今月のお薦めイヴェントは、なんといっても「追悼ピナ・バウシュ」@ドイツ文化会館、および「ダムタイプ ヴィデオ上映会」@ICCシアターでしょう。ダムタイプの古橋悌二氏はもとより、ピナ・バウシュ氏も彼岸の人となりました。しかし、いたましくもその作品は、生き残っている我々に<希望>を与え続けてくれています。
(高橋楓)
▽追悼ピナ・バウシュ -DVD上映、トーク、写真展
2010年6月10日(木)15:00~19:30
ドイツ文化会館ホール
日独通訳付
無料、要申込
http://www.goethe.de/ins/jp/tok/ver/ja6057854v.htm
▽ダムタイプヴィデオ上映会
2010年5月22日~7月4日(日)、毎土日、各日3回
ICCシアター
無料、先着順、各回定員27名
http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2010/dumbtype/index_j.html
▽宇宙的感性と現代アート
2010年6月4日(金)16:30 ~ 18:00
早稲田大学戸山キャンパス
無料、予約不要。
講師は野村仁氏(現代美術作家)、小林信之氏(早稲田大学文学学術院教授)
http://www.fukugo-waseda.jp/archives/events/2010/0506-410.html
▽ドラマリーディングvol.0「ピンターを読む」
2010年6月4日(金)、5日(土)全3回
ステージ円
無料。
演劇集団円・無料リーディング公演。ハロルド・ピンターの初期から晩年までの5作品を一挙にリーディングで上演。
http://blog.livedoor.jp/engekisyudan_en/archives/1307517.html
▽バレエ―初期映画史再考のためのもう一つの挑戦
2010年6月5日(土)15:00 ~ 17:00
早稲田大学早稲田キャンパス6号館3階318室
無料、予約不要。
http://www.enpaku.jp/event/host/event20100605.html
▽IDTFアートコンファレンス: テーマ『倫理』=エチカについて
2010年6月6日(日)、6月10日(木)
シアターX
無料。
予定講師陣は以下の諸氏:
中村桂子(生命科学・生命誌研究館館長) 若松美黄(舞踊学 筑波大学名誉教授) ユーリ・グロムイコ(ロシア科学アカデミー会員) レオニード・アニシモフ(演出家) ロジャー・パルバース(東京工業大学教授・同大学世界文明センター長) ヤドヴィガ・ロドヴィッチ(ポーランド大使) 老象(北京・方家胡同46号劇場プロデューサー) 多和田葉子(作家) 鎌田東二(宗教学者・京都大学こころの未来研究所) 沼野充義(東京大学教授・ロシア文学) 安達紀子(エッセイスト・ロシア語翻訳) 本多義敬(回向院住職) 中本信幸(神奈川大学名誉教授・演劇評論家) 村田真一(上智大学教授・ロシア文学) 里見実(教育社会学・国学院大学名誉教授) A.カリャーギン(俳優) A.プラウディン(演出家) V.ニジェリスコイ(俳優、立教大学助教) イ・ジェサン(俳優・演出家) ポール・レイヤー(俳優・演出家) 上田美佐子(IDTF実行委員長) 山本健翔(演出家) (順不同・予定)
http://www.theaterx.jp/10/100606-100610i.php
▽連続講演会「文化外交再考 歴史的な形成過程と現在における課題」第二回「英国の文化外交政策」
2010年6月7日(月)19:00 ~ 21:00
早稲田大学26号館(大隈タワー)3階302会議室
日本語。通訳無。来聴歓迎。
無料、要申込。
http://www.enpaku.jp/event/
▽多言語網の中で小説を書く
2010年6月7日(月)19:00 ~ 20:30
東京工業大学大岡山キャンパス西9号館2Fディジタル多目的ホール
無料、予約不要。
講師は 多和田葉子氏。
http://www.cswc.jp/lecture/lecture.php?id=113
▽オリヴィエ・ピィ朗読および講演会:言葉への情熱
2010年6月7日(月)19:00 ~ 21:00
東京日仏学院エスパス・イマージュ
フランス語、同時通訳付。
無料。
http://www.institut.jp/ja/evenements/9759
