芸術選奨新人賞に前川知大さん(イキウメ)と中島諒人さん(鳥の劇場)

 その年に優れた業績を上げ、新生面を開いた人に贈られる第60回芸術選奨(平成21年度)の受賞者が12日、文化庁から発表されました。文部科学大臣賞に音楽家の坂本龍一さんや評論家の西部邁さんら19人、新人賞には作家の川上未映 … “芸術選奨新人賞に前川知大さん(イキウメ)と中島諒人さん(鳥の劇場)” の続きを読む

 その年に優れた業績を上げ、新生面を開いた人に贈られる第60回芸術選奨(平成21年度)の受賞者が12日、文化庁から発表されました。文部科学大臣賞に音楽家の坂本龍一さんや評論家の西部邁さんら19人、新人賞には作家の川上未映子さんら11人が選ばれたたことはすでに新聞やテレビで流れました。短い記事には名前が登場していませんでしたが、この中に小劇場関係者が含まれています。ここでピックアップしてみましょう。(編集部)

 芸術選奨文部科学大臣新人賞の演劇部門で前川知大さん(イキウメ)が選ばれました。5月の「関数ドミノ」、7月の「奇ッ怪-小泉八雲から聞いた話」で優れた成果を挙げたことが評価されました。

 同新人賞の芸術振興部門では、鳥取の鳥の劇場を拠点に活動している中島諒人さんが受賞しました。授賞理由として「演劇公演にとどまることなく、地域社会における劇場、演劇の役割を模索する果敢かつ戦略的な取り組みとして多大な成果をあげ、日本の芸術振興に新たな流れを生み出す期待を抱かせた」ことが挙げられています。

 同じく文学部門で受賞した川上未映子さんはベストセラーになった「ヘヴン」が評価されての受賞ですが、小劇場の舞台に出演していた女優でもありました。

 文部科学大臣賞の演劇部門受賞者にの中には鵜山仁さんがいます。新国立劇場芸術監督ですが、他の劇団の舞台演出も手がけてきた演出家。贈賞理由は「シェイクスピア作「ヘンリー六世」は「百年戦争」「敗北と混乱」「薔薇戦争」の三部作で(略)観客の視線を釘付けにし、時間の長さを感じさせなかった。演劇上演の難しい、新国立劇場・中劇場で成功した真の作品と云える」とされています。

 芸術振興部門で文部科学大臣賞を受賞した播磨靖夫さんは「エイブルアート」を提唱。「それぞれの表現の違いを個性として捉え,障害者の表現こそが,芸術活動の全体を多様化し,芸術運動として既存の規範を超えるものとして「エイブル・アート」を提唱した。これにより福祉の分野と芸術分野の双方に大きな果実をもたらした」と評価されました。

 そのほかの受賞者とその理由は文化庁のwebサイトに掲載されています。
平成21年度芸術選奨 受賞者及び贈賞理由


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