五反田団「いやむしろわすれて草」公演のレビューがあちこちに出ています。
「ハンサム部ブログ」は「今年一番おもしろかった。戯曲、良い。演出、的確。出演者、素敵。スタッフワークまとまりがある。ただ、やや玄人好みかも」と切り出し、「平田オリザ先生よりも、世界のとらえ方が好きだし、細かい技術にしてもそんなに負けてない」と推しています。
「こんなものを買った。-ムダ遣い日記-」サイトは「真摯であることと、自分のスタイルを持つことは同意だと思う。そして五反田団既にそのスタイルを確立していると思う」と述べています。
「休むに似たり。」も「わりとチープさが売りの五反田団、今回はどこか本気感漂います。チラシひとつとっても。いままでの五反田団と違う感じにとまどう指摘もありますが、作品を見れば納得、五反田団という枠の中では計り知れないぐらいの、傑作」と評価しています。
五反田団「いやむしろわすれて草」はオルコットの「若草物語」が原作。「X-ray」サイトは珍しく?前田版「若草」を共感込めて紹介しています。「内気で病弱、亡くなって、その暖かさ、優しさが、いかに大きなものであったかを、他の家族に知らしめるお役目のベスには、『それでも、おとなしすぎる。彼女の言い分は何処に?』という疑問を、抱かずにはいられなかった。それを、前田若草が、ベットからほとんど離れることができない三女の視点で、スッキリと解明してくれたように思える」。そのあと、せりふを紹介しながら、そのわけをつぶさに展開しています。
五反田団「いやむしろわすれて草」
今年一番おもしろかった。戯曲、良い。演出、的確。出演者、素敵。スタッフワークまとまりがある。ただ、やや玄人好みかも。
@アゴラ劇場 \1,500-