公共施設を舞台芸術の拠点にする動きが最近見られますが、横浜にまたユニークな公設民営の文化施設が誕生します。横浜市野毛山の「急な坂スタジオ」。大小6つのスタジオを整備し最長2か月までの長期利用を可能にして利用者側の要望に応えます。
急な坂スタジオは、旧結婚式場。横浜市の方針を受けて、NPO法人アートネットワーク・ジャパンとNPO法人STスポット横浜が、作品創造に必要なインフラ(稽古場)機能を重視したプラットフォームとして共同で管理・運営することになりました。
また横浜を拠点に活躍する岡田利規(チェルフィッチュ)、中野成樹(中野成樹+フランケンズ)、矢内原美邦(Nibroll)の3人をレジデント・アーティストとして迎えます。
スタジオ内覧会は10月23日(月)から11月にかけて数回予定。23日はレジデント・アーティストの紹介とトーク、矢内原美邦率いるNibrollの特別公開リハーサルも開かれます。
11月4日はオープン記念シンポジウム「横浜、舞台芸術創造の新展望を探る」も開かれます。
内覧会とシンポジウムは入場無料ですが、予約が必要です。詳細は、急な坂スタジオか同webサイトまで。
【問い合わせ】
横浜アートプラットフォーム「急な坂スタジオ」
〒220-0032 横浜市西区老松町26-1 旧老松会館
Office : tel 045-250-5388 / fax 045-261-1300
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