埼玉県富士見市の公共劇場キラリ☆ふじみの拠点活動カンパニー(キラリンク☆カンパニー)と来年度の《キラリ☆ふじみで創る芝居》の演出家が発表されました。
キラリンク☆カンパニーに選ばれたのは、東京デスロック(多田淳之介主宰)、田上パル(田上豊主宰)、モモンガ・コンプレックス(白神ももこ主宰)の3団体。同劇場が公演施設および稽古場を無料で提供、広報活動を通して地域への周知をはかるという。
今年2月、次回作の演出家コンペをかねて『大恋愛』公演が開かれました。シェークスピアの「ロミオとジュリエット」を3つに分けて3人の演出家がリレー演出する公演でしたが、平成20年度《キラリ☆ふじみで創る芝居》の演出家はCMディレクターの富永まいさんになりました。来年初め、阿部和重の芥川賞受賞作『グランド・フィナーレ』の初の舞台化に挑むことになります。
富永さんは多摩美術大学で映画制作を学んだ後、CMディレクターとして活動。映画『ウール100%』(サンダンス・NHK国際映像作家賞受賞)の監督、アニメ作品の製作など多方面で活躍しています。
詳細はキラリ☆ふじみのWebサイトをご覧ください。
http://www.city.fujimi.saitama.jp/culture/