分で進めていきます」「脚本は序盤のネタが後半の振りになっている構成が、近頃めったに観かけないくらい考えられています。ちょっと無理に掛けすぎな気もしますが、久しぶりにこういう構成の芝居を観られたのは嬉しい」などと述べています。出演者の演技や舞台美術と衣装についてもきちんと目配りしています。鋭いですね。