▽映画と国民に関する一考察
2010年6月9日(水)18:00 ~ 19:30
早稲田大学国際会議場4階共同研究室
無料、予約不要。
映画における国民概念の形成あるいは解体がいかになされるかに注目しながら、映画というアリーナに働く「ナショナリズム」をどのように考えるべきかという視座について論じたい。」とのこと。
http://www.enpaku.jp/event/host/event20100609.html
▽聴く!話す!ともにアートする夕べ(有料)
2010年6月9日(水)19:00 ~ 21:00
北沢タウンホール
500円、要申込。
講師は保坂のぶと氏、坂手洋二氏(燐光群主宰)、伊藤真氏(伊藤塾塾長) 。
http://www.hosaka.gr.jp/information/20100609.html
▽現代社会の「保守」感覚-インターネットとサブカルチャーから見る若者の「政治」-
2010年6月11日(金)16:30 ~ 18:00
立教大学池袋キャンパス
無料、予約不要。
http://www.rikkyo.ac.jp/events/2010/06/7054/
▽バロック芸術の饗宴(有料)
2010年6月12日(土)10:00 ~ 18:30
日仏会館
1,000円。「バロック演劇と宮廷バレエ」講演、「フランス・バロック・オペラとバレエ」公演等、多角的にバロック芸術を紹介。
http://www.mfjtokyo.or.jp/index.php?option=com_eventlist&view=details&id=23%3Ale-festin-de-lart-baroque&Itemid=2&lang=ja
▽ダンスのマクロ分析―アジアの近代化をめぐって (有料)
2010年6月12日(土)15:00 ~ 18:00、6月26日 (土)15:00 ~ 18:00
森下スタジオ
各回1,000円、要申込。
講師は武藤大祐氏。
http://wwfes2010.exblog.jp/13460686/
▽「ジャズの前線を追う」佐藤允彦ジャズ・コンサートとトーク・ショー
2010年6月14日(月)19:00 ~ 20:30
東京工業大学大岡山キャンパス
無料。
講師は佐藤允彦氏、マイク・モラスキー 氏。
http://www.cswc.jp/lecture/lecture.php?id=114
▽文化政策の現状と将来-劇場を中心として(有料)
2010年6月16日(水)19:00 ~ 21:00
世田谷文化生活情報センター
1,500円、要申込。
世田谷パブリックシアター主催。
http://setagaya-pt.jp/workshop/2010/06/post_163.html
▽日本語と翻訳―シェイクスピア『マクベス』朗読と作品解説―
2010年6月17日(木)18:30 ~ 20:30
国立国会図書館 東京本館 新館 講堂
無料、要申込。
http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/macbeth_readings.html
▽ブレヒトにおける演劇と教育(全3回(有料)
2010年6月24日 (木)、7月1日(木)、7月8日(木)
世田谷文化生活情報センターセミナールーム
4,500円(全3回)、要申込。
講師は中島裕昭氏。
http://setagaya-pt.jp/workshop/2010/06/post_167.html
▽池袋コミカレ「新・岸田賞作家列伝」第5回 講師本谷有希子さん(有料)
2010年6月26日(土)19:00 ~ 20:30
池袋コミュニティ・カレッジ
一般2,940円
http://ikecomi.i-printnet.jp/html/201004/20100410/20100400595.htm
▽環のまわるが如く―江戸から明治における快楽の諸説と表象―
2010年6月29日(火)13:00 ~ 14:30
早稲田大学小野記念講堂
無料、予約不要。
講師はロバート・キャンベル氏(東京大学大学院総合文化研究科教授)。
http://waseda-events.jp/?y=2010&m=06
【レクチャー三昧】カレンダー版をご覧ください。月別一覧が載っています。
→ http://www.wonderlands.jp/info/lectures/