Shizuoka春の芸術祭2007が5月3日から開幕

宮城聡・新芸術総監督
宮城聡・新芸術総監督

「Shizuoka春の芸術祭2007」が5月3日から6月30日まで静岡芸術劇場や舞台芸術公園で開かれます。今年度は、フランス、イタリア、リトアニア、ロシア、中国、インドなどから10演目、国内からは金森穣が率いるダンスカンパニーNoism07の最新作「Play2Play-干渉する次元」などのほか、鈴木忠志・前芸術総監督が「別冊 別役実『AとBと一人の女』より」(5月3日、5日)などの2作が特別上演されます。

また無名十大劇団合同公演「マクベス」は若手劇団の俳優や演出家が参加してシェークスピア作品に挑む意欲的な舞台(5月4日-5日)。演出は、億土点(Power Doll Engine)。岡崎藝術座、花伝、第七劇場、チャリT企画、d’UOMO ex machina、Power Doll Engine、百景社、ひょっとこ乱舞などの劇団から出演。4月21日(土)に稽古見学とレクチャーも予定されています。

今年度から新たに就任した宮城聰芸術総監督の下で開かれる初めての芸術祭。毎公演終了後、宮城監督がその舞台の演出家や振付家らとトークを開催するなど意欲的です。

社会問題を積極的に語り合う「社会講座」は今回「教育は劇場にあり!」のタイトルを掲げ、「いまどきの10代は『問題』か」(宮台真司、香山リカ、宮城聡)「成熟社会における芸術の役割とは?」(鈴木忠志、別役実ら)などを予定しています。
日程、チケット情報など詳細は、静岡舞台芸術センター(SPAC)のWebサイトをご覧ください。

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