トヨタコレオグラフィーアワード「次代を担う振付家賞」に白井剛

 トヨタコレオグラフィーアワード2006の「ネクステージ」(最終審査会)が7月29日-30日の2日間、東京の世田谷パブリックシアターで開かれ、「次代を担う振付家賞」に白井剛さん( 「質量, slide , & . 」 振 … “トヨタコレオグラフィーアワード「次代を担う振付家賞」に白井剛” の続きを読む

 トヨタコレオグラフィーアワード2006の「ネクステージ」(最終審査会)が7月29日-30日の2日間、東京の世田谷パブリックシアターで開かれ、「次代を担う振付家賞」に白井剛さん( 「質量, slide , & . 」 振付、出演)が選ばれました。副賞200万円。観客が選ぶ「オーディエンス賞」は29日が康本 雅子さん、30日は遠田 誠さん(まことクラブ)の2人でした。

 白井剛さんは1976年長野県飯田市生まれ。千葉大学工学部工業意匠学科在学中より踊り始め、’96年~’00年ダンスカンパニー《伊藤キム+輝く未来》の作品に出演。’98年《Study of Liveworks 発条ト(ばねと)》を設立。’00年ダンス作品『Living Room ―砂の部屋―』で、バニョレ国際振付賞及びナショナル協議委員賞を同時受賞。ソロ活動では、’04年シアタートラム(東京)にて『質量, slide , & . 』を発表。また、’04・’05年Yuri NG(ユーリ・ン/香港)振付『悪魔の物語』、’05年伊藤キム振付『禁色』へ出演。2005年度舞踊批評家協会新人賞を受賞しています。

 事務局が発表した審査経過によると、29日と30日の両日、パフォーマンスの終了後に話し合いを持ち、30日の審査は「評価がかなり一致して白井さんが選出された」そうです。その理由は「自己を深く見つめ、臨場感と構成力のあるボキャブラリーを持った作品」とのことでした。

 トヨタコレオグラフィーアワードは2002年に始まり今年が5回目。今回は186件の応募があり、最終審査に8人が選ばれていました。
 これまでの「次代を担う振付家賞」受賞者は、砂連尾理+寺田みさこ、黒田育世、東野祥子、隅地 茉歩のみなさんです。

[関連情報]
・トヨタコレオグラフィーアワード2006 Nextage(最終審査)
 http://www.toyota.co.jp/jp/community_care/domestic/mecenat/tca/2006/04.html
・白井剛ソロダンス公演「質量, slide , & .

投稿者: 北嶋孝

ワンダーランド代表

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