身体表現批評誌「コルプス(Corps)」25日創刊

 舞踊、ダンス、バレエ、舞踏、パフォーマンスなどの身体表現を論じる批評誌「コルプス」(Corps)が1月25日に創刊されます。A5判96ページで季刊。定価500円。誌名はラテン語で「身体」の意味だそうです。  創刊号特集 … “身体表現批評誌「コルプス(Corps)」25日創刊” の続きを読む

 舞踊、ダンス、バレエ、舞踏、パフォーマンスなどの身体表現を論じる批評誌「コルプス」(Corps)が1月25日に創刊されます。A5判96ページで季刊。定価500円。誌名はラテン語で「身体」の意味だそうです。
 創刊号特集は、生誕100年を迎えた舞踏家「大野一雄」です。バレエ中心の雑誌はいくつも発売されていますが、コンテンポラリー・ダンスや舞踏など身体表現全体を視野に入れ、批評に絞った雑誌として貴重なメディアになりそうです。


 
 同誌は6人の編集委員による同人誌形式で発行します。編集人は舞踊評論家の志賀信夫さん。「1970年代はメルロー・ポンティら現象学の影響を受けて身体への関心が高まったが、ポスト・モダン時代は深く追求されなかった。しかし最近は結局、身体への関心が戻ってきた。30-40歳代の比較的若い世代の書き手にさまざまな形で参加してもらいたい」と述べています。

 創刊号は都内大手書店のほか、1月27日-28日に神奈川県立青少年センターで開かれる「大野一雄 百歳の年 ガラ公演『百花繚乱』」で販売される予定です。

目次は次の通りです。

★創刊特集:「大野一雄」」
「大野一雄インタビュー」立木あき子
「アヴィニヨンの大野一雄」長谷川六
「わたしのお父さん」大野慶人
「死体と踊る」上杉満代
「唯一、師と仰ぐ」金満里
「大野一雄の叔父さん」本永恵子
「大野一雄と江口・宮舞踊団」吉田・西田
「ラ・アルヘンチーナ論」志賀信夫
論考
「アルトーと分身」坂口勝彦
「トリシャ・ブラウン」竹重伸一
短評:30頁
 創刊予定 2007年1月25日
 体  裁 A5判、96頁、表紙1色、本文1色、1-3段組

★編集委員(五十音)(専門・所属。執筆媒体)
 坂口勝彦(科学哲学、舞台批評。Cut-In、シアターアーツ)
 志賀信夫(舞踊批評家協会。Cut-In、TH、DansArt等)
 竹重伸一(舞踊批評。テルプシコール通信)
 西田留美可(舞踊批評。DansArt、Cut-In、Danza等)
 宮田徹也(近代美術史。Dancework、Cut-In等)
 吉田悠樹彦(舞踊批評家協会。音楽舞踊新聞等)
★アトリエサードさんの好意で、書店流通決定
2号以降、執筆者募集中
問い合せ:shiga-nobuo☆jicp.co.jp (☆印に@を代入してください)
ミクシィ:http://mixi.jp/view_community.pl?id=1282055

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