ふじのくに⇄せかい演劇祭2013

◎「黄金の馬車」(宮城聰演出)と「室内」(クロード・レジ演出)を世界初演

ふじのくに⇄せかい演劇祭2013チラシ

 「ふじのくに⇄せかい演劇祭2013」(6月1日-30日)のプレス発表会が3月28日東京で開かれ、今年のラインナップが紹介された。今年は7か国の8演目が上演される。
 主催するSPAC(静岡県舞台芸術センター)の宮城聰芸術総監督はジャン・ルノワール監督の映画に着想を得た新作「黄金の馬車」を演出する。また、今年90歳を迎えるフランスの大家クロード・レジが演出、SPAC団員が出演する「室内」が世界初演される。

 フラメンコ舞踏家小島章司はフェデリコ・ガルシア・ロルカにささげる「生と死のあわいを生きて」を発表する。また、中野成樹(中野成樹+フランケンズ)がベケットの「ゴドーを待ちながら」をモチーフにコミュニケーションの問題に迫る「Waiting for Something」を演出。さらに、1994年のルワンダ虐殺を煽ったラジオ局を舞台にしたドキュメンタリー演劇「Hate Radio」など世界各国から話題の作品を招致する。

 また今回は、入場無料の「ふじのくに野外芸術フェスタ」を同時開催。清水港ではフランスとベトナムから招かれる水上パフォーマンスと人形劇を上演する。

「ふじのくに⇄せかい演劇祭2013」から
「ふじのくに⇄せかい演劇祭2013」から2
【写真は、ふじのくに⇄せかい演劇祭2013プレス発表会から。宮城聰芸術総監督(上)と当日の登壇者(下)
撮影=ワンダーランド 禁無断転載】

 宮城芸術総監督は「最近の日本社会は『変わろう』という焦りが危険な空気を生んでいるように感じる。むしろ『変わらない』ということにもう一度着目し、その中で起きている激しい変化に目を向けるべきだ」と今回のコンセプトを語っていた。(編集部)

・SPACサイトの演劇祭速報ページ >>
・宮城聰演出「黄金の馬車」稽古見学会+ふじのくに⇄せかい演劇祭2013ラインナップ紹介イベント(4月20日)>>


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