次代の舞台表現を切り開く上演の担い手を発掘、サポートする京都芸術センター舞台芸術賞の審査会が9月23日に開かれ、舞台芸術集団dracomの代表の筒井潤さん(作・演出)が選ばれました。賞金50万円のほか、2008年度に首都圏での上演会場が提供されます。
http://www.tp-kac.com/KAC_TP_j_award.html
同賞は公募で集まった32人を対象に2006年10月末ノミネート選考会を開き、5人の演出家を選出。2007年8月20日-23日に京都芸術センターフリースペースで作品が上演されました。その5人は次の通りです。
桑折現・演出(京都) dots 『vibes』
筒井潤・演出(大阪) dracom 『もれうた』
笠井友仁・演出(大阪) hmp 『+dust』
鈴木ユキオ・演出(神奈川) 金魚『沈黙とはかりあえるほどに』(以上、上演順)
9月24日に授賞式と公開選評会も開かれました。選評は公開予定ですが10月1日現在、webサイトに掲載されていません。ノミネート作品の劇評を同時に募集。dracom 『もれうた』に関して3編、dots 『vibes』1編が同賞webサイトに掲載されています。
▽京都芸術センター舞台芸術賞 審査員
小崎哲哉[『REALTOKYO』/『ART iT』発行人兼編集長]
久野敦子[財団法人セゾン文化財団 プログラムディレクター]
松本雄吉[演出家・維新派主宰]
山田せつ子[ダンサー・コレオグラファー]
▽同ノミネート委員
金田明子[演劇ライター]
志賀玲子[舞台芸術プロデューサー]
福島史子[神戸アートビレッジセンター 演劇・ダンス担当]
松田正隆[劇作家・演出家]
森山直人[演劇批評家]