週刊マガジン・ワンダーランド第16号が15日、発行されました。今週は強力な原稿がそろいました。ベケット『エンドゲーム』(田中綾乃)と東京デスロック『再生』(高木登)の2本です。舞台の問いかけが、というより舞台のありようそのものが、筆者によってきちんと受け止められ、読み解かれています。書き手の情熱と希望が伝わってきました。取り上げた舞台をともに見ているのでなおさらそう感じるのでしょうか。先週末は風邪に悩まされて予定のほとんどをキャンセルしてしまいましたが、2本のレビューを読んで元気が出ました。週内にwebサイトに再掲載します。以下、目次です。
【目次】
◆ベケット「エンドゲーム」
「待つ」ことの希望と救済
田中綾乃
◆東京デスロック「再生」
身体によって発想された身体による物語
高木登
▼次号予告(第17号, 11月22日発行)
上品芸術演劇団「まじめにともだちをかんがえる会の短い歴史」(藤原央登)
「エジンバラ演劇祭2006-5」(中西理)ほか。
(以下、略)
週刊マガジン・ワンダーランドの購読は無料です。手続きは登録ページからお願いします。