かもねぎショット「ロシアと20人の女たち」

 かもねぎショットは1989年に「夢のあるうち今のうち」で旗上げしたはずですから、もう16年。いまも活躍している多田慶子さん、高見亮子さんのほか、木内里美さんの女優3人で結成されました。旗揚げ公演は見逃しましたが、その後 … “かもねぎショット「ロシアと20人の女たち」” の続きを読む

 かもねぎショットは1989年に「夢のあるうち今のうち」で旗上げしたはずですから、もう16年。いまも活躍している多田慶子さん、高見亮子さんのほか、木内里美さんの女優3人で結成されました。旗揚げ公演は見逃しましたが、その後の「婦人ジャンプ ~ああ、この人生の並木路」「東京の道をゆくと」「婦人ジャンプ2 ~健康を祝って~」など90-91年の作品を立て続けにみて、心躍るときめきを体験しました。あとは知る人ぞ知るの大活躍です。 最新公演「ロシアと20人の女たち」が東京・下北沢のザ・スズナリで開かれました(8月3日-10日)。


 しゃれたデザインのブログサイト「Club Silencio」は「旅行でやってきたと思しき女たちがなぜかロシアの大地をさまよい歩き、『知っているつもり』のロシアと『思い込み』のロシアを演じる」と述べ、さらに次のように報告しています。

ロシアに対する断片的な知識がパッチワークのようにつなぎ合わされて次々に演じられる。罪と罰、桜の園、三人姉妹、オネーギン。そしてエカテリーナ2世、アナスタシア皇女、レーニン、テレシコワ。果てはロシアの葬儀、暖炉、馬車。うろ覚えの知識の心許なさといかがわしさがプンプンしてとても楽しい。今春に上演した「ラプンツェルたち~うろ覚えの童話集~」とほぼ同一の手法で、作者の高見亮子さんはおいしい鉱脈を掘り当てたようだ。奇怪なダンスもいい。注目していた中川安奈さんはイメージを逆手に取った演出が効いて笠久美さんとの主従で見所が多い。演出も兼ねる高見さんはやはりただ者ではない。悪だくみの才能にも溢れている。

なるほど、なるほど。
しのぶの演劇レビュー」は「ウィットに富んだ大人の女性の気軽な娯楽作品」との印象を受けたようです。

結成メンバーだった木内里美さんの消息を訪ね回ったら、いま熊本を拠点にひとり芝居「ばあちゃん」シリーズに打ち込んでいて、昨年10月には九州のテレビ番組にも取り上げられたそうです。当時のファンとして、うれしい限りです。

[上演記録]
かもねぎショット「ロシアと20の人女たち」
下北沢 ザ・スズナリ(8月3日-10日)

作・演出 ●高見亮子
出演 ● 多田慶子 / 小山萌子 / 吉村恵美子 / 笠久美(PROJECT ジョカ) / 林知恵子 / 杉山明子 / 池田素子 (ダンサー) / 公門美佳 (ダンサー)
栗栖千尋 / 高見亮子
(以上2名かもねぎショット)
中川安奈

美術 ● 加藤ちか
照明 ● 中川隆一
音響 ● 藤田赤目
衣裳 ● 高橋 佳
舞台監督 ● 北村雅則
票件管理 ● 高橋衿子
チラシの絵 ● 永山裕子
宣伝美術 ● 西山昭彦
制作 ● かもねぎショット制作部
主催 ● かもねぎショット


投稿者: 北嶋孝

ワンダーランド代表

